●●● ガネットさんとは ●●●

児童文学の金字塔「エルマーのぼうけん」は世界中で愛され続け、世代を超えて読み継がれています。今年はその「エルマーのぼうけん」がアメリカで出版されて70周年、日本では55周年という記念の年です。なんと今年8月に95歳を迎えられる原作者のルース・S・ガネットさんが来日されることが決まりました!

 

世界はもちろん、日本でも原作者のことはあまり知られていませんでしたが、前沢明枝氏の取材により「『エルマーのぼうけん』を書いた女性ルース・S・ガネット」が出版され、彼女の全貌を垣間見ることができるようになりました。

 

人形劇団プークは、昨年10月、ニューヨーク州にある彼女のご自宅を訪ねました。彼女のひととなりに直接触れ、「エルマーのぼうけん」はもちろんのこと、ガネットさんご自身にも魅了された私たちは、日本の皆さんにもっと彼女のことを知ってほしいという強い思いで、彼女の来日に向けた働きかけを推し進めてきました。

 

そしてとうとう私たちの熱い思いが伝わって、人形劇団プークの夏のこどもの劇場「エルマーのぼうけん」公演日程に合わせて、ガネットさんの来日プロジェクトが動き出そうとしています。

 

 

●●● 人形劇団プークとは ●●●

1929年に設立された現代人形劇専門の創造集団である人形劇団プークは、来年2019年に創立90周年を迎えます。新宿駅徒歩数分の場所にプーク人形劇場を構え、創立以来子ども向け・大人向け人形劇の新作創造を続けています。代表作に、『12の月のたき火』(児童福祉文化奨励賞)、『くまの子ウーフ』(児童福祉文化賞)、『怪談牡丹灯籠』(文化庁芸術祭大賞)等があります。

 

私たちにとって特別な作品である「エルマーのぼうけん」を、劇団員一同総力をあげて創ってきました。特に今回は、さまざまな領域で活躍するアーティストとのコラボレーションで記念の年にふさわしく、新たな芸術性の追求に試みました。その筆頭として、欧州中の舞台芸術祭で受賞を総なめとしている人形美術・舞台美術家の最高峰マィヤ・ペトローヴァ氏をブルガリア国立演劇映画芸術アカデミーから招聘、さらに音楽は2018年の大河ドラマ『西郷どん』などを手がける新進気鋭の作曲家富貴晴美が担当し、振付はカンパニーデラシネラを率いる小野寺修二が手がけました。

出演は、日本の現代人形劇界の頂点として全人形劇人から仰がれる熟達の人形遣いたちと、若手人形遣い合わせて総勢10名。好評を博した昨年度公演では、BS朝日の番組「みらい遺産」(2017/12/19放映 http://www.bs-asahi.co.jp/mirai_isan/lineup/prg_194/)にも出演したプークのベテラン俳優・岡本和彦も白熱の演技を見せました。

 

公演日程:8月2日(木)~5日(日)10時半の回・14時の回

場所:新宿東口 紀伊國屋ホール

 

人形劇団プーク「エルマーのぼうけん」特設サイト

https://puk.localinfo.jp/

https://www.facebook.com/events/283067085602406/

 

●●● ガネットさん来日の実現に向けて ●●●

一人でも多くの人に、「エルマーのぼうけん」とガネットさんの魅力に触れてほしい!そんな強い思いから始まったこの一大プロジェクト。一番の目玉は、なんと言ってもご本人登場のパネルディスカッションです。直接お話を聞く機会はまずありません。ガネットさんの子どもの頃のお話や「エルマーのぼうけん」創作秘話などを、専門家の方を交えての対談形式で魅力に迫ります。どうかこのプロジェクトにご参加いただくことで、ガネットさん来日の実現と渡航費援助へとつながりますので、ぜひ皆さまのご賛同お待ちしております。

 

「エルマーのぼうけん」原作者ルース・S・ガネットさん来日記念パネルディスカッション

日程:8月4日(土)18:00~20:00

場所:新宿東口 紀伊國屋ホール

登壇者:

ルース・S・ガネット氏

前沢明枝氏(「『エルマーのぼうけん』をかいた女性ルース・S・ガネット」著、翻訳家)

渡辺鉄太氏(「エルマーのぼうけん」翻訳者・渡辺茂男氏のご長男、子どもの本の作家、翻訳家)

代田知子氏(「子どもの読書活動優秀実践図書館」として全国が注目する埼玉県三芳町立図書館館長)

柴崎喜彦(人形劇団プーク「エルマーのぼうけん」演出家)

 

 さらにはクラウドファンディングのためだけの特別なリターンもご用意しています。なんとガネットさんと直接お話ができる、交流会へのご参加プランです!10名限定プランですので、お早めにご予約ください。

 

応援よろしくお願いいたします!

ありがとうございました。

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