こんにちは。DMC JAPAN事務局のディレクターをしている左古（さこ / 右）と桝中（ますなか / 左）と申します。

この度はDMC JAPANのクラウドファンディングプロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。

昨年、コロナ禍を経て4年ぶりに現場での大会を開催、大盛況で終えることができたDMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIPS。多くの方々のサポートによりクラウドファンディングの目標となる金額も大幅に達成することができ、日本チャンピオンたちも世界大会へと挑戦することができました。本当にありがとうございました。

そして、今年も8月24日（土）に渋谷のWOMBLIVEで開催する『DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIPS 2024 supported by Technics』にて決定するシングルとバトル二部門の日本チャンピオンが世界大会へ挑戦する渡航費を募るプロジェクトを立ち上げました。

各部門チャンピオンの2人には、10月19日（土）にパリで開催される『DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS 2024』にて日本代表として存分にプレイできるよう、そして日本から5年ぶりとなる世界チャンピオンを輩出すべく、より多くの人たちの力を貸していただきたいと思っています。

1983年からはじまったDISCO MIX CLUB（DMC）には40年以上の歴史があります。世界各国を代表するDJが限られた時間の中で、技術・表現力・芸術性・音楽性・選曲のセンスなどを競い合う、世界最大にして最も権威あるDJの大会です。

1997年に15歳の若さでチャンピオンとなったA-Trakは、Kanye WestのツアーDJやCOMMONの楽曲に参加しキャリアを重ね、近年ではArmand Van Heldenとのユニット「Duck Sauce」で様々な賞を獲得、Coachellaをはじめとした世界中のビッグフェスにも出演しています。その他にも、Beastie BoysのDJとして知られるMix Master Mikeや、2022年のアルバムリリース以降、再び脚光を浴びているHudson Mohawke、世界的アーティストへの楽曲提供を続けているCashmere CatなどもDMCが生み出した才能です。

僕たちはDMCの日本支部「DMC JAPAN」を運営しています。国内で大会を開催して日本一のDJを決め、さらに世界大会で頂点を掴むべく、多くのDJたちと活動を共にしています。

DMC WORLD ▷ https://www.dmcdjchamps.com/
DMC JAPAN ▷ http://dmc-japan.jp

1990年にDMC JAPANは国内での活動を開始しました。2002年にDJ KENTAROがシングル部門にて史上最高得点を獲得してアジア人初の世界チャンピオンに輝き、その後も2012年にDJ IZOH、2016年に現役大学生だったDJ YUTOが優勝。2017年にはDJ RENAがA-Trakの持っていた「史上最年少DMC世界チャンピオン」の称号を僅か12歳で更新しました。バトル部門では、2004年にDJ Akakabeが優勝したのをきっかけに、2006年はDJ 松永の師匠でもあるDJ Co-Ma、2017年にはDJ 諭吉が世界一を成し遂げました。そして、2019年にはDJ 松永がワールドチャンピオンへと登り詰め、数々のTV出演や東京オリンピック閉会式でのDJパフォーマンス、R-指定とのユニットCreepy Nutsとしては東京ドーム公演を控えるほどの活躍をみせています。チーム部門では、DJ HI-CとDJ YASAのユニットKIREEKが2007年に優勝。伝説的グループC2Cの4連覇を更新して、前代未聞の5連覇を達成しました。日本は強豪国として世界と肩を並べるターンテーブリストを生み出しています。

昨年度の世界大会ではクラウドファンディングで支援していただいた資金をもとにDJ FUMMYとDJ BUNTAが世界大会へと挑戦しました。優勝こそ逃したものの、両者2位という素晴らしい結果を残すことができました。

長い間、DMC生誕の地でもあるイギリスはロンドンで世界大会が開催されていましたが、コロナ禍を経て世界大会は各国の持ち回りとなり、アメリカのサンフランシスコに続いて、本年度はオリンピックも開催されるフランスのパリでWORLD FINALがおこなわれます。

このプロジェクトの目的は2つあります。

1つは日本代表の2人が世界大会へ挑戦するための渡航費を募ることです。

多くの世界チャンピオンを輩出している日本は強豪国として知られていますが、純粋なコンペティションという性質から資金的な問題で組織運営が難しくなり、一時は国内大会が開催できなくなる事態に陥りました。その後、有志の仲間が集まり団体を再編、現在はTechnicsを中心とした数多くの企業やメーカー、ブランドがDMC JAPANをサポートしてくれていますが、年間を通して団体を維持し、大会の運営をおこない、日本代表のDJが世界大会へ挑戦するサポートを続けるのは簡単ではありません。資金不足を補うためにCAMPFIREを通して、日本代表の2人とサポートメンバーとなるDMC JAPANディレクター、合計3名の渡航費を集めたいと考えています。日本一のDJにできるだけ負担をかけずに世界大会に挑戦して貰うべく「日本から世界大会開催地へのコーディネート」、「現地での練習用機材の手配」、「世界大会での通訳」、「世界大会でのSNS実況」などDMC JAPANのディレクターも重要な役割を担っており、世界一を目指すためには欠かせない存在です。以前は自費で参加していたディレクターですが、昨今の物価上昇からなるフライトチケットの高騰により、やむを得ず3名全員分の費用を目標にクラウドファンディングをさせていただきたいと考えています。

① DJ FUMMY（左）とDJ BUNTA（右）世界大会が開催されたサンフランシスコに到着。
② 宿泊部屋にて練習中。現地でターンテーブルを手配して大会直前まで練習します。
③ 世界大会終了後の2人。
④現地での1枚。 左からDJ RENA、DJ FUMMY、DJ KENTARO、DJ BUNTA。

そしてもう1つの目的は、応援をしてくれる人たちの声援や気持ちの可視化です。

沢山の応援コメントや支援は2人のDJへと伝わり、世界大会へと立ち向かう力へと変わります。今年も多くの人たちと一緒に頂点を目指し、感動を共有したいと考えています。

ご支援の目標金額は100万円です。内訳は下記を予定しています。

・フライト代金：約25万円 × 3名分 = 75万円
・リターンアイテム制作費一部など：8万円
・CAMPFIRE手数料：17万円

【合計金額：100万円】

なおCAMPFIREには任意の金額を上乗せして支援することができる機能があります。
目標金額を上回った場合には練習時間を多く取れるように宿泊日数の変更、飛行機を直行便へ変えるなど、日本代表のDJたちがベストなコンディションで世界大会へ挑戦できるように利用させていただきます。

2023年に開催されたDMC JAPAN FINALのダイジェスト映像をご覧ください。
日本一、そして世界一の称号を勝ち取る為に、多くの時間をDJに捧げたターンテーブリストたちの姿です。

DMC JAPANの想いに共感いただき、ご支援してくれる方々へ様々なリターンアイテムをラインナップしました。現地でターンテーブリストたちを応援できる JAPAN FINALの招待券や過去のDMCにて功績を残してきたDJたちのお宝グッズ、そしてサポートしてくれている企業やメーカーが提供してくれた特別なアイテム、そしてTechnicsからはクラウドファンディングの為に限定生産されるアパレルや、各種非売品のセットもご用意しました。さらにJAPAN FINALで撮影した写真を集めたDMCの歴史上初のフォトブックも製作します。

6.0 ozのオープンエンド糸を使用したTシャツ。SL-1200シリーズを象徴するプラッターのデザインが落とし込まれたクラウドファンディング限定のアイテム。ホワイト、ブラック、グレーの3色展開でTechnicsのオリジナルプリントタグ仕様です。

6.0 ozのゆったりとしたシルエットの長袖Tシャツ。ホワイト、ブラック、グレーの3色展開でTechnicsのオリジナルプリントタグ仕様です。


定番のナイロンコーチJKTはUSブランドBEIMARのボディーを採用。トレンドを意識したゆったりとしたサイズ感です。3色展開でTechnicsオリジナルタグ仕様です。

また、現地に来れない人も楽しめるJAPAN FINALの「完全ノーカット版映像」もご用意いたしました。
このクラウドファンディングを通じて、より多くの方にDMC やターンテーブリストたちの魅力が伝わると嬉しいです。

8/24（土）に渋谷のWOMBにてJAPAN FINALが開催されます。出場するDJたちは練習に練習を重ね、シングル部門で6分、バトル部門は90秒という短い時間に1年間の全てをぶつけ、日本一の称号、そして世界大会へ出場する権利を争います。ターンテーブリストたちのルーティンにきっと心が動かされるはずです。ゲストには2004年にバトル部門で世界一に輝き、今年5月にアルバム「CREME The Bells」をリリースしたばかりのDJ AKAKABEがMC☆ニガリを引き連れて登場。さらにDMCでは幾度もファイナリストになっているDJ WA-TAがFuma no KTRとSKRYUと共にパフォーマンスを披露。プロデューサー名義WAZGOGGでリリースしたYouTube再生1700万回越えの「How Many Boogie」を再現する貴重なライヴを見せてくれます。海外からは2017年にDMC WORLD ONLINE CHAMPIONに輝いたDJ SPELLが来日します。

今回のプロジェクトはターンテーブリストたちの夢を乗せたクラウドファンディングです。ご支援はその内容以上に価値のあるものになります。多くの人たちと想いを共有できることを願っています。どうか、応援よろしくお願いいたします。

DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIP 2024 FINAL supported by Technics

2024.8.24 [SAT] 15:30-21:00
at WOMBLIVE
当日 : 3800円 前売 : 3000円 U-25前売 : 2000円【with ZONe ENERGY】
前売取扱 : ZAIKO
※ドリンク代は別途頂戴します
※U-25チケットをご購入の方は入場時に身分証明書にて年齢確認をさせて頂きます
※小学生以下は入場無料です
※ZONe ENERGYはお帰りの際にお土産としてお渡しします

-SINGLE CATEGORY FINALIST
DJ Kaede
ヒラテマリノ
DJ SORA (RuShfunk)
DJ SORA
DJ KENGO
DJ DATCH
DJ MIYABI
DJ SHIRAN

-BATTLE CATEGORY FINALIST
ANONYMOUS
アロマDJ invi
DJ Bahn
DJ EiON
DJ KAZUKI
DJ NOLLI
DJ §arina
DJ THREE

-GUEST ARTIST
DJ AKAKABE feat. MC☆ニガリa.k.a赤い稲妻 powered by Technics
(DJ AKAKABE - 2004 DMC WORLD SUPREMACY CHAMPION)

DJ WA-TA a.k.a WAZGOGG feat. Fuma no KTR & SKRYU

DJ SPELL powered by Manhattan Portage
(2017 DMC WORLD ONLINE CHAMPION)

-JUDGE
DJ IZOH (2012 DMC WORLD CHAMPION)
DJ AKAKABE (2004 DMC WORLD SUPREMACY CHAMPION)
DJ 諭吉 (2017 DMC WORLD SUPREMACY CHAMPION)
DJ SPELL (2017 DMC WORLD ONLINE CHAMPION)
DJ Ta-Shi (1992 DMC JAPAN CHAMPION）
DJ SHOTA (2015 DMC JAPAN CHAMPION)

-HOST MC
DARTHREIDER

-VISUAL
Kimgym

-LOUNGE
宮島塾長 (2007 DMC JAPAN CHAMPION)
Is-k (2022 DMC JAPAN CHAMPION)
DJ BUCK$
DJ REIKO (RuShfunk)
TIMESLIP B-BOY GO
DJ RUM
DJ YANO

最後に、本プロジェクトに賛同して頂き、リターンアイテムを提供してくださったメーカーやブランド、関係各所に深く御礼申し上げます。

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。