自己紹介

宮城県宮城郡松島町にある【ザ・ミュージアムMATSUSHIMA】というオルゴールの展示演奏をメインとした博物館です。

当館では19世紀から20世紀初頭に作られた自動演奏楽器を幅広く展示しています。

アール・ヌーヴォー時代の華やかな意匠と、当時の最新技術が奏でる演奏が楽しめ、訪れた人に忘れがたい体験を提供致します。

アンティークでありながらクラシック音楽だけでなく現代曲、アニメソングなど様々なジャンルの曲を演奏しています。

オルゴール館外観世界最大級のオルゴールベルベック世界最大級のオルゴールベルベック

オルゴール館について

1992年ベルギー王立博物館よりコレクションを譲り受け松島オルゴール館は誕生いたしました。

松島の観光施設として、修学旅行生や地元の観光客、県外からの団体客など、沢山の人に愛され長年の間こここ松島で営業してまいりました。

しかし2011年3月11日東日本大震災により被災し一度20年間の歴史に幕を閉じます。

その当時のHPにあげられたメッセージです。

「「松島オルゴール博物館」、「ベルギーオルゲールミュージアム」と20年にわたり 皆様に親しんでいただきました弊館ですが、 この度の3月11日の東日本大震災による被害が予想以上に大きく、 誠に残念ではありますが閉館せざるを得ないという結果となりました。

震災よりこれまでたくさんのお客様に励ましのメッセージや再開に向けての応援、 スタッフのご心配をいただいたことを思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
これまで弊館のオルゴールをこよなく愛してくださった皆様、これまでご来館いただいた皆様に、 改めて心より御礼申し上げます。
たくさんの笑顔を本当にありがとうございました。

最後になりますが、この度の震災において被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、 甚大な被害にあわれた地域の方々の一日も早い復興を心より願っております。」

津波がによる建物へのダメージ、なにより多数のオルゴールが損傷したことで営業継続が困難な状態になっていたのです。

津波が引いた後の当時の当館

その後時間はかかりましたが震災から5年をかけ皆さんの支援を受け被災した建物やオルゴールを直し、やっと復活したのが今の「ザ・ミュージアムMATSUSHIMA」です。

演奏動画も是非ご覧ください。


※ 友人が撮影してくれた動画を許可を取り載せています          

いまだ修復作業を続けながらの営業であったり、全てのオルゴールが救えたわけではありませんがご厚意に支えられ、コロナ禍を乗り切り5月6日まで約8年間営業して参りました。

しかし、コロナ禍による経済的なダメージの、電気代の値上がりに加え、円安による海外調達部品・オルゴール譜面の値上がりなどで様々な要因により、このままの形態では営業の継続が不可能と判断し残念ながら休館しております。しかし営業継続をあきらめたわけではありません。



このプロジェクトで実現したいこと

今後を見据えた施設の整理を行う事で、無理なく継続できる施設に変えます。

年季の入った設備ですので全照明のLED化など電気関係の見直しを行い、根本的な省電力化をすすめます。

加えて展示スペースのコンパクト化を行い、光熱費の削減を行います。

展示品はオルゴールに一本化し原点回帰いたします。

その分余所にかかっていた経費を施設の維持とオルゴールの維持メンテナンスに全て回します。

Cafeを展示スペースを整理した個所に移設し、現在のCafe部分はテナントに出し収益化を計ります。

裏の駐車場をコインパーキング化しこちらも収益化できるようにいたします。(利用者様は2時間無料で駐車いただけるように致します。)

見れるコンテンツが減りお客様方には少し残念な思いをさせてしまいますが、コレクションが少なくなってしまう分演奏や新譜作りに力を入れご満足頂けるように頑張りますのでご理解の程宜しくお願いたします。

 勿論ここまで改造するのには資金が必要です。

博物館という施設柄普段からあまり余力があるわけでもなく、恥ずかしながら現在の資金では実現が不可能です。

それでも何とか再開し、また来てくれるお客様に会いたい。その思いからこのプロジェクトを立ち上げさせて頂きました。

オルゴール館を今後も残し、再開するため皆様のお力をお貸しください。

 


プロジェクト立ち上げの背景

【このままオルゴール館を終わらせたくない】この一言に尽きます。

関わった人たちがお金をかけ手をかけ大切に残してきた、一番古い物では1860年~のオルゴールをここで無くすわけにはいきません。

オルゴールを直し調整するには技師さんが必要ですが、どれだけ腕利きの技師さんがいたとしても保有して維持する施設がなくなればオルゴールは残せません。

どちらもそろっていないと今後残していくのは難しいのです。

オルゴール館に限らず個人経営の博物館、美術館は一度閉館してしまうとその次の担い手がいないことも多いため、文化保存という面でも可能な限り残さなくてはなりません。

諦められない、オルゴールを二度とお客さんが見れない状況にはしたくない、何とか今のうちに再度オープンさせなければいけない。

1番は私の気持ち。すごくオルゴールが好き!8年も付き合うと愛着がわくものです。

今では思い入れがあり大好き。8年間一緒に仕事してきたオルゴールを見捨てたくないのです。

どうすれば無理なく営業再開できるのか考え抜き、プロジェクトを立ち上げさせて頂きました。

 

現在の準備状況

現在施設の一部の収益化を計り、裏の駐車場のコインパーキング化やカフェ部分のテナント化について業者様とやり取りをしております。

施設のコンパクト化などにつきましても業者様と相談しており、概算費用の見積もりが出ています。

リターンについては下記の計画をしています。


リターンについて

オルゴール館ならではの特色あるリターンをご用意させて頂きました。

ご希望のオルゴールでご希望の曲の譜面を作りお渡しいたします。また持参いただければいつでも演奏いたします。

・4分以上の譜面をご選択頂きますと2~3曲ミックスのメドレーにも対応させて頂きます。ご自分だけのメドレーをぜひいかがですか?

※当施設内での音楽鑑賞に関してはJASRACとの包括契約によります。

 著作権のある楽曲はJASRAC管理楽曲のうち、「演奏会等」が可能なものに限ります。

※当施設内は自由に動画写真の撮影が可能です。

※支援者様との打ち合わせを行いながら譜面を製作しますので、お手元に届くまでにお時間を頂きます。

ストリートオルガンの演奏体験と招待券をお送りします

・演奏会で使っているストリートオルガンの演奏体験をしていただきます。

※曲目リストをお渡しします。

オルゴールの裏側解説付き探検ツアー付の招待券をお送りします。

・普段は見れないオルゴールの中や裏側を覗きながら仕組みの解説をさせて頂きます。

スケジュール

5月下旬 クラウドファンディング開始

6月下旬 クラウドファンディング終了

クラウドファンディングと並行して改装、できる範囲での収益化の準備。     

リターン発送はクラウドファンディング終了時から順次。

譜面については多少打ち合わせも必要なので出来次第順次発送。

支援金の使い道

リターン \1,700,000(予定)

手数料システム利用料 \1,020,000

工事費用の一部 \3,280,000

上記の合計 ¥6,000,000



最後に

うちに限らず個人経営の美術館や博物館はとても厳しい状況が続いております。

自分がこのような状況になってあらためて周りに対してお願いしているのは「好きな施設には是非行ってあげて」それが施設の継続の力になります。

今回私は自分の所が休館という状況になっておりますが、うちの施設にも応援してくれる方々がいます。

歴史的なオルゴールを今後も残し、皆さんとまた笑顔で再会するためにも、どうかお力をお貸しください。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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  • 2024/06/10 11:43

    なくなっていたベルベック3分の譜面もリターン追加いたしました!引き続きご支援と拡散ご協力を宜しくお願い致します。

  • 2024/06/07 22:11

    追加リターンを6月8日20時頃公開いたします。先行有利という絶対条件がありますので完全に同じ価格では出せないのですが、どうぞ皆様よろしくお願いいたします。また河北新報で今回のクラウドファンディングを取り上げていただきました。地元の方からも沢山応援の言葉をいただき本当に感謝しております。締切まで...

  • 2024/06/04 06:31

    https://youtu.be/TJtDP-OyQs8?si=z86yXCasW-kVcg06昨日載せられなかったマレーニュの演奏動画です。是非ご覧ください。ご好評だったリターンのベルベックですが追加を検討中です宜しくお願い致しますm(_ _)m

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