「うちは戸建てだから関係ないと思うんだけど…」

残念ながら、関係大ありです。マンション問題は、もはや誰もが無関係ではいられない大問題に発展しています。マンション住まいの方はもちろん、一戸建てにお住いの方でも、ぜひこのタイミングで知っておいたほうがいい問題です。

「管理不全マンション」の話を聞いたことはありませんか?

マンションの維持・管理や修繕が適切に行われず、外壁が落ちたり防水改修がなされていなかったり、鉄筋コンクリートがむき出しになるなど、周辺にも悪影響を与えているようなマンションのことです。

そんなマンションに住みたい人はいないですよね。だから住人がいなくなり、住人がいないからさらに荒れ果て、危険な箇所がどんどん増える。その結果、国がマンションを撤去せざるを得ないのが現状です。

私たちが払っている税金が、管理不全マンションの撤去に使われているのです。そんなもったいないことがありますか?


適切なところに税金を使ってもらうためには、なにより私たちみんながマンション問題を知る必要があります。

電子書籍「これが知りたかった!マンション管理がまるっとわかる本」を読んで、マンションの基本とその問題について知ってほしい!

そう思って、このプロジェクトを立ち上げました。ぜひ最後まで、お読みいただけたら幸いです。


皆様、はじめまして。「これが知りたかった!マンション管理がまるっとわかる本」の著者、マンション管理士の小山 道人(こやま みちと)と申します。


私の初の著書となる電子書籍「これが知りたかった!マンション管理がまるっとわかる本」について、少しだけ解説させてください。


マンションというのは、思ったよりも複雑な法律、業界の仕組みの中にあります。そしてそれをきちんと理解していなかったがゆえ、何かしら損をしたり、暮らしの上で支障が生じたりするのは、決して珍しいことではありません。

電子書籍「これが知りたかった!マンション管理がまるっとわかる本」は、読者自身、あるいはその親族友人の方がマンションで安心して暮らせるように、マンションとマンション管理の基本を誰が読んでもわかりやすくまとめた本です。



そもそもマンションとは、どんな建築物を指すのでしょう?実は、説明できる人は少ないのではないでしょうか。

そのようなマンションに関する基礎知識をはじめ、管理構造からマンションの寿命まで、マンションに関するさまざまな基礎中の基礎を一冊にしました。誰が読んでも楽しめるよう、フルカラーで図説・イラストを入れ、分かりやすくまとめています。

本書を読み、マンションとマンション管理の基本を知って、より安心できる暮らしと、何か暮らしがおびやかされそうになったとき、落ち着いて対応できる知識や理解を身につけてもらえればと思います。

いつでも見返す参考書として、困ったときに読むバイブルとして、ぜひお手元にお持ちください。困ったときは、マンション管理士の私、小山道人までご相談も受け付けています。


タイトル:

「これが知りたかった!マンション管理がまるっとわかる本」

出版社:

Laule'a出版

ページ数:

70~80ページ予定

目次:

はじめに

第1章 マンションってなに?

・そもそもマンションってなに?
  コラム:これはマンション?それとも一軒家?
  コラム:マンションに多い階数
・分譲マンション管理は「小さな政治」

第2章 マンション管理の基礎知識

・管理組合は、小さな自治体
・管理会社の多くは義務を果たしている
・区分所有法はマンション管理のための法律
  コラム:共用部分でのNG
・管理規約はマンションのルール
  コラム:持分割合って?
・理事会・総会は意思決定の会議室
  コラム:意識高い系と意識低い系
・管理費と修繕積立金は使われ方が異なる
・修繕積立金や管理費の値上げはルール上OK
  コラム:マンションは貸出可能
【付録】マンションでありがちなトラブル
・騒音トラブル/生活音がうるさい!
  コラム:誰も住んでいない部屋
・ペットトラブル/動物との暮らしが大迷惑に
  コラム:後出しルールはアリナシ?
・高齢化トラブル/認知症や孤独死、どう向き合う?

第3章  マンションはあと何年持つのか?

・築100年!?倒壊寸前のゾンビマンション
・「早く辞めたい!」役員不足の苦しみ
・新しいマンション管理の形

おわりに

※こちらの書籍は自費にて出版いたします。


北海道にて教員として社会人生活をスタートさせた私ですが、現在はマンション管理士として独立。課題が山積している各地のマンションにおいて、顧問業務や管理組合の運営サポートを主業としています。

みなさんは、マンション管理士を知っていますか?


マンション管理士とは、「マンションの管理人」という仕事のしゃれた言い方、ではありません。実はれっきとした国家資格なのです。でもおそらく、マンション管理士を知っている方は、私の肌感覚では1割にも満たないと思います。

しかし、知名度は低いけれど、非常にやりがいのある仕事だと私は感じています。

安定した職業である教員だった私がなぜ、ほとんどの人が知らないマンション管理士になったのか?

きっと皆さんが気になっているに違いない、私がマンション管理士になったきっかけをお話しします。


私が初めてマンションを認識したのは20年前の2004年。そのきっかけは、学校にかかってくる投資用マンションの営業マンからのテレアポアタックでした。

「え、学校にテレアポが?」と思われるかもしれませんが、公立の学校は「教職員名簿」というものが存在し、「どこの学校に」「なんという名前の人がいるか」が簡単に確認できるため、教職員はテレアポの格好のターゲットになっているのです。

しかし、学校の教員はとにかくめちゃめちゃ忙しい。ほぼ100%の先生がすぐ切ってしまうその電話を、私だけが数か月に1回は話していました。もちろん私も同様に忙しかったのですが、実は投資の仕組みに興味があり、知識が得られるならと話を聞いていたのです。

家といえば実家の一戸建てのイメージしかなかった当時の私にとって、それがマンションを認識した最初の出来事でした。


そもそも地方の公立学校の教員は、教員住宅という公宅に住むことが多く、数年に1回は転勤することになるので、家を持つこと自体少しハードルが高くなっています。教員が家を持つとしたら、夫が単身赴任となるか、定年退職かのどちらかです。

2014年頃、結婚3年目となった私は妻と2人、「将来家を持つこともあるかもしれないし」と、軽い気持ちでモデルハウスとモデルルームを見に行きました。そのモデルルームで、私はものすごい衝撃を受けたのです。

「マンションって、こんなにすごいのか!」

地方の住宅地の戸建てと昭和に建てられた教員住宅しか知らなかった私にとって、マンションのモデルルームはとにかくオシャレで快適で便利で、未来の住まいがここにある!という感じでした。

直感レベルでマンションの虜になった私でしたが、転勤族の教員だし、将来の家族の人数も定まっていない。「将来はマンションに住んでマンションの仕事をしたい!」と思うにとどまりました。


一方、教員生活は連日の長時間労働に疲れ果て、ストレスが限界を超えて体にさまざまな異常が出るようになりました。太ももにあざのようなものができたり、目の下が赤くなったり、くるぶしが炎症を起こして歩けなくなったり…。

病院を転々とし、大学病院を紹介されさまざまな病気疑いをかけられた結果、最終的な診断は「潰瘍性大腸炎」。そう、安倍元首相も苦しんだ病気です。さらにどの医師にも「ストレスが原因で免疫力が落ちている可能性があるので、今の仕事はやめた方が良い」と言われたことに後押しされ、教員を辞める決意を固めたのです。


しかし、そもそも公務員は、定年退職まで勤め上げる前提のため雇用保険がなく、当然失業手当もありません。

一旦営業職に就いたものの結果を出せず半年で辞めることになり、23社に応募して残ったのは4社のみ。なんの資格も職歴もないと書類選考で落とされてしまうという、日本社会の厳しさを身をもって知る結果となりました。

しかしあきらめずに就職活動を続けた結果、マンションの管理会社に奇跡的に採用が決まりました!「マンションの仕事をしたい」という秘めた思いが、思いがけずこのタイミングで叶うこととなったのです。2020年、春のことでした。


マンション管理会社では、マンションの管理組合の理事会や総会などの話し合いに出席するフロントとして働くことになりました。話し合いで出てきた疑問や質問に答えたり、修繕をする場合に業者を紹介したり、代わりに発注したりするのがフロントの役目です。

フロントとしてマンション管理の仕事を行ううちに、マンションにはとかく問題がたくさんあることが分かってきたのです。


マンション問題の中でも最大の問題は、マンションの老朽化と区分所有者の高齢化です。

※区分所有者…建物に構造上区分された一部(専有部分)について所有する権利を持っている者。分譲マンションの部屋の持ち主。

マンションの老朽化については、日本で最初にマンションが立てられてから70年、寿命を迎えたマンションというのはまだほとんどありません。果たしてどのぐらい持つのか専門家でもよくわからず、寿命を迎えたらどうするのか、建て替えるのか土地を売却するのか、という議論が全くなされないまま住み続けている人がほとんどです。

区分所有者の高齢化についてはより深刻です。今や理事会の役員・理事長・副理事長・監事といった方々が軒並み70代、20年以上同じ人が理事長をやっているようなマンションは珍しくありません。なぜなら、区分所有者の若返りが進まないからです。

生活基盤が異なるため、親から相続したマンションに子どもが住むということはあまりありません。売却しても、若い世代が入居するには、仕事や子育てに関する地域的な魅力が必要になります。地域的魅力のないマンションは新陳代謝が行われず空き部屋が増え、残った高齢者で役員をやるしかないという悪循環となっています。



それを解決する方法のひとつとして、外部管理者方式を採用するところが増えてきました。区分所有者では管理組合が運営できない場合、区分所有者以外の人が外部管理者として管理組合を運営する方法です。

しかし現在、「マンションの管理会社が外部管理者となる」というケースが非常に増えています。

マンションの管理会社が外部管理者となるということは、理事会は設置せず、管理会社の担当者が管理者となります。つまり、依頼する人と依頼される人が一緒という自己取引になってしまうのです。

決して多くはないと思いますが、万が一悪意のある管理会社に当たってしまったら、やらなくてもいい大規模修繕を自社が依頼し自社で請け負って自社の利益とする、なんてことがまかり通ってしまいます。


管理組合が不利益にならないよう、国交省から「自己取引する場合には総会の承認を得る必要がある」というガイドラインが示されたものの、法的な強制力はなく、努力義務の段階です。

そうした懸念を払しょくし、透明性の高いマンション管理を実現するため、外部管理者あるいは監事としての役割を担ってほしいという意味で、マンション管理士への期待が高まっています。

マンション管理士は、マンション管理に関する専門知識を持ち、外部管理者方式なら理事長や役員に就任することが可能です。管理組合の適切な運営ができるうえ、時間や労力の削減にもつながります。


実は、管理会社のフロントとして仕事をする際、2つの資格を取るように推奨されます。ひとつは管理業務主任者、ひとつはマンション管理士でした。マンション管理士の合格率は10%前後、非常に難易度が高い資格です。

「せっかく難関資格を取ったなら、マンション管理士として独立し、マンション問題の解決に一役買いたい!」

わたしは管理会社に中途入社した2020年4月に管理業務主任者の試験勉強を始め、その年の12月の試験に一発で合格。マンション管理士はその2年後、2022年11月の試験で合格しました。元教師としての試験勉強のノウハウをフル動員できたからこその結果でした。

その後、2024年5月より小山マンション管理士・FP事務所を立ち上げ、今に至ります。

電子書籍「これが知りたかった!マンション管理がまるっとわかる本」は、こうしてマンション好きが高じてマンション管理士となった、私の初めての書籍です。ぜひご一読していただきたく、どうぞよろしくお願いします。


皆様からご支援いただいた資金は全額、大切に使わせていただきます。

まずは最初のゴールとして、

・電子書籍「これが知りたかった!マンション管理がまるっとわかる本」 出版費用(約30万円)

を設定させていただきます。

また、多数のご支援をいただき出版費用分が集まった際には

・電子書籍「これが知りたかった!マンション管理がまるっとわかる本」広告宣伝費用(約50万円)

を、ネクストゴールとして設定させていただければ幸いです。

※ご支援いただいた資金のうち、17%はCAMPFIRE手数料として納入いたします


まずは電子書籍「これが知りたかった!マンション管理がまるっとわかる本」を読んでいただけたら、何より嬉しいです!!

これ一冊で、マンションとマンション管理の基本がわかります。マンションの知識は、今後さまざまな場面で役に立つはずです。マンションを知る入門書として、マンション投資の参考書として、マンション理事会の副読本として、相続で引き継いだマンションの使い道を考える際の手掛かりとして、ぜひ活用してください!


また、「マンション管理士としてできることを」と思い、マンション相談をリターンに設定しました。マンションに興味のある方はもちろん、すでにマンションをお持ちの方、マンション理事会の役員になるかもしれない方、気になることはありませんか?

例えば高齢化による役員の不足をはじめ、老朽化・修繕・管理規約や修繕計画その他、マンションに住んでいるとさまざまな問題が起きるもの。ぜひマンションのプロであるマンション管理士までご相談ください。札幌圏内であれば出張での相談も可能ですし、遠方の方はオンラインでも可能です。


加えて、電子書籍「これが知りたかった!マンション管理がまるっとわかる本」の発売を記念して、弊社にてマンションセミナーを開催することが決まりました!リアル参加は5名様限り!オンライン参加も可能!のスペシャルセミナーです。

マンション管理についての有益な情報を中心に、マンション所有者の方や検討中の方、理事会役員の方、今後なるかもしれない方、投資用マンション購入予定希望の方など、マンションに関連する多くの方に有益な情報をお届けする予定です。ぜひふるってご参加くださいませ。


「スポンサーとして応援したい!」という個人や企業の皆様、本当にありがとうございます!個人スポンサーは電子書籍にお名前を、企業スポンサーは電子書籍に企業名とリンクを掲載いたします。ほかご予算に合わせてお選びくださいませ。


上記以外のリターンおよびリターン詳細については、リターン一覧をご覧ください。


2024年7月31日 クラウドファンディング終了

2024年8月1日~ 調整が必要なリターンについて、調整開始


分譲マンションに住んでいる人は1500万人を超えています。つまり、国内に住んでいる人の1割以上が、分譲マンションに住んでいるという計算です。

毎年どんどん新しいマンションが建っているにもかかわらず、建て替えはほぼ行われていません。おそらく10万棟以上のマンションが建てられていますが、建て替えられたマンションは、全国で300ほどしかないのです。

今後、老朽化したマンションはどんどん増え、大規模修繕や建て替えが早急に必要になり、住民も高齢化が進む一方です。とはいえ、日々の生活に追われ、マンション問題を考えるのは難しい人がほとんどではないでしょうか。


マンション問題を解決に導けるのは、マンション管理の専門家であるマンション管理士だと私は確信しています。しかし、あまりにもマンション管理士が知られていないため、マンション管理士に依頼しようと思っていただけないのが現状です。

マンション管理士が、日本人の8割超の人が知る人気資格になってほしい!そして、全国の問題を抱えているマンションの組合の方たちに、問題の相談先としてぜひマンション管理士を使ってほしいのです。

電子書籍「これが知りたかった!マンション管理がまるっとわかる本」は、そのための第一歩です。ひとりでも多くの方に読んでいただき、マンション問題の解決につなげていただけたら何よりも嬉しく思います。なにとぞご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。


マンション管理士 小山 道人(こやま みちと)


北海道唯一のプロナーズ認定マンション管理士事務所
小山マンション管理士・FP事務所 HP


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

エンタメ領域特化型クラファン
手数料0円〜 企画からリターン配送までお任せプランも!
無料掲載をご検討の方はこちら
  • 2024/07/01 09:46

    7月になりました。こちらのクラファンも残り1か月となり、まさに活動のピークを迎えております。クラウドファンディング6日間で、目標金額30万円のところ、現在支援者20名、96,500円(32%)に到達しました☆目標のおよそ3分の1であり、早くも支援してくださった皆さまには感謝の思いで一杯です。改...

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    皆さまにご報告申し上げます。クラウドファンディング4日間で、目標金額30万円のところ、現在支援者16名、88,500円(29%)に到達しております!ご支援、拡散してくださっている皆さまには感謝の思いで一杯です。ありがとうございます!本日は、人気のリターンについてご報告いたします。現在16名の支...

  • 2024/06/28 17:28

    マンションって一言で言っても、人それぞれイメージする建物は異なりますよね?大家さんが持っている一棟の建物があり、それが木造だったり、2階建てだったりするとアパートで、鉄筋コンクリートだったり、3階建て以上だったりするとマンションだと思っている方が多いのではないでしょうか?あながち間違いとも言い...

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