【10月9日更新】
オールユアーズの展示イベントにもたくさんの方々にお越しいただきました!ありがとうございます!
そのときに大江さんが作ってきていた新色。めちゃ好評だったため、プロジェクトの途中ですがリターンとして追加します!
ネイビーカラーを追加します!
こちらももちろん、廃棄コーヒー豆を釉薬に使用しています。コーヒー豆が青色になるなんて、不思議ですよね。
土と水と、廃棄コーヒー豆で作った灰に、鉱物を反応させてその酸化反応で様々な色が出せるそうです。
今回のオフホワイトももちろん廃棄コーヒー豆が使われていますよ!
追加リターンはネイビーだけのリターンをメニューに追加しますのでこちらでご支援をお待ちしております!
【ここから本文】
こんにちは、オールユアーズの木村昌史です。
(髭剃りました。)
今回はいつものオールユアーズの24ヶ月連続クラウドファンディングとは趣向の違うプロジェクトです。
僕個人で応援したい人をサポートしたい!という思いからクラウドファンディングを立ち上げました。
なぜそんなことをやるのかと言うと、今回は僕が尊敬する二人の先輩のチャレンジをサポートしたい。そして、製品がめちゃくちゃ良い。世の中に正しく広まるべき製品だと個人的に思ったからです。
それが今回のモチベーションのすべて。
ということで、紹介させていただきたい主役が二人います。
一人目は静岡市のコーヒーロースターIFNi ROASTING & CO.の松葉正和さん
そして、もう一人の主役、陶芸家の大江憲一さん
(お二人のプロフィールや店舗情報は文末に記載しています。ぜひチェックしてみてください!)
彼らはその道のキャリアのプロの人たち。そのスキルと経験を活かし、この二人との付き合いから生まれた、この二人じゃないと生まれないプロダクト開発をしました。
それが今回の「Laidback ceramics Cup & Pot」
このコーヒーカップとドリップポッドは陶芸家として活躍している大江さんが成形しているのですが、コーヒーロースターである松葉さんがずっと悩んでいたことを解決した製品です。
それはどういうことかと言うと、この陶器の釉薬 (ゆうやく) として、廃棄されるコーヒー豆を使っているのです。
*釉薬=陶器の表面のツルツルしたガラス状のコーティングのこと。
求める味にこだわればこだわるほど、どうしても出てしまう、廃棄のコーヒー豆。
その、どうしても出てしまうコーヒー豆を有効活用し、コーヒーはもちろん、飲む時のカップやドリップポットまでコーヒーを原料としているもので作る。
彼らは、コーヒーを巡る一連のストーリーを丸ごと楽しめる製品の開発をしています。
廃棄豆の問題を解決するために、誰にでも手に入る状況を作ることが必要です。
大江さんはいつもは一点一点手作りで器を作る陶芸家さんなのですが、今回はこの製品を、ある程度の量を量産したいと思っています。
このプロジェクトは量産のために陶器を成形する型を作成する費用を、このプロジェクトに賛同していただける方達から支援を募るプロジェクトです。
僕はコーヒーが好きです。サラリーマン時代にはコーヒーを自分で焙煎したり、出張先で美味しいコーヒーショップを探すことが好きでした。
そんなコーヒー好きである二人のファンとして、その製品開発の一助になりたいと思いプロジェクトを立ち上げます。
みなさんのお手元へ届けられるまで、コーヒー豆は途方もない旅をしながら日本までやって来ます。東南アジアから来るものもあれば、遠く地球の裏側から届けられるものまで…
様々なルートで多様な種類の豆やフレイバーを味わえ、世界中のコーヒー豆が僕たちのコーヒーライフを充実させてくれます。
IFNi ROASTING & CO.は18年営業している、もはや老舗のコーヒーロースター。松葉さんは学生時代にエジプトのカイロで飲んだコーヒーを出発点に、様々な国のコーヒーの文化や焙煎などに触れてきた人。
彼は焙煎を技術というより単なる作業と捉えています。20年程の経験を元に、その都度の実際の豆の状態を重視しています。
端末データにとらわれず、焙煎回数と豆の種類、量で変わっていく焙煎機の各温度帯を意識しながらずっと付きっきりで1日中作業をしています。
高温に熱された焙煎きで豆を焼きますので、夏場は本当に地獄のような暑さの中で作業をしているそうです。
焙煎後に行われる豆の選別はハンドピッキング。人の目と手で良い豆と、雑味がある豆を選別し、検品していきます。
これが、ハンドピッキングで弾かれた豆たち。
これを弾くと、こんなに綺麗なコーヒー豆になります。
その検品にこだわりすぎて、10キロ焙煎すると、2キロの廃棄豆が出てしまうそうです。
(2キロとは、お米でいうとお茶碗32杯分…!)
「商品に入ってしまうと雑味の原因になるクオリティの豆をできるだけ完璧に排除したい。」
松葉さんの品質へのこだわりが伺い知れます。
コーヒーの味にこだわるから、どうしても出てしまう廃棄豆。
遠く異国の地から旅してきたコーヒー豆を最後まで使い切りたい。
そんな思いが今回の商品開発の出発点でした。
松葉さんのアイディア「廃棄されるコーヒー豆を何か利用できない?」
これを実現したのは、陶芸家の大江憲一さん。
陶器を焼く際に最後の仕上げにかける釉薬として廃棄コーヒー豆を使用するアイディアを出しました。
松葉さんと、大江さんは旧知の仲。
ずっと二人でプロダクトを作りたいと思ってた
土と灰と石でできた陶器
そして、陶芸作家として活躍している大江さんにもある悩みが…
「陶芸家の作品は、一点モノだったり、ちょっと高価で手に取りにくい部分がどうしてもある。もちろんそれを評価してくれるのはありがたい。でも『せっかく手に入れたので、なかなか使えなくて飾ってある。』っていう人も結構いるんだよね。作家モノはそこがもどかしい。だから、毎日使って、割れちゃったら気軽にまた同じものが買える状態のモノにも個人的には興味があるんだよね。」
大江さんの作品を見てもらえばわかると思うんですが、彼の手から生み出すモノは日常で使う、普段使いするのに考えられたモノばかり。
僕自身も彼の醤油差しを使っていますが、見栄えや所有感だけでなく、実用面で機能的で、食卓で活躍する作品です。
そんな彼が、量産メーカーと組んで、少量生産ですが手の届きやすい価格の量産品を初めてプロデュースします。
元の型は、大江さんの手仕事で仕上げた1点モノを型に起こしました。
これをメーカーさんに「型」として起こしていただき、同じものが量産できる状態を作りたいと考えています。
量産品、と言っても、廃棄コーヒー豆を使った釉薬を掛けて仕上げる部分は、大江さんの手作業で行われます。
この製品は、量産メーカーさんと陶芸家さんのコラボレーションでもあるのです。
松葉さんと大江さんの双方の想いがカタチになった、素敵なコーヒーカップとドリップポット。
この商品の量産化のための型代をクラウドファンディングします!
ぜひ、あなたの素敵なコーヒーライフのお供にしませんか?
松葉さんが長年既存の製品を使う中で気になっていて、よりストレスのないものを作りたくなった。その考えを具体化する際に、大江さんの人間性、作るテイストが重なったところから依頼を決めた経緯です。
このシリーズは、民藝に通じるテイストと、量産される工業製品としての日常使いに特化したテイストの「間のもの」を目指して考えています。工芸品のように飾ったり特別な時に使うのでなく、日々様々な用途、シチュエーションで気分良く何気なく使いたいもの。色々なものが作られる今、”Laidback”(気軽)に使ってもらう事が大事と思い制作に至っています。
①コーヒーカップ(浅型)
ストレート、カフェオレなど長年コーヒーを提供する中で「飲み切りやすい一杯の量」「持ちやすい形」を考えて作られたカップ。規定の容量にとらわれず、手馴染みが良いことにこだわって作成しました。コーヒーだけでなく他のの飲み物を入れてもよいテイスト。使い方で和とも洋とも取れる感じが特徴のカップです。
同じ形のカップとスタッキングできる仕様です。
カラー:オフホワイト、コーヒーブラウン
容量:約180cc、高さ:約6.2cm、幅:約8.2cmφ
②コーヒーカップ(深型)
ストレート、カフェオレなど長年コーヒーを提供する中で「飲み切りやすい一杯の量」「持ちやすい形」を考えて作られたカップ。規定の容量にとらわれず、手馴染みが良いことにこだわって作成しました。コーヒーだけでなく他のの飲み物を入れてもよいテイスト。使い方で和とも洋とも取れる感じが特徴のカップです。
同じ形のカップとスタッキングできる仕様です。
カラー:オフホワイト、コーヒーブラウン
容量:約180cc、高さ:約9cm、幅:約6.8cmφ
②ドリップポット
コーヒーを淹れる際にドリップ用という限定されたものを毎度使うことに疑問をもったところから生まれたドリップポット。
1日の中で、ドリップするとき以外使わない器具よりも様々に使える利便性のあるものの方が良いので、従来の形から離れたものを作りたかった。
他の飲み物はもちろん、ドレッシングや醤油など使い方は自由度があるものです。
あと、食卓にあっても違和感ないことが大事でした。
ドリップに使用する際にもこだわりました。
粉の蒸らしの際、”点滴”が誰でも簡単に出来ることです。
また、通常のポットだとドリップ時、放物線状に出る湯が粉の面を荒らしてしまう事で湯溜まりや過抽出に繋がりやすいので、直線に落ちる湯の線が得られる作りにしたかったこと。
さらに、2人分のコーヒー用の湯がある容量であること。
ボディの持ち方や角度が人様々なことから、注ぎ口も可動して調整できます。
カラー:オフホワイト、コーヒーブラウン
容量:約320cc、高さ約13.2cm 幅9.2cmφ
リターン各種をご紹介します。
(1)¥3,000【プロジェクト賛同コース!】
このプロジェクトの趣旨に賛同していただいた方向けのコースです。
お礼のメールと、この製品のパッケージになるロゴステッカーをお送りします。
(2)¥3,000【コーヒー豆コース!】
このプロジェクトの趣旨に賛同していただいた方向けのコースです。
イフニコーヒーで購入するよりも正直割高ですが、このプロジェクトに賛同していただける方に、イフニオリジナルブレンドのコーヒー豆を200gお送りします!(豆のままか、挽いた状態でお送りするかご指定ください。)
*コーヒー豆+送料
(3)¥3,100【ソロカップコース!】
このコラボレーションで生まれたコーヒーカップです。
内容:コーヒーカップを1点お送りします。(カラーと、浅型と深型をお選びください)
*カップ1点 ¥2,500+ 送料 ¥600
(4)¥5,600【凸凹セットコース!】
このコラボレーションで生まれたコーヒーカップです。
内容:浅型のカップと深型のカップを1点ずつ合計2点をお送りします。(カラーをお選びください)
*カップ2点(¥2,500×2)+ 送料 ¥600
(5)¥5,600【ペアカップコース!】
このコラボレーションで生まれたコーヒーカップのペアセットです。
内容:コーヒーカップをペア(2点)お送りします。(カラーと、浅型と深型をお選びください。)
*カップ2点(¥2,500×2)+ 送料 ¥600
(6)¥8,600【ドリップポットコース!】
内容:ドリップポットをお送りします。(カラーをお選びください)
*ドリップポット1点(¥8,000)+ 送料 ¥600
(7)¥9,600【カルテットコース!】
内容:コーヒーカップを4点お送りします。(カラーと、浅型と深型をお選びください。)
*カップ4点(¥2,500×4)+ 送料 ¥600
(8)¥13,600【ペアカップ+ドリップポット!】
内容:コーヒーカップをペア(2点)、ドリップポット1点をお送りします。
(カラーと、カップの浅型と深型をお選びください。)
*ドリップポット1点(¥8,000)*カップ2点(¥2,500×2)+ 送料 ¥600
(9)¥15,000【コーヒーカップ6点コース!】
内容:コーヒーカップを6点をお送りします。(カラーと、浅型と深型をお選びください。)
*カップ6点(¥2,500×6)+ 送料 ¥600
(10)¥30,000【イベントを開催する権利】
内容:このプロダクトの展示販売会を誘致できる権利です。あなたの町やお店に伺います!ご希望であればALL YOURSの出店も可能です。日程は別途ご相談ください。(出店の際の交通費、宿泊費その他経費はご支援者様でご負担ください。)
(11)¥50,000【あなたのオリジナルブレンドを作ります!】
内容:あなたのオリジナルブレンドをIFNI COFFEEの松葉さんが開発します!
*ブレンドの内容はプロジェクト終了後にご連絡します。ディスカッションの元決めましょう。
(12)¥100,000【スペシャル別注カラーをオーダできる権利】
この製品を元に、陶芸家の大江憲一が、あなたのオリジナルカラーを作らせていただく権利です。
(このリターンは契約料とさせていただきます。製品の納品時に納品金額をご請求させたいただきます。)
【Q&A】
1)Q:ペアで欲しいのだけど、色違いで欲しい!
A:ソロカップコースを2つご支援いただけると嬉しいです!
2)Q:ペアで欲しいのだけど、形違いで欲しい!
A:ソロカップコースを2つご支援いただけると嬉しいです!
→複数購入で別カラーで欲しい方は、ペアを2口ご支援いただいたり、いくつかにご支援を分けていただくと可能でございます!
ご支援いただいた金額は、下記の内容に充てさせていただきます。
①量産に向けた型代に関する費用
型代が、カップ一型18万×2型=36万
ドリップポットが一型24万
トータル60万円+パッケージデザイン+製品制作費+送料等の経費を込みで120万円を目標にチャレンジします!
最後にお二人を紹介します。
(右)松葉正和
2001年に静岡市でsmall coffee maker IFNi ROASTING & CO. (イフニ) を設立。
コーヒー豆の焙煎業を主に、関連プロダクトの開発/販売なども行う。
IFNi ROASTING & CO.:http://ifni-coffee-store.com/
IFNiのinstagram:https://www.instagram.com/ifnicoffee/
(左)大江憲一
大江さんのプロフィール:http://www.oe-kimura.com/
大江さんのプロフィール:https://www.instagram.com/norikazooo/
あなたのコーヒーライフがさらに豊かになりますように。
ぜひご支援をよろしくお願いします!
photo by Eri Tanaka
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