奈良の町家にて現代アートを展開する、奈良町にぎわいの家つし二階アート企画第16弾 「つうず_れ_る」-Communication/ Miscommunication- 9月の作品展示・設営に際し、イギリスから作家 Laura Thompson を迎えるための資金+制作の援助をお願いいたします!

プロジェクト本文

ごあいさつ

本企画のキュレーター/アートディレクターの中野温子です。

奈良の歴史ある「奈良町にぎわいの家」にて
9月に開催予定の展示「つうず_れ_る」-Communication/Miscommunication- に際して参加作家 [ローラ・トンプソン] を作品設置のためイギリスより呼ぶ為の資金、また制作補助を募りたく支援をお願いいたします!
奈良町にぎわいの家にてアーティストトーク(9月2日開催)も予定しています。

 

● 奈良町にぎわいの家つし二階アート企画 とは?● 



奈良の歴史ある「ならまち」にある築100年を迎えた表屋造の町家「奈良町にぎわいの家」(登録有形文化財)。
その「つし二階」(町家特有の建築様式のひとつ)において現代アートを実験的に展開する取り組みが
「奈良町にぎわいの家つし二階アート企画」です。
2015年秋よりスタートした同企画の第16弾として、本展示が実施されています。

 






2017.3.13-4.4 奈良町にぎわいの家つし二階アート企画Vol.9「SCALE」インスタレーション展示の様子
キュレーション・アートディレクション:中野温子
アニメーション:Shuangshuang Hao



● 展示「つうず_れ_る」- Communication/Miscommunication - について ● 

「つうず_れ_る」-Communication/Miscommunication- は、
コミュニケーションを軸にした異文化間の共同創作プロジェクトです。

ここにいる人たち(こちら)と遠く海外にいる二人のアーティスト(あちら)が、かつては人の暮らしがあった、「奈良町にぎわいの家」という場所で 「HOME」というキーワードをもとに交流をもち、作品制作を進めています。
こちらからあちらには何を伝えられるのか? あちらは何を受け取り、そこから何が生まれるのか?
文化の受信/発信、伝達の行為を考えた時、「通ずる」ことの重要性とともに、 正確に伝わらなかった誤解が生む「ズレ」にも創造性を発見することができるのではないでしょうか。 誤解やズレ、勘違いが生む新たな表現の可能性も探りながら 作品制作の過程を公開し、進めていく実験的な制作展示となります。



キュレーション・アートディレクション:中野温子 http://nakanoatsuko.com/
主催:奈良町にぎわいの家 http://naramachi-nigiwainoie.jp/
コーディネート:一般社団法人 はなまる http://hanamaru-nara.art/


4月から制作過程を公開しながら進めている本展示は2つのパートに分かれています。

パート① 4月15日〜6月30日:(終了)
制作公開展示+キュレーターによるデモンストレーション展示

パート② 9月1日〜30日
アーティスト(二人)による作品展示


→パート①:

二人のアーティストに対して異なるコミュニケーションのアプローチをとりメッセージを発信。
アメリカ人写真家、ローラ・トンプソンは奈良在住の女の子ふたりとの数回にわたるスカイプセッションを通じて。
アイルランド人アーティストのルイーズ・ローランドには会場に設置したPOST BOXへの投函で「HOME」を発信。その後まとめて、メッセージをイギリスへ郵送しました。


【ローラとは4月〜6月、月に一度のスカイプ交流を行いました】




【ルイーズへのメッセージ。地元の方だけでなく世界各国の観光客の方からそれぞれの「HOME」が集まりました】


【イギリスのルイーズの元へ到着】



パート②:
アーティストが受け取った「HOME」が作品となり、つし二階に。
現在アーティストとどのような作品に仕上げるかディスカッション・調整中。
夏の間に制作を終え、9月には「奈良町にぎわいの家 つし二階」に作品がやってきます。


【ルイーズの作品コンセプト案。メール等ですり合わせながら制作進行中※7月15日現在】




【ローラの作品コンセプト案 ※7月12日現在】
「つし二階」の建築様式を利用したインスタレーション(展示空間を使い、それを要素として体験を提供する作品形式)を想定し、アイデアを膨らませている。

 

● 参加アーティストの紹介 ● 


LAURA THOMPSON/ ローラ・トンプソン[写真家]
www.laura-thompson.net

カリフォルニア、サンタバーバラ生まれ。
現在スコットランド在住。彼女の作品は神話的な世界観と人工物の自然に対するつながり、もがきを問うような状況をつくりだす。視覚的に目を引き示唆に富み、超現実的な作風で、観る者をはっとさせる。制作過程においてインスタレーションや、パフォーマンスアートも探求している。
D&AD Awards Exhibition 2016 - Next Photographer Shortlist 等 受賞多数


LOUISE ROWLAND/ルイーズ・ローランド [イラストレーター/デザイナー]
www.louiserowland.com

アイルランド出身。ダブリンのThe National College of Art and Designを最優秀学位で卒業。
彼女の作品は抽象的な形、鮮やかな色、奇抜な模様に富んでいる。
デジタルイラストレーション、本、スクリーンプリント、壁画、リソグラフプリントや3Dイラストレーションなどを扱う。現在グラスゴー美術学校、イラストレーション修士課程に在籍。


● これまでの反応・成果 ● 

ギャラリーでなく観光の場としてある、「奈良町にぎわいの家」に来訪する世界中の方々から、思いがけず出会ったこの展示に対してポジティブな感想をいただいたり、積極的に参加してくださる様子がみられます。会場で出会った方とそれぞれの住む場所、かつて住んでいた場所、旅した土地の話になったりと、この展示がアーティスト(つくる側)の中で完結せず、訪れる人それぞれのものになっていくような感覚を得ています。
また、現代の「HOME」の考え方を模索している海外のライターからコラボレーションの依頼を受けたりと、予期しない広がりもあったり。

作品制作の行為・展示が媒体となり開かれたコミュニケーションの場として「奈良町にぎわいの家」が使われる可能性、イメージを持てたこともひとつの成果です。

協力してくれた地元の小中学生の女の子は、「HOME」という概念のもと、アーティストとの交流の中で自身の感覚を掘り下げ言葉にする難しい課題にチャレンジしてくれました。内容の濃い会話を海外のアーティストと定期的に行うこと自体、特別な経験になったかと思います。
こういった共同制作の在り方がアート教育にも発展させられる可能性も感じています。
ローラが来日でき、直接会うことが出来れば彼女たちにとっても、ローラにとってもまた特別な経験になることと思います。

※制作の過程、現在の状況などは下記の特設WEBサイトよりご覧いただけます。

https://tsushi2-art.wixsite.com/tsuzureru 

 

● 今回支援いただく資金の使い道 ● 

参加アーティストの一人、ローラ・トンプソンの提示するインスタレーション設置のため、作家自身が日本へ来る必要が出てきました。
大きくは彼女の渡航+滞在費となります。
制作に関わるスタッフの人件費が捻出できない状況も考慮し、
制作費補助としていくらか補填できるような設定とさせていただいています。

・ローラ渡航費(Glasgow - KIX)KLM/25万円

・ローラ宿泊費/10万円 ※8月22日〜9月5日までの滞在予定

・アーティストとスタッフへの制作補助/15万円

・ウェブサイト維持諸経費/5万円

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合計 55万円

 

● リターンについて ● 

3000円:
・中野からのお礼の手紙
(自身の作品「Broken Glass Print」のポスカードに※下記すべて同仕様)

5000円:
・お礼の手紙
・ショートエッセイ「Aurora_Rosemary」※本展示内の作品
・「Broken Glass Print」ポストカード3枚セット

1万円:
・お礼の手紙
・ショートエッセイ「Aurora_Rosemary」
・ローラの日本でのスナップショット + サイン

3万円:
・お礼の手紙
・ショートエッセイ「Aurora_Rosemary」
・同展示でのローラの作品の一部 + サイン


【ショートエッセイ「AURORA_ROSEMARY」導入】

 


● 最後に ● 

多くのアートプロジェクトがそうであるように、本プロジェクトも資金が不足しています。
プロジェクトに関わる地域の人、観光で来られる人、にぎわいの家スタッフとアーティスト、そして9月の展示を楽しみにされている方に、最善の状態で作品を発表し、また交流の機会も作りたいと願います。
みなさまのご支援ご協力、よろしくお願いいたします。

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    活動報告

    ローラからみなさまへお礼のメッセージ

    2018/08/11 09:19

    こんにちは!ローラ・トンプソンです。9月に「Sense of Home」という作品を展示します。9月2日にはアーティストトークを予定していますのでぜひいらして下さい。そしてなにより、寄付をしていただいた方に感謝しています。どうもありがとうござます。みなさまが展示を楽しんでいただけることを願って...

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