それは2023年秋のこと・・・
開運縁起商品の専門店たまふり屋は、グループ企業の株式会社MORITAと協業し、これまで誰も見たことがない理想の神棚の開発に着手しました。
テーマは八百万の神の棲む国「日本」。その名に相応しい新しい神棚の創作でした。
宗教的な象徴としてだけでなく、日々の暮らしの安寧を願い気楽に手を合わせられる祈りの対象としての神棚があっても良いのではないか?
その神棚は、コンパクト設計でお祀りする場所を選ばず、さらには和室だけでなく洋間にも合う洗練されたデザインにしたい・・・
それが、私たちの考える新時代の、そして理想の神棚の姿でした。この理念をもとに、まずは寺社向けプロダクトを多数手がけるディアデザインの池田信義氏に設計を依頼しました。
池田氏とのやり取りを経て完成した素晴らしいデザインを手に、次はそのデザインを形にしてくれる工房を探し求め、高級家具の代名詞「府中家具」の産地、広島県府中市にある豊田産業との協業が実現しました。
一年にわたり素材の選択と試作を繰り返して完成した、弊社が自信をもって世に問うその神棚の名は、『神様尽くしの神棚』。日々の癒しと健やかな生活を願うすべての方におすすめする渾身の逸品を、この度、CAMPFIREのサポーター様に向けてお得な割引価格でいち早く発表できる運びとなりました。
神棚の重要なお役目は、神社で御祈祷を受けて授与された御札をお祀りすることにあります。つまり、神棚とはその家における神殿にあたるものです。
私たちが創作した『神様尽くしの神棚』のこれまでにない特徴は、そこかしこに配された神様や神様にまつわる意匠が、全力で御札を御守りすることにあります。
標準仕様の『神様尽くしの神棚』は、現代の住空間にマッチしたコンパクト設計ですが、より本格的なものをお求めの方におすすめするのが『神様尽くしの神棚 Kamukura』です。
『神様尽くしの神棚 Kamukura』は、『神様尽くしの神棚』に勾玉型の台座、土器(水玉・平瓮2枚・榊立て)、榊(模造)が付属する高級仕様となります。
通常、神棚にお祀りする御神札はご自宅のお住まいの氏神にあたる神社のものをお祀りするのものです。
しかし、『神様尽くしの神棚』では、より特別な神社の御神札をお祀りしたいというご要望にお応えするため、1300年を超える歴史を誇る子之神社(神奈川県湯河原町)の穂積天佑師の御祈祷を授かった特別祈祷版もご用意しました。
特別祈祷版には子之神社より授与された御神札(神宮おおぬさ)と祈祷之証が付属します。
古くからの神官家である穂積家は、古代期の代々の天皇家及び南北朝時代の南朝天皇家(大覚寺統)にも仕えた国内屈指の神職家であり、その伝統と秘法、高貴なる系譜を受け継いでいます。第53代宮司を務める穂積天佑師(神道法名:天佑宜龍大彦之尊)は、その正当に連なる現代の陰陽師としてマスコミにも度々紹介されています。
子之神社公式サイト:https://sites.google.com/view/nenojinja/
『神様尽くしの神棚』が届きましたら、神社で授与された御札をセットしてご使用ください。
尚、本品は神棚ですので、寺院で授与された御札類にはご使用になれません。
『神様尽くしの神棚』は床の間やキャビネットなどに置いてお祀りすることはもちろん、裏側に吊り金具がセットされておりますので、付属の壁掛け用フックを用いて壁に掛けてのご使用も可能です。
『神様尽くしの神棚 Kamukura』には勾玉型の台座と土器(どき)と呼ばれる神具が付属しておりますので、床の間やキャビネットの上などにお祀りください。
水玉(みずたま)は、お水を入れる土器です。朝の一番のお水をお供えするのが良いとされます。
平瓮(ひらか)は、それぞれお米と塩、お塩をお供えする土器です。毎日、新しいものをお供えするのが良いでしょう。
榊立て(さかきたて)は、榊を立てる土器です。『神様尽くしの神棚 Kamukura』には模造の榊が付属しておりますが、本物の榊をお供えする場合は中に水を入れ、毎月1日と15日に新しい榊に取り換えることが一般的とされます。
神棚とは?
神棚は神様の依代となる御札を自宅にお祀りし、ご家族の繁栄や幸せ、あるいは厄除けなどを願うある種の神殿のことです。なお、ここでいう神様は日本神道に由来する神様となります。
神棚に手をあわせ、ご家族の日々の安寧を祈願するためのものといえます。
神棚をお祀りする方位は?
神棚をお祀りする場所は、日中、太陽に向かう方位(東向きないし南向き)に向けることが理想です。また、目線よりも上の位置に設置することが良いとされます。つまり北側か西側の壁の、なるべく高い位置への設置が良いでしょう。『神様尽くしの神棚』の裏側には吊り金具が付いているので、壁掛けでも、置いてお祀りすることも自由自在です。
お祀りするお部屋は?
お祀りする部屋としてはご家族が集うリビングが基本となりますが、落ち着くための書斎や寝室にお祀りしても問題ありません。
洋室にお祀りしても構わないの?
日本の神様をお祀りするものなので、やはり和室が理想ですが、現在の住環境は洋室が中心です。そのため洋室にお祀りいただいても問題はなく、穂積宮司のお話では「何より神様は広く深い御心をお持ちですので、そのような狭量なことで機嫌を損ねたりはしません」とのことです。
お祀りする際のタブー①
神棚とお仏壇を同じ部屋にお祀りする場合、向かい合うような配置は避けます。これはどちらかに手をあわせる際、もう片方にお尻を向けることになってしまうことが理由となります。
お祀りする際のタブー②
神棚は神様のおわす神殿ですので、本来であれば神棚の上に人が住むような場所にお祀りすることはタブーとされます。上の階の人が絶えず神棚を踏む状況がとても畏れ多いという考えに基づくものですが、これを忠実に実践するとなると、戸建てなら1階以上の部屋に、集合住宅なら最上階の人でないと神棚を設置できなくなってしまいます。
現代の住環境でこれはさすがに現実的ではありませんので、これを避ける意味で神棚の上に「雲」(地域によっては「天」や「空」)の文字を貼って、神棚より上は何もない、空だけであることを示す習慣もあります。
ご安心ください! 『神様尽くしの神棚』は低層階でも気にせずお祀りできます!
尚、『神様尽くしの神棚』および『神様尽くしの神棚 Kamukura』は、最下部に雲のパーツを配されていますので、その上に広がる様々な意匠の全てが神域であることを表現しています。何より、その頂に太陽神である天照大御神を象徴する円形のパーツが配されておりますので、お祀りする場所に特別な配慮は必要ございません。
『神様尽くしの神棚』は、ディアデザインの池田氏との出会いがなければ実現し得ませんでした。インテリアやプロダクトデザインを経験してきた池田氏の近年の活動は、伝統を踏襲しながらも現代性を兼ね備えた寺社向けプロダクト提案が主流となっています。
今までにない斬新なデザインとアイデアは寺院関係者からの評価も高く、既に東京や長野にある全国的にも有名な寺院で採用されるなど、多数の納品実績を残しています。
当製品の開発にあたり、私たちは寺院関係者からの紹介を受け池田氏とコンタクトを取り、我々の考える新世代の神棚のコンセプトを伝えました。それから約1カ月後のプレゼンで提示された図面を見た時の感動と衝撃は、今でも忘れられません。
実際はそれからが苦労の始まりでしたが、CAMPFIREでのお披露目を迎えた今となってはすべて良い思い出となりました。
ディアデザイン 池田信義《略歴》
プロダクトデザイナー、ディアデザイン主宰1958年東京生まれ。東京造形大学インダストリアルデザイン専攻卒業。照明メーカーにてデザイン設計担当、ユーメタデザイン、平野デザイン設計を経て独立。1998年ディアデザイン設立。
住宅関連のプロダクト・インテリアを中心としたデザイン設計に従事した後、日本の伝統工芸分野に興味を持ち、伝統産業振興事業に参加、漆器や陶器分野などの商品企画を行う。近年は東京都台東区や長野県長野市の著名寺院の授与品のデザインを手掛けるなど、納品実績多数。
池田氏の設計を忠実に再現するには幾つかのハードルがありましたが、何よりもまず、この秀逸なデザインを形にする製造先を決めなければなりません。方々手を尽くし出会ったのが、高級家具の街、広島県府中市にある豊田産業でした。
試作のため図面を見てもらうと、スタッフの久津間氏より「この造形を桧で作成するのは大変かもしれない」とご指摘がありました。しかし神棚の素材は桧以外考えられなかった弊社は、それでもやって欲しいとお願いしました。
出来上がった試作品は、久津間氏のご指摘通りでした。池田氏の繊細なデザインの再現に、柔らかい桧は困難であることが分かったのです。
途方に暮れる私たちに久津間氏は、「素材を椈(ブナ)に変えてはどうか」とのアドバイスをくださいました。椈(ブナ)はとても硬質な素材で、桧に比べると仕上げなどは格段に難しくなるものの、シャープな造形の再現には適していると。
早速ブナについて調べてみると、桧とはまた違った意味で縁起の良い背景をもった木材であることが分かりました。さらに久津間氏の「自分たちが仕上げを頑張れば済むのだから、造形に妥協する必要はない」という大変心強い言葉が決定打となり、私たちの理想の神棚が実現することとなったのでした。
豊田産業株式会社
高級家具の産地 広島県府中市の家具工房。
素材選びやデザイン作成といった制作の初期段階から加工や仕上げに至るまで、50年の家具作りの歴史に裏打ちされた職人気質な作り手のこだわりを生かし、大量生産では出来ない、隅々まで行き届いた完成度の高い製品を作り続けています。「おいたちこばこ」のブランドの下に展開される跳び箱型の小物入れ「TOBIcoBACO(トビコバコ)」をはじめとした多数のヒット商品を持つ。
豊田産業公式サイト:https://oitachi.com/
神様尽くしの神棚一般販売価格:19,800円
●寸法(約):高さ355×幅180×奥行65mm ●重量(約):460g ●素材:椈(ブナ)・紙・亜鉛合金 ●製品内容:本体、壁掛け用フック、化粧箱 ●企画:株式会社たまふり屋 ●設計:池田信義(ディアデザイン) ●生産管理:株式会社MORITA ●生産国/日本
神様尽くしの神棚(子之神社特別祈祷版)一般販売価格:25,000円
●寸法(約):高さ355×幅180×奥行65mm ●重量(約):460g ●素材:椈(ブナ)・紙・亜鉛合金 ●製品内容:本体、御神札(神宮おおぬさ)、祈祷之証、壁掛け用フック、化粧箱 ●企画:株式会社たまふり屋 ●設計:池田信義(ディアデザイン) ●生産管理:株式会社MORITA ●御祈祷:子之神社 ●生産国/日本
神様尽くしの神棚 Kamukura一般販売価格:38,500円
●寸法(約):本体/高さ355×幅180×奥行65mm、台座/高さ10×幅315×奥行165mm、水玉/高さ60×幅50×奥行50mm、平瓮/(各)高さ13×幅55×奥行55mm、榊立て/高さ95×幅55×奥行55mm ●重量(約):本体/460g、台座/257g、水玉/43g、平瓮/(各)23g、榊立て/76g ●素材:本体/椈(ブナ)・紙・亜鉛合金、台座/椈(ブナ)、土器(水玉・平瓮・榊立て)/陶器 ●製品内容:本体、台座、土器(平瓮2枚・水玉・榊立て)、榊(模造)、壁掛け用フック、化粧箱 ●企画:株式会社たまふり屋 ●設計:池田信義(ディアデザイン) ●生産管理:株式会社MORITA ●生産国/日本
※台座は椈(ブナ)の接ぎ材となります。
神様尽くしの神棚 Kamukura(子之神社特別祈祷版)一般販売価格:43,000円
●寸法(約):本体/高さ355×幅180×奥行65mm、台座/高さ10×幅315×奥行165mm、水玉/高さ60×幅50×奥行50mm、平瓮/(各)高さ13×幅55×奥行55mm、榊立て/高さ95×幅55×奥行55mm ●重量(約):本体/460g、台座/257g、水玉/43g、平瓮/(各)23g、榊立て/76g ●素材:本体/椈(ブナ)・紙・亜鉛合金、台座/椈(ブナ)、土器(水玉・平瓮・榊立て)/陶器 ●製品内容:本体、台座、御神札(神宮おおぬさ)、祈祷之証、土器(平瓮2枚・水玉・榊立て)、榊(模造)、壁掛け用フック、化粧箱●企画:株式会社たまふり屋 ●設計:池田信義(ディアデザイン) ●生産管理:株式会社MORITA ●御祈祷:子之神社 ●生産国/日本
※台座は椈(ブナ)の接ぎ材となります。
神様尽くしの神棚をより多くの人にお求めいただくために、各種リターンをご用意いたしました。
2024年11月26日:クラウドファンディング終了
2024年12月上旬:リターン発送
2024年12月中旬:一般発売開始
本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。 原則として、配送遅延に伴う支援購入のキャンセルはできませんが、リターン配送予定月から3カ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。
株式会社たまふり屋は、高台寺圓徳院(京都府)が所蔵する豊臣秀吉公が生涯所持した三面大黒天、塔世山四天王寺(三重県)が所蔵する織田信長公が祈願したとされる三面大黒尊天、高野山別格本山金剛三昧院が所蔵する源頼朝公の等身大念持仏とされる愛染明王像など、寺院の認可を得た複製像や各種縁起物の企画販売をする会社です。このような製品を通じて、皆さまの幸せを祈念してまいりました。
今回、ご紹介する『神様尽くしの神棚』シリーズは、弊社としては初の神棚への取り組み企画となりますが、多くの人の協力を得ることで、これまでどこにもなかった新しい神棚が完成したと自負しております。
皆さまのあたたかいご支援をお待ちしております。
Q.届いた製品が破損していたら?
A.初期不良として新品とお取り替えいたします。お届け日から8日以内が対応期間となりますので、お手元に届きましたら速やかに開封し中身をご確認ください。
Q.これは何で出来ていますか?
A.ご紹介の『神様尽くしの神棚』は、天然の椈(ブナ)を用いた木製品です。さらに職人が一点一点仕上げした天然木由来の温かみのある存在感をお楽しみください。
Q.保管方法や保管時の注意は?
A.ご紹介の『神様尽くしの神棚』は、乾燥の行き届いた椈(ブナ)を用いていますが、湿気の多い場所での保管はカビの原因になるのでお避けください。また、長期間使用しない場合も湿度の低い時季に箱から出し日陰に干すことをおすすめします。
Q.重量が仕様による値と差異があるのですが?
A.仕様に記載の重量は複数個を計測した平均値です。また天然木を使用する製品は湿度の影響で増減が生じる場合がありますこと、ご理解いただけますと幸いです。
Q.お手入れ方法は?
A. ホコリ等は化粧用の筆など柔らかい筆先でそっと払ってください。水などの液体が付着した場合は速やかに拭き取ってください。
Q.リターンを受け取った後に新商品のご案内は頂けますか?
A.たまふり屋やグループ企業のメルマガやカタログなどを不定期でお送りさせて頂きます。その種のご案内が不要な場合、お申し出頂ければ直ぐに停止させて頂きます。
【仕様・写真について】
モニターやブラウザの環境によって色合いや質感が実物と異なって見える場合がございます。また天然木を用いて手仕上げで制作しているため、木目や彩色、寸法などに若干の個体差が生じますこと、あらかじめご了承ください。
創業 2006年8月1日
美術工芸品や仏像の企画・製造を手掛けて55年を超える歴史を持つ株式会社MORITAから開運縁起商品部門として独立したブランドです。
「たまふり」とは神道の儀式の一つ「魂振る」に由来し、活力を失った御霊を振り動かすことで活力を与えることを意味します。
寺院や神社で御祈祷を受けた商品や、著名占い師や風水師とのタイアップ商品など、背景や裏付けに基づく説得力のある開運縁起商品で人々に活力と幸運をもたらすことを目指すブランドです。
ブランドロゴは陰陽五行の五行色に彩られた宝珠をさらに大きな勾玉で包み込むイメージをデザインしたものです。
たまふり屋公式HP:https://tamafuriya.jp/
楽天市場店:https://www.rakuten.co.jp/tamafuriya-r/
※姉妹会社紹介
株式会社MORITA
公式HP:https://www.morita-inc.com/
木彫フィギュア制作工房HP:https://wood-sculpture-factory.jp/
Lunya(楽天市場公式ショップ)HP:https://www.rakuten.co.jp/lunya-r/
イスム表参道店HP:https://isumu.jp/omotesando/
住所:東京都渋谷区神宮前5丁目48−3
※株式会社MORITA運営ブランド紹介
イスム
公式HP:https://isumu.jp/
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仏像ワールド
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