はじめに・ご挨拶
はじめまして。
シーズユナイト株式会社 大髙と申します。
弊社プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
まず、本プロジェクトの分かりやすいイメージ画像はこちらになります。
SF映画などでよく見る、ホログラム映像のキャラクターとの会話シーンです。
これに近い事を、
・お手持ちのスマートフォン
・スマートフォンアプリケーション
・スマートフォンスタンド
の組み合わせで、安価に実現し普及したい
というのが本プロジェクトの概要です。
プロジェクト名は ACUAH(アクア) と言います。
(Alluring Character Unified Assistant of (false-)Hologram)
1. 裸眼でちょっと立体に見えて
2. 自分の好きなキャラクターモデルで
3. 自分の好きな声色で
4. AIとの会話だけではなくて、様々な機能を実行してくれる
5. ユーザーが自身の倫理観でカスタマイズ(育成)できる
そんな「汎用AIキャラクターアシスタント」をご提供できるように継続して開発を行っています。
現在の開発状況は
✔ スマートフォンアプリ"ACUAH": リリース済み
✔ 疑似ホログラムスマートフォンスタンド: プロダクトデザイン完了
✔ ACUAH アシスタント編集アプリ: リリース済み
となっています。
スマートフォンアプリケーションは開発途上で課題や制約も多くありますが、今後、多くの方に使って頂く事で、汎用AIキャラクターアシスタントとして更に様々な事ができるようにしていきたいと考えています。
もしご興味がありましたら、アプリケーション単体でもダウンロードしてお楽しみいただけますので、是非お試しください。
(現在、Android版、iPhone版、無料です。説明書をご覧の上ご利用ください。)
そして、
疑似ホログラムスマートフォンスタンドは、量産化のためのデザイン設計が完了しました。
多くの方が手軽に 3Dホログラム(※) をご体験いただけるように考えた商品となっています。
アプリケーション、プラットフォームの開発、スタンドの量産化に何卒ご支援を賜りますようお願いいたします。
特許
本プロジェクトに関連して以下の特許取得、国際特許出願が完了しています。
・特許第7325757号 (対話可能物体表示プログラムおよび対話可能物体表示装置)
・国際特許出願 PCT/JP2024/018331
プロジェクトの動機
「ユーザーが自分の好みにカスタマイズ可能な、汎用AIキャラクターアシスタントとそのプラットフォームを実現して日本から世界に広めたい」
スマートフォンそのものをバーチャルヒューマンのような汎用AIアシスタントにできれば、多くの人に使っていただけるのではないか。
構想開始は2018年夏です。
前職のS社で、私は情報通信事業での通信網の設計や運用を主務として、情報セキュリティ管理、法務・コンプライアンス、AI倫理活動等 様々な業務に携わってまいりました。
それらの業務経験と、個人的な新しい技術領域への挑戦から
■「パーソナライズ化できるAIの必要性」
- 昨今の(統計学ベースの)AIのみに頼らないパーソナライズ化
■「裸眼立体視ディスプレイへの感動とスマートスピーカーへの不満」
- 多くの人が裸眼立体視を手軽に体験できるようにできないか
- 自分の「好き」を自由に組み合わせられるAIアシスタントを作りたい
この2つの考え(※)に至り、現在まで開発、技術検証を行ってきました。
※ 詳細については「活動報告」の中でお伝えしておりますので、
よろしければご覧ください。
2019年に、原型となるスマートフォンスタンドとアプリケーションを開発し、社内外の展示会に出展してみたところ、多数の好意的な評価を頂きました。
商品化を望む声も多く頂いていたのですが、S社に在籍しながらの開発継続は困難な状況でした。
…… 独立して製品化を目指すしかない。
本プロジェクトを立ち上げたきっかけです。
製品の特長
スマートフォンアプリケーション"ACUAH"
疑似ホログラムスマートフォンスタンド
~ 使い方の一例 ~
・ベッドサイド等に置いて、スマートフォンの充電
・簡単なメモを記録してもらう(日記 or 明日の予定など)
・翌朝の天気を確認して、目覚ましをセット
・音楽を聴きながら就寝
(ループ再生でない場合は、キャラクターも設定時間放置されると就寝します。)
といった使い方ができます。
ACUAH アシスタント編集アプリケーション "ACUAH editor"
現在、BOOTHからダウンロードできます。(現在、非商用は無料)
・Windows / macOS ソフトウェア
・ACUAH各データ(キャラクター、対話シナリオ、音声、モーション)の差し替え用データセット作成
・作成したデータセットを ACUAH に読み込ませる事で、キャラクターや音声など更なるカスタマイズ(自分の「好み」にすること)が可能です。
こうした特長を持つ本プロジェクトの製品群ですが、
開発にあたりもう一つ大切にしている考えがあります。
「声優さんなど人間の声を大切にしたい」
AIアシスタントを音声応答で創る場合には、AIによって自由に生成される文章をリアルタイムに読み上げる音声合成の技術が必須となります。
こちらも様々なサービスが開発、リリースされ、昨今ではAIにより作成された音声が人間の声と同じような流暢さ、感情表現で再生できるようになりました。(ACUAHは、VOICEVOX、Microsoft Azure AI Speech を利用させて頂いております。)
OpenAIも瞬時に声色を変えて音声応答するデモを先日発表したばかりです。
しかしそれでも、「人間の声の心地よさ」があるとの考えから、ACUAHは開発当初から、声優さんの音声データをアシスタントに自由に組み合わせられる仕組みを開発、提供し続けています。
録音した音声データですので自由な言葉で応答をする事はできませんが、音声データと、それをを活かすための対話シナリオデータを一緒に配信できる仕組みを構築しました。
自分の声に差し替えすることもできます。
是非、音声依頼サイト等からお気に入りの声優さんに音声録音を依頼をしたり、音声データを購入するなどをして組み合わせて使って頂ければと思います。
会社概要・代表経歴について
シーズユナイト株式会社、代表の経歴についてはこちらをご覧ください。
協力会社
■ 疑似ホログラムスマートフォンスタンド デザイン
■ 対話シナリオ コンサルティング・設計支援
同社代表取締役CEO 河野 道成様 著書
「音声に未来はあるか?インターフェースがビジネスを動かす」
現在までの活動状況(2018年~)
2018年10月 疑似ホログラムスマートフォンスタンド開発開始
2018年11月 Android版 スマートフォンアプリケーション開発開始
2019年1月~ S社社内展示会出展
2020年4月 スマートフォンアプリケーション "ACUAH(アクア)" Android版リリース
2021年10月 "ACUAH"のデータ差し替えツール "ACUAH editor" Windows版リリース
2023年1月 YOXO FESTIVAL 2023 ~横浜でみらい体験~ に出展
2023年7月 特許査定(特許第7325757号)
2023年10月 シーズユナイト株式会社設立
2023年11月 (公財)千葉市産業振興財団主催
「第22回 ベンチャー・カップCHIBA」 にて AI・IoT賞受賞
2024年2月 "ACUAH(アクア)" iPhone版リリース
2024年2月 "ACUAH editor" macOS版リリース
2024年5月 疑似ホログラムスマートフォンスタンドの量産化デザイン完了
2024年5月 国際特許出願:PCT/JP2024/018331
2024年7月 ライフスタイルWeek 7月東京展 STARTER に出展
今後のスケジュール
継続して対応中
・ACUAH及びACUAH editor のアップデート、機能追加開発
・キャラクター、音声データ、モーションデータ、対話シナリオ等のアップデート
2024年7月15日 クラウドファンディング開始
2024年8月31日 クラウドファンディング終了
2024年9月 疑似ホログラムスマートフォンスタンド製造開始(量産化検討)
2024年10月以降 クラウドファンディング リターン発送開始
2025年3月 届出電気通信事業者 申請予定
2025年4月 「キャラクター・AIプラットフォーム(β版)」リリース予定
・ACUAH editor をベースとして、プラットフォーム上に 対話シナリオ、ChatGPT Function、キャラクターデータ、音声データ等をアップロードすることで、ACUAHのユーザーにそれらを配信可能にする仕組みを構築します。
・各種データは暗号化他、適切なセキュリティ対策を行った上でプラットフォーム上に保管できるようにします。国内サーバーを利用します。
・プラットフォームを使ったAIアシスタントの機能拡充も行っていきます。
・将来、プラットフォーム上で自身のAIアシスタントの学習状況を把握・編集できるようにします。
リターンについて
・お礼のメッセージ
・疑似ホログラムスマートフォンスタンド(量産型)
・疑似ホログラムスマートフォンスタンド(試作版)
・体験会・ワークショップ
・開発支援・体験会
資金の使い道
ご支援頂いた金額に応じて、以下の優先順位で資金を利用させていただきます。
1.疑似ホログラムスマートフォンスタンドの製造
量産版の3Dプリンター製造原価 約13,500円(1台あたり)
金型で量産する場合は1/2~1/3程度の原価に抑えられる見込みです。
(金型代:1,000万円弱の見積となっております)
ご支援状況、需要予測により金型による製造を検討いたします。
2.アプリケーション改修費・開発費
100万円~
技術検証を行いながら開発、リリースをしてきたため、初期設定が分かりにくいなど
ユーザーに適切な初期体験をご提供できていないと考えています。
・すぐに使える
・分りやすい
を目指して、システム全体のデザインについて見直しを行っていきます。
それに伴う音声データ、モーションデータの追加拡充も行います。
アプリケーションのリファクタリング(再構成)も検討しています。
3.広報/宣伝費、人件費
100万円~
本プロジェクトをより多くの方に知っていただくため、また、アプリケーション普及のため、展示会への出展、広報宣伝にも注力します。
その他、企画、営業、開発等の各人材採用の費用に使わせていただきます。
4.プラットフォーム開発費、運用管理費
700万円~
ACUAH editorをベースに、ACUAHにデータを配信可能なプラットフォームを開発、拡張します。プラットフォームを使った新たなビジネス展開も視野に入れています。
リスク&チャレンジ
・疑似ホログラムスマートフォンスタンドの仕様やデザイン等の細かい点について、今後変更が生じる場合がございます。大きな変更が伴う場合には「活動報告」からご報告いたします。
・「類似品」が新たに発生する可能性がありますが、弊社権利侵害の可能性もございますので類似品にはご注意ください。
・本プロジェクトのアプリケーションは、多くの外部サービスを組み合わせて開発されています。今後、外部サービスの利用規約や仕様変更により、やむを得ずご提供できなくなる機能が発生する可能性があります。「活動報告」やホームページ等を用いて適切に事前連絡をいたします。
・スマートフォンアプリケーション ACUAH は現在無料でご提供しておりますが、事業状況により有償とさせて頂く可能性もございます。その場合でも、多くの方に使っていただけるよう可能な限り安価でご提供できるように尽力いたします。
・ACUAH のご利用に際しましては、「ACUAHサービス利用規約」をご確認、ご同意の上ご利用ください。
活動拠点
最後に
ページの最後までご覧いただきましてありがとうございました。
「裸眼で立体に見える AIアシスタント」の開発が各国で始まっています。
■「未来のAIアシスタントはホログラム?ドイツテレコムが最新の研究成果を披露」
(出典:Sabrina Ortiz (ZDNET.com) 翻訳校正: 佐藤卓 吉武稔夫 (ガリレオ)2024年02月27日 11時24分)
基本的には裸眼立体視専用デバイスにAIを組み合わせた新規製品開発という流れかと考えます。
そんな中、
・手元にあるスマートフォンと疑似ホログラムスタンドを組み合わせる
・キャラクターモデルが「好み」に無限に差し替えできる(VRMフォーマット対応)
・録音音声データやモーションデータを差し替えできる
・AIだけでなく、対話シナリオも組み合わせできる
・プラットフォームでそれらを配信できる
汎用性、カスタマイズ性に本プロジェクトの優位性があると考えています。
ご共感頂けるユーザーの方をはじめ、一緒に開発をしたい方等、様々な分野の専門の方のご協力が必要になっております。
ご興味がありましたら、是非お声がけください。
最新の活動報告
もっと見る疑似ホログラムスマートフォンスタンド製造状況
2024/10/25 17:14こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
ACUAH ver.3.5.0 リリースについて
2024/09/25 20:39今週末リリース予定の ACUAH ver.3.5.0 のリリース内容です。リリースに伴いサーバーメンテナンスも行います。-----------------------------------------ver.3.5.0 リリース内容・Gemini API対応・機能改修 - ChatGPT設定画面をAI prompt(LLM)設定画面に改修 - Function calling の有効・無効の設定を削除 ・対話方法が"LLM"のみの場合は Function calling 非対応になります。 ・対話方法が"Scenario/LLM"の場合は Function calling 対応になります。・不具合修正 - Voice設定で Azure TTS ApiKey設定の値が2回目以降でおかしくなる - 一部キャラクターモデルで正常にリップシンク(口パク)しない場合がある - VRoidHub モデルデータのキャッシュ破損時にモデルが表示されない------------------------------------------Gemini のデフォルトモデルバージョンは Gemini 1.5 Pro latest となります。設定変更は可能ですので、適宜変更ください。また、Gemini API, Function calling ですが、まだ動作が不安定のように見えます。500 Internal Server error が発生し応答がなくなったりします。バグの情報もありますので、今後改善されるかも知れません。リリース連絡は X(Twitter) で行っておりますので、ご確認ください。 もっと見る
リターン品の準備中です。
2024/09/03 20:27こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
少々不恰好でも、トラブルがあってもいいので、ぜひ完遂してください。 その結果が次につながると思いますので! 応援しています。