プロジェクトの実行者について

下北文化会館は、本州最北の地 青森県むつ市にある文化施設です。
ここ下北半島は、その形から「まさかり半島」とも呼ばれ、半島全域が「日本ジオパーク」の認定を受けた豊かな自然を体感できる地域です。
私たちは、この地で、地域の歴史や文化芸術を継承・創造し、人々に感動と希望を与えられるよう日々活動しています。


下北文化会館下北文化会館

むつ市は、155年前、戊辰戦争で敗れた会津藩が斗南藩として再興した土地です。
この歴史的な絆から昭和59年、会津若松市と姉妹都市の盟約が締結されました。以来、さまざまな交流が重ねられ40年が経ちました。
下北文化会館では、記念事業として会津の歴史や教えをよさこい演舞として伝承している會舞道郷人をお招きし、地域住民も出演する参加型の公演を開催します。

むつ市と会津若松市が積み重ねてきた人々の交流を進化させ、新たな文化を誕生させるProjectです。

むつ市には、長年親しまれている盆唄「おしまこ」があります。
今回、盆唄である「おしまこ」をアレンジし、會舞道郷人が振付けた「おしまこよさこい」という新しい文化を誕生させたい!
地域の盆唄を現代風にアレンジすることで、若い世代にも興味を持ってもらいたいと思います。また、よさこい演舞を通じて、歴史と伝統を感じながら新しい文化交流の形を創り出す一翼を担うことを目指します。


釜臥山



斗南藩(旧会津藩)の人々は、釜臥山を会津磐梯山にむつ湾を猪苗代湖に見立て、故郷を偲んだと言われます


                                       


                                  

                       

尻屋埼灯台尻屋埼灯台


レンガ造りとしては、日本一高い灯台(高さ33メートル)2022年 国の重要文化財に指定されました
灯台設置においては、斗南藩士が明治政府へ申請し、その建築にも携わった歴史があります






プロジェクト立ち上げの背景

「会津藩ゆかりの地」として、むつ市は繋がりの強い地域です。
私たちは、この節目の年に歴史を振り返ることにより、さらに地域の絆を強め、互いの文化を理解し合う機会を作りたいと考えました。白虎隊という歴史的な題材を通じて、争いを繰り返さないためにも多くの方々に歴史を知る重要性を感じてもらいたいと思っています。
また、担い手不足などの理由から地域の伝統文化が衰退していく背景が見受けられる昨今、盆唄「おしまこ」をアレンジすることで、新しい形での文化継承を実現したいと考えました。この文化交流を機に次代も踊り親しまれる「おしまこ」であってほしいと思います。


   おしまこ流し踊りおしまこ流し踊り

下北半島一帯で踊られる盆踊り
むつ市では、8月の田名部まつり期間中に「おしまこ流し踊り」が、夜の街に華を添えます






これまでの活動と準備状況

本プロジェクトに向けては、既に會舞道郷人との打ち合わせを重ね、「おしまこよさこい」の振付けや演出の準備を進めています。


リターンについて

本プロジェクトのリターンは、青森の特産と會舞道郷人オリジナル商品です。


◆會舞道郷人オリジナルステッカー(3種類1枚シート)

◆會舞道郷人オリジナル紙べこ「ベコまろ」(1口につき1個。色はお任せ下さい)



◆青森ヒバチップ(25g)


◆青森ヒバのリンゴボード(リンゴは含みません)


◆青森ヒバのまな板


◆ワークショップ~舞台初披露までを収録したURL
(本番終了、編集後に送信します。不要な方はお申し出下さい)


 青森ヒバチップと青森ヒバ製品は、むつ市ヒバ木工舎『木の香(KINOKO)』の
 製品です。夫婦二人三脚で木工舎を立ち上げ、青森ヒバの魅力を多くの人に伝えています(奥様は、画家梶原菜穂氏)

ヒバ木工舎『木の香(KINOKO)』
代表の工藤知明氏と菜穂さん

「ご縁あって」とは言え、愛媛県出身の菜穂さん、本州最北端のむつ市での生活は、新たな経験と挑戦の連続だったと思います。
工藤氏に起業時の想いをお尋ねしました。

「地元ならでは」というキーワードでたどり着いたのが青森ヒバの製材所でした。 
木工品としてのヒバの香りは知っていましたが、製材したての生の香りは桁違いで衝撃を受けたのを覚えています。青森県に全国の8割のヒバがあることを知り、その魅力に夢中になり起業するに至りました。
ヒバならではの香りや特性を活かし、自分自身が体験したような一段階上のヒバの香り体験を届けられればと思っています。

日本三大美林の一つ「青森ヒバ」
これからもヒバの美しい年輪を生かした素敵な製品を生み出していただきたいです。


青森ヒバは、抗菌、防湿、防虫、消臭・脱臭などに効果があり、私達の生活にとても身近なものです




スケジュール    

7月上旬 「おしまこよさこい」参加者へ振付け見本動画配信

7月下旬 下北文化会館大ホールにて、「おしまこよさこい」参加者と會舞道郷人とのオンラインによるワークショップを実施

8月10日 下北文化会館大ホールにて、ワークショップ、リハーサル実施

8月10日 クラウドファンディング終了

8月11日 「おしまこよさこい」初披露。會舞道郷人しもきた公演開催


よさこい演舞を通じて、會津魂を発信するパフォーマンス集団
會・・・ふるさと會津
舞道・・演舞の道
郷人・・郷に集まる人々の意味が込められています



最後に

本プロジェクトは、むつ市と会津若松市の絆をさらに深め、地域の伝統文化を次世代に継承する重要な一歩です。皆様のご支援があってこそ実現できるプロジェクトです。どうか皆様の温かいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。この節目の年に、一緒に素晴らしいイベントを成功させましょう。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • リターン仕入れ費

  • 「おしまこよさこい」浴衣クリーニングや公演に伴う費用の一部等

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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