プロジェクトの実行者について
私たちの名前はJAPAEAR
10年間愛知県新城市に拠点を置くポータブルイヤホン音響機器の設計・開発・製造企業です。静寂な自然と空気の中に工場があり、緻密な音を開発しています。
私たちのチームが実現したいのは一度は絶滅しかけた、でも何十億枚も世の中に存在しているアナログレコードの魅力を、私たちが作る製品でお客様に伝えていく事です。
このプロジェクトで実現したいこと
世界中でアナログレコードの販売が拡大し、全音楽コンテンツ販売の10%近くにまで達する勢いです。購入者の中心はレコードに初めて触れる若い人たち。調査によるとレコードを購入する4-50%の人が、レコードプレーヤーを持っていません。
推しアーチストのコンテンツを「モノ」として購入する。「音」はスマホを通したサブスクで音楽を聴き、高額で部屋のスペースを取るレコードプレーヤーは持たないというスタイルです。またオーディオシステムの整ったCAFEやBARに自分のレコードを「置きレコード」している人もいます。
また「はじめてのレコードプレーヤー」として購入者が選ぶのは1万円台で手軽に購入できるオールインワンのプレーヤーです。その機種でも、レコードを演奏する「所作」や「スタイル」が楽しむことはできます。より良い音質は、スマホやDigital Audio Playerにつないだイヤホンで聴く。こうした二刀流の音楽の楽しみ方がブームではなく、日常として定着しつつあります。
写真: レコード屋に集まる女子たちを綴るコミック「ディグインザディガー」
レコードが聴けるCafe鎌倉美学 置きレコードする常連のお客様もいます。
写真: 韓国のレコードカフェ Cafe MUSIC COMPLEX SEOUL
アナログレコードの音の良し悪しは録音によって様々です。でも、レコードが共通して持っている特徴は、何十年も前の録音でも「まるでイマ隣で演奏しているような」濃密な音楽の空間表現が可能な事です。タイムカプセルを開けていく様なこの体験で、音楽に没入できます。豊かな音楽ライフの毎日が手に入ります。そしてレコードをもっともっと好きになります。
レコードを自分の部屋で聴く環境を整えるにはコストと設置スペースが必要です。価格と置き場所を解決できれば、家でレコードにハマる若い人たちは必ずもっと増えていくと思っています。我々はイヤホンメーカーです。自分たちの作る小さなサイズのイヤホンを軸に、コストと大きさを抑えたレコードの再生システムを構築しようと考えました。
私たちJAPAEARの製品
1. 機能全部載せレコードプレーヤー「VINshin」
この夏、低価格で基本的な音質と機能を持ったレコードプレーヤー JAPAEAR 「VINshin」を発売開始しました。「VINshin」はカートリッジ交換や針圧調整可能など基本的なレコードプレーヤーの仕様を備えています。レコードプレーヤーを持っていない若い人にでも手が届くように、ポータブルレコードプレーヤーに1万円ちょっと足した価格となっています。中国で製造し愛知県で製品確認を行います。全ての製品が一度日本で開梱されて、実際にレコードに針を落としてから出荷されます。
箱のデザイン等不要なものを切り捨て、価格を税込み24,800円まで追い込みました。
ターンテーブルはベルトドライブ。アルミダイキャスト製ターンテーブルを回します。リスニング用途として作られておりDJをするには不向きです。またダストカバーを付属しています。
ベルトドライブプレーヤーはゴムベルトの経時変化によりピッチが変わっていきます。音楽クリエーターがこだわるKeyやBeatを正確に再現するために、ピッチコントローラーを使いながらストロボでピッチを整える事ができます。
MMカートリッジAT-3600Lとシェルを同梱しています。ユニバーサルトーンアームを搭載し、音の入り口になるカートリッジの交換を行うことが出来ます。交換後の針圧を調整するためのウェイト。また演奏中ターンテーブル内側に引き込もうとする力を解放するアンチスケーティングダイヤルがついています。
アームリフト及びターゲットライト搭載。暗いお部屋でも大切なレコードに安全確実に針を落とせます。フォノイコライザーを搭載しているので、LINE出力から直接アンプ内蔵スピーカーに接続できます。またお手持ちのBluetoothイヤホンやBluetoothスピーカーに接続可能です。
また演奏待機時は、音声出力をオフにしておりグランドノイズをカットします。ハウリング対策のために最適化された大きめのフットを搭載。設置面にはラバー仕様になっています。
JAPAEAR 「VINshin」の試聴リンクはこちら↓です。192kHz 24bitで録音しました
2. 空間表現が巧みな有線イヤホン「斬shin」
音楽の再生で一番大切な部分は「出口」です。「まるでイマ隣で演奏しているような」濃密な音楽空間表現をしようとすれば、ある程度の大音量と、Bluetoothでは再生出来ない可聴帯域を超える音声出力が必要です。
私たちは無線を使ったスピーカーではなく、「有線」の「イヤホン」でレコードを聴くことが一番良いと考えました。 イヤホンにはJAPAEAR 「斬shin」が最適と考えました。「斬shin」はイヤホン内部のドライバーと真鍮の筐体の両方を使って5-80KHzの広帯域音声出力を行います。可聴帯域を超える倍音を真鍮筐体で鳴らしてレコードの溝から解き放たれた「音楽」と「空気」の表現をします。
「斬shin」で「まるでイマ隣で演奏しているような」アナログレコード体験が実現できます。
真鍮のボディで倍音を鳴らすオープンエアイヤホン JAPAEAR 「斬shin」
3. レコードにもスマホにも使えるポータブルアンプ 「HAKUshin」
ショップで購入したレコードをお父さんの使っていた昔のターンテーブルや、自分で購入した中古のプレーヤーでレコードを聴こうという人も多いかと思います。古いターンテーブルにはイヤホンの出力端子がありません。再生にはオーディオアンプとスピーカーが必要。家に無い人も多いでしょう。買い揃えるにしても今販売店で売っているオーディオアンプにはレコードプレーヤーをつなぐ「PHONO入力」がありません。
レコードプレーヤーはスマホに比べ大きいです。アンプやスピーカーも設置するとなると自分の部屋に大きな設置スペースを必要としますし、自分の部屋でスピーカーを大音量を鳴らすことはなかなか出来ません。
私たちはレコードプレーヤーとイヤホンの間をつなぐ「ポータブルアンプ」を開発しました。USB-Cケーブルで充電できるJAPAEAR「HAKUshin」をこの夏、導入します。
「HAKUshin」はレコード再生専用のプリアンプ(フォノイコライザーといいます。)を内蔵し、PHONO入力を持ちます。プリアンプを搭載していない「昔の」レコードプレーヤーも接続できます。またMMとMCカートリッジの音声出力差を整えるMM/MCの切り替えスイッチがついています。
プリアンプを内蔵した最近のターンテーブルはAUX入力に接続します。
ターンテーブルから発生するブーンというハムノイズ。Bletoothスピーカーでは気にならないこのノイズも鼓膜に近いイヤホンでは気になります。イヤホンを出口推奨するJAPAEARは、ノイズ対策として「HAKUshin」の回路に仮想アースを搭載しました。レコードプレーヤー特有のハムノイズを抑える機能を持っています。
「HAKUshin」は、パソコンやスマホとの接続のためにUSB-C入力の384kHz-32bit DACを搭載。内部の仮想アースと連動し澄んだデジタルサウンドを再生します。また4.4mmのバランス出力もついています。
(スマホとの接続にはUSB OTGアダプターケーブルやスマホの設定変更が必要な場合があります。またiPhone 14以前のLightning 端子と「HAKUshin」のUSB-C DAC入力を接続するには専用のケーブルもしくはアダプターが必要です。iPhone側で「HAKUshin」のDACを認識しない場合があります。)
2024年夏発売予定 ポータブルアンプ JAPAEAR 「HAKUshin 」
JAPAEARのレコードプレーヤー、イヤホン、ポータブルアンプの三shin一体により、レコードの溝に詰まった「音楽」と「空気」をタイムカプセルの様に解き放っていきます。
リターンについて
1. レコードの空間音質やスマホのデジタルサウンドを内蔵の仮想アースで澄んだ音に引き出すポータブルアンプ JAPAEAR 「HAKUshin」税込価格24,800円を、10%引きの税込み価格22,320円で先行販売いたします。
お渡しは9月より順次発送を予定しています。
製品保証について:当製品には製品保証がつきます。
保証の適用条件:
1. 万一製品に不具合があった場合は、お支払いの証明となるメイル。納品書ををご準備の上、japaearsup@gmail.comまでご連絡ください。
2. お客様の過失により製品不具合が発生したと弊社が判断した場合は製品保証が出来ない場合がございます。
保証期間: 1年
JAPAEAR ポータブルアンプ「HAKUshin」製品詳細
仮想アース搭載 レコードプレーヤーのノイズを消し込みます。
フォノプリアンプ搭載 PHONO入力搭載。昔のレコードプレーヤーに接続
AUX ステレオ入力端子。プリアンプを搭載した最近のレコードプレーヤーやスマホに接続
2出力: 3.5mm ステレオ端子 4.4mm 4極バランス端子 イヤホンやヘッドホンに接続します。
MM/MCカートリッジ切り替えスイッチで、あらゆる種類のレコードカートリッジに対応します。
324kHz, 32bit USB-C DAC 搭載 同じ端子からバッテリーチャージ可能です。
推奨ヘッドホンインピーダンス: 16Ω 32Ω
最大出力 18mW
周波数帯域 9-65KHz
サイズ WHD 59mm x 17mm x 100mm
本体重量 140g
製品URL: http://japaear.net/portable-amp-hakushin/
2. ポータブルアンプ「HAKUshin」とJAPAEAR オープンエアイヤホン 「斬shin」のセット税込39,780円を10%引きの35,800円で発売いたします。
お渡しは9月より順次発送を予定しています。
製品保証について:当製品には製品保証がつきます。
保証の適用条件:
1. 万一製品に不具合があった場合は、お支払いの証明となるメイル。納品書ををご準備の上、japaearsup@gmail.comまでご連絡ください。
2. お客様の過失により製品不具合が発生したと弊社が判断した場合は製品保証が出来ない場合がございます。
保証期間: 1年
JAPAEAR 有線イヤホン 「斬shin」製品詳細
ダイナミックドライバーが1基内蔵。真鍮ボディ筐体の鳴りが倍音を引き立たせ空間表現を行います。レコードの再生に最適です。
斬shinはキャビネットを剥がした裸の形をしています。このイヤホンを満員電車の中で爆音で鳴らす事はおすすめしません。音漏れがします。ですがこの「音漏れ」。偶然ではありますが、耳の皮膚を通し鼓膜で拾える可聴帯域外の音を脳に伝える効果をもたらしました。
音の印象は、気配の構築、空気感、定位感にすぐれます。立体的に音場を構築するわけではありませんが、演者が目の前にいるような空気感を作ります。
ドライバー/高磁力高音質最新10ミリダイナミック
ケーブル/Y型
オープンイヤー(開放)型/ ご注意/外部に音が出ます。 人の多い場所ではご使用注意。
プラグ部/L字3.5金メッキプラグ型
周波数特性/5〜80000hz
インピーダンス/16Ω
筐体/真鍮.ステンレス
同梱品/イヤピースS.M.L各2個
製品URL: https://japaear.net/斬shin/
3. JAPAEARのポータブルアンプ 「HAKUshin」+オープンエアイヤホン「斬shin」+ レコードプレーヤー 「VINshin」の三shin一体セット 税込64,580円を10%引きの税込58,000円で販売いたします。
お渡しは10月より順次発送を予定しています。
製品保証について:当製品には製品保証がつきます。
保証の適用条件:
1. 万一製品に不具合があった場合は、お支払いの証明となるメイル。納品書ををご準備の上、japaearsup@gmail.comまでご連絡ください。
2. お客様の過失により製品不具合が発生したと弊社が判断した場合は製品保証が出来ない場合がございます。
保証期間: 1年
JAPAEAR レコードプレーヤー 「VINshin」製品詳細
リスニング用ベルトドライブレコードプレーヤー です。
カートリッジがシェルごと交換可能なユニバーサルトーンアーム。カートリッジ交換で音質を変えられます。
針圧調整を行うためのウェイトコントロール
アルミダイキャストのターンテーブル
ピッチコントロール可能。正しいピッチ調整は青色LED ストロボとターンテーブル上のストロボドットで行います。
針のレコード内側へのスリップを抑えるアンチスケーティング調整ダイヤル
トーンアームが元の位置にあるとき音声出力をオフ 演奏待機時の不要なグランドノイズをカット
トーンアームを動かすとターンテーブル回転開始
演奏が終わるとターンテーブルはオートストップ。演奏後寝落ちしても回転を続けることなく針を痛めません。
33/45 回転対応。45 回転EP 盤用アダプター同梱
BLUETOOTH 出力
LINE/PHONO 切り替えスイッチ(LINE 出力を推奨します)
アームリフトとターゲットライト搭載。暗いお部屋でも安全確実に針をレコードに落とせます。
ハウリングを防ぐ大きめのラバーフット搭載
ダストカバー付き
100-220V 同梱のAC アダプターで駆動
シェル付きAT-3600L 丸針同梱
本体重量 6.9kg サイズ WHD 450x145x360mm
PSEマーク(その他法定表示を含む): ACアダプターに表示済みです。
技適マーク: 本製品は電波法に基づく「技術基準適合証明」を取得しております。本体の背面に表示があります。
製品URL: http://japaear.net/record-player-vinshin/
2024年のプロジェクトスケジュール
3月 オープンエアイヤホンJAPAEAR「斬shin」の発売開始
7月 レコードプレーヤー JAPAEAR 「VINshin」の発売開始
7月 ポータブルアンプ JAPAEAR 「HAKUshin」夏のヘッドホン祭miniで紹介
7月 クラウドファンディング開始
8月 クラウドファンディング終了
9月 リターン発送開始
最後に
このプロジェクトを通じて、私たちは音楽の新たな楽しみ方を提案します。
JAPAEARの「HAKUshin」「斬shin」「VINshin」の三shin一体はレコードを通して、皆様に新しい音楽体験をもたらすことでしょう。皆様のご支援と熱意に心より感謝申し上げます。私たちの夢を実現するために、どうぞご支援のほどをお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見るHAKUshinには4.4mmのバランスアウトがついています。
2024/08/08 11:00HAKUshin試験機チェック中のLABOでの写真です。HAKUshinは4mmのバランスアウトがついています。レコードやスマホの音をL2本、R2本の4芯のケーブルでワンステップ上のグレードで再生できます。この端子には仮想アースも直結しています。 もっと見る
HAKUshinの384/32 DACはiPhone 14以前のLIGHTNING機にも対応可能になりました。
2024/08/07 16:00HAKUshinのDACの認識を最後まで拒んで来たiPhone 14以前のLIGTNING端子。今日ようやくOTGケーブルを使ってPOPノイズもなく音楽再生できました!とLABOから報告がありました。多くのポータブルデジタルオーディオ機器で、HAKUshinの仮想アースが効いたノイズの少ない澄み切った音が再生できます。一部認識できないDAPもありますので、本プロジェクトへご質問のある方はぜひ japaearsup@gmail.comまでお問い合わせください。 もっと見る
ご支援いただいているポタアンHAKUshinはアナログレコードだけでなくデジタル出力にもつながります。
2024/08/07 06:00アナログレコード再生にこだわりの機能を持つJAPAEARのポタアンHAKUshinですが、32bit 324KHzのDACを搭載。USB-C出力を持つスマホやプレーヤーのデジタルサウンドも内蔵の仮想アースと連動し、ノイズの少ない透明感ある音で再生可能です。市販のUSB-C OTG (ON-THE-GO)ケーブルを使うとHAKUshinの内蔵DACをスマホやDAP(Digital Audio Player)が認識します。弊社ではifiのL字型TYPE-C OTGケーブルを使って検証していますが、ご支援をご検討されている方で検証の詳細をお知りになりたい方はjapaearsup@gmail.comまでご連絡くださいませ もっと見る
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