▼はじめにご挨拶

はじめまして。一般社団法人グローカル 代表の溝口然と申します。

現在、慶應義塾大学に通いながら、熊本県人吉球磨地域を拠点に「キャリア支援」「人材育成」「奨学金事業」などを行う一般社団法人グローカルの代表を務めています。

 

▼これまでの活動

私がグローカルの活動を始めたのは、「何となく決まっていく当たり前を変えたい」という問題意識からです。

例えば、進路や将来の選択肢は、知らず知らずのうちに、周囲の環境によって狭まりがちです。親の職業や、育った地域や、通っている学校によって、自然と「当たり前」が作られてしまいます。「なんとなく」進路を決めてしまうことが「当たり前」で、目的が持てない。大学で何を勉強して、将来どんな道を歩みたいか、イメージできない。そんな現状を「機会の提供」によって打破していきたいと思いました。

 

2015年12月、人吉高校の生徒であった私は同級生と共同で高校生団体「Glocal Students」を発足させ、勉強会や各種セミナー、地域活性化の取り組みを通して、高校生に社会との「関わり」の場を作リ始めました。2016年2月22日に非営利法人「一般社団法人よのなかLABO」の設立、その後、名称を「一般社団法人グローカル」へ改称し、現在に至っています。

▼このプロジェクトで実現したいこと

今回支援をお願いする「ひとよし球磨プレオープンキャンパス」は、大学がなく、大学へのイメージを抱きにくい人吉球磨地域の高校生に全国の様々な大学の学生と交流し、進路選択の幅を広げてもらうことを目的に開催するものです。

人吉球磨で育った私もそうでしたが、人吉球磨の高校生にとって身近なロールモデルといえば、先生と親と一部の先輩くらい。選ぶ大学も高校の先輩が過去に合格したところを学校の先生に勧められるくらいで、現実的な選択肢は狭いのが実情です。

都会には様々な機会がある。専門書がならぶ充実した書店もあります。様々な人の話を聞き、情報を得ることもできます。私自身が生まれ育った人吉球磨にこそ、そんな場がもっと必要ではないでしょうか。

例えば、東京にとっての東京の大学と、地方にとっての東京の大学。当時、人吉の高校生だった私には、東京の大学というのは遠い世界に見えました。

その道を歩む人が少ないからこそ生まれる距離感を短くし、可能性を広げたいという思いがあります。

 

▼ひとよし球磨プレオープンキャンパス概要

「ひよよし球磨プレオープンキャンパス」は、昨年に引き続き、2回目の開催となります。
昨年度は約70名の高校生が参加し、参加者全員が「満足」と回答するほどの大盛況ぶりでした

「2018年度ひとよし球磨プレオープンキャンパス」

日時:2018年7月7日(土)13:00 ~ 17:00

会場:あさぎり町商工コミュニティセンター(通称:ポッポー館)多目的ホール

参加学生の大学(予定)
東京大学・横浜国立大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立命館大学・九州大学・熊本大学・西南学院大学・鹿児島大学・福岡大学・熊本県立大学・熊本学園大学 ほか

 参加費:無料

 

▼資金の使い道

「ひとよし球磨プレオープンキャンパス」は、多くの高校生に機会を提供するために、参加費を無料で開催しています。一方で、イベントの開催には、会場費や大学生の交通費などの費用がかかるのが現状です。

多くの高校生に参加していただくために、皆様のご支援をよろしくお願いします。

 

 
 

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