鉄の造形作家、藤本髙廣(ZUBE)。彼は、つかわれなくなった農機具や車やバイクといったものたちを、新たに動物などに「見立て」、新たないのちを吹き込みます。そんな彼のユーモア溢れる作品たちを、彼の思いと共に紹介する作品集を出版します。 top写真撮影: 下薗詠子

プロジェクト本文

▼ご挨拶

【ZUBE】熊本在住の鉄の造形作家、藤本髙廣(ZUBE)と言います。この度、「ホワイトギャラリー」というギャラリーを鹿児島市で運営する三坂基文さんのご協力により、作品集を出版していただくことになりました。

【三坂】今回、ZUBEさんの作品集を発行する三坂です。彼のことは作家の細見博子さんに紹介されて以来の付き合いで、2013年と2017年にホワイトギャラリーで個展を開催しました。この作品集は鹿児島で開催された2つの展示会(ホワイトギャラリー / 大隅アートライブ展)の様子と、彼のものづくりへの姿勢・想いを語ってもらった本です。

【ZUBE】自分にはただ作品をつくるだけしかできません。宣伝もしきらんですし、お願いもできんのです。もう、いつ工場を閉鎖しないといけないか、正直先が見えない状態です。でも、こういったかたちで支援いただけるとは思ってもみませんでした。この本が完成したら、僕は作品だけでなく、この本を売って生きていくことができると思います。そして次につなげていけたらと思っています。どうかよろしくお願いします。

左が三坂基文。右がZUBEです。

▼このプロジェクトで実現したいこと

【三坂】現在、入稿直前までつくっている状態です。ただし印刷費がありません。そこで、クラウドファンディングで資金集めをすることにしました。ZUBEさんが、家々を訪ねて廃材を集めてまわるように、インターネットの力を借りて本と作品を売ることで、作品集完成にこぎ着けられたらと思っています。

以下、作品集の一部です。

 

 

 

 

 

このような感じで、B5版・120ページの作品集になっています。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

【三坂】ZUBEさんは滞在制作を得意とし、それぞれの地域で廃材を集め、作品を制作します。それはつかわれなくなった廃材に、新たないのちを吹き込むという行為です。そうやって生まれた作品たちは、本来の用途とは異なる「見立て」によって、可愛らしい鳥であったり、虎や牛へと、見事に変容します。とは言え、その様子はあたかも子どもが積み木を遊ぶような楽しさと、見るものをワクワクさせる魅力があります。

2017年にホワイトギャラリーで開催した展示会は「動物たちの祝宴」というタイトルがついていました。実際、廃材でつくられた動物たちが数多く並べられ、まるで動物園のようでした。その様子を作品集にして多くの人に見てもらえないだろうか、と考えたのが本書制作のそもそものきっかけです。

ホワイトギャラリーでの展示会の様子です。 

▼これまでの活動

【三坂】ZUBEさんは30年間、熊本を中心に、工務店の下請けとして商店建築に携わってきました。今でも熊本市内の各地で当時の「仕事」を見ることができます。

カフェ ド ラム 東バイパス店 屋外オブジェ(熊本市東区御領 5-11-1)

 

ジャンジャンゴー JANG JANG GO 内装(熊本市中央区花畑町 13−10 セカンドサイト)

【三坂】ZUBEさんは5年前に廃業宣言をして以来、作家活動のみで生活しています。正直、最初は「何を考えているんだろう???」と思っていました。でもどうにかこうにか5年続けています。ZUBEさんの生き方は決して楽な、容易なものではありません。ですが彼のように、自身の意志を曲げずに生きている姿は、どこか美しくもあります。そんな彼の思いや生き方を、作品と一緒に是非多くの人に見てもらいたい。そして見た人たちの、心に何か少しでも「やる気」を引き起こすきっかけとなって欲しいと思っています。

「小国からきたバイク」鹿児島県佐多岬(2017年「大隅アートライブ展」出展)

【ZUBE】この作品は2012年に熊本県小国町で展示したのをきっかけに、その後、広島県福山市、熊本市現代美術館、東京モーターサイクルショー、鹿児島県は大隅半島の先端である佐多岬で展示されてきました。まさにご縁をつないでくれたバイクです。

 

「クサカベハクリュウ」鹿児島県神川大滝(2017年「大隅アートライブ展」出展)

【ZUBE】大隅半島の廃材でつくられた龍です。「大隅アートライブ展」においては全部で5箇所に作品を設置させていただきました。 撮影: 下薗詠子 

 ▼資金の使い道

【ZUBE】印刷費および作品集・作品の送料にあてます。(B5版 / 120ページ / カラー・モノクロ)

印刷は鹿児島市内の印刷会社、協業組合ドゥ・アートにお願いしました。クラウドファンディングで資金が集まり次第、入稿の予定です。こちらの方々も以前、三坂さんと私の大津の工房まで来ていただいたことがあり、以来、応援してくださっています。

▼リターンについて

〈5,000円以上ご支援いただいた場合〉

サイン入り作品集に加え、作品集内に支援者にお名前の掲載をさせていただきます。

その他の詳細は、各リターンをご参照ください。 

▼藤本髙廣プロフィール

1958年 熊本県熊本市出身

1986年 開新高等学校(旧熊本第一工業高校)卒業後、父の営むアサヒ鉄工所を引き継ぐ
2008年 「ビエンナーレKUMAMOTO」奨励賞受賞
     「アサヒ鉄工展 パスファインダー」開催 @熊本県野外劇場アスペクタ
2009年 「アサヒ鉄工展」開催 @熊本市鬼塚時計店跡地
2010年 「アサヒ鉄工展 風林火山」開催 @熊本市、阿蘇郡小国町、福岡市、4カ所同時開催
2011年 「HIGO MOKKOS展」開催 @ロワゾ ブロカンテ(東京)
     「ビエンナーレKUMAMOTO ファイナル」奨励賞受賞
     阿蘇ライダースベースからのご依頼にて全長6,5mのバイクモニュメントを制作
2012年 「アサヒ鉄工展 Crazy Rider」開催 @阿蘇郡小国町、熊本市GALLERY KOEN 2カ所同時開催

2013年
「アサヒ鉄工展 THE HAPPY LUMINAIRES」開催 @熊本市ゼロセンター、GALLERY KOEN、鹿児島市 3カ所同時開催
「アサヒ鉄工展 Let’s Touring」開催 @道の駅ゆうステーション阿蘇郡小国町
「ふくやま アートウォーク2012」参加 @広島県福山市
「あしきた写真フェスタ」ゲスト参加 @熊本県葦北市女島活力センターゆめもやい
「鉄の鼓動」個展開催 @熊本市なかお画廊
「藤本髙廣展」個展開催 @鹿児島市ホワイトギャラリー
「イヌの記憶」参加 @岡山県瀬戸内海市立美術館
「鉄のアーティストZUBEこと藤本髙廣のくず鉄魂 鉄魂ブギ展」開催 @熊本市現代美術館

2014年
「おかしな香梅展」開催 @熊本県菊池郡大津町Junk Art Studio ZUUN
「イセキサナエ展」開催 @Junk Art Studio ZUUN
「ZUBE照明展」開催 @熊本県阿蘇郡小国町なないろ
「KAA河原町アートアワード」参加 @熊本県熊本市中央区河原町
「バイクフェスタ菊陽」展示 @熊本県菊池郡菊陽町杉並木公園
「街中ギャラリーアマクサローネ」招待 @熊本県天草市中央銀天街

2015年
42回東京モーターサイクルショー(特別展示)@東京ビッグサイト
(歴史のあるモーターサイクルショーで初めてアート作品としての展示)
「犬島時間」岡山県犬島にて開催
藤本髙廣展 「飛べ!」島田美術館

2016年
藤本髙廣のクズ鉄魂「くず鉄祭り」展
主催 熊本市文化振興課 熊本市美術文化振興財団
@花畑広場 にて観客数三万五千人超る
藤本髙廣のクズ鉄魂 六月より十月の滞在制作「地産地生」「小国収穫際」 主催 坂本善三美術館

2017年 鹿児島White Gallery「動物たちの祝宴 藤本髙廣展」
     大隅アートライブ展 主催 鹿児島県
2018年 「動物たちの祝宴」島田美術館
     「一燈照偶 藤本髙廣 作品展」鹿児島White Gallery

 

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    2018/07/14

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