岡山県の企業のプロジェクトが満載です!
    もちろん当園のプロジェクトも載せていただいております。


▼はじめにご挨拶

 はじめまして、「ファームうえぐしのしあわせにっこりおいしいぶどうたち!!」の酒井和也です。現在、妻と二人でぶどう専門の農園を岡山県高梁市で経営しています。夏は真っ青な空、秋には雲海がひろがるような山里です。

 


 2000年よりぶどう作りを始めました。それまではサラリーマンも経験し、私が26歳の時には長野県白馬村に行きペンションをやった事もありました。そして地元に帰りまた宿をやる事を夢見て、ぶどう作りを始めました。いろいろありましたが、試行錯誤をして、お客様に「美味しいっ!」って喜んで頂くぶどうを作り、早いものでもうすぐ20年になろうとしています。

 一昨年には法人になり一応社長です。初めは若手の研修生がいて張り切って仕事していましたが、みんな巣立って今は2人になりました。まるで始めたころのような感じですが、年齢が…あの頃のようにはいかなくなりましたね。けど、彼らぶどうたちの面倒を見なくちゃいけないのでゆっくりがんばっています。

 これまでには大事件もありました。

 それは、ぶどう作りを始めかなり時もたって、2014年に新しく畑も借りてぶどうをたくさん植え、これからの計画も作り頑張っていた矢先、起きてしまったんです⁉私の今までの人生で一大事でした。不注意により2015年3月に頸椎損傷により首から下が一瞬動かなくなってしまいました。せっかく計画してやっていくぞ!って思っていた事が出来なくなってしまいました。

              

  しかしリハビリを頑張り、本当に運よく手術もする事なく、また動けるようになって、ぶどうの花が咲くその年の6月には畑に帰ってくる事が出来たんです。当初はテレビのリモコンすら押す事が出来なかったのに、ハサミを持って仕事出来るようになって本当に嬉しかったです。

       

 現在では、すこしの違和感はありますが、以前と変わらず生活をし、仕事に頑張っているところです。

 

▼今回のリターン

リターンでお届けするぶどうたちですが、実は特別なぶどうです。

 6年前新しい畑に、新たに植えた木に初めて実る果実をお届けします。それも名付けて     『バージンぶどう』です。

 私たちも来年で収穫20回目のシーズンですが、新しく植えてその木に、初めて実るぶどうたちを収穫するのは、その前の初めての時以来です。それが20回目と重なり感慨深いです。

 そんなぶどうたちをお届けしちゃいます。楽しみにして下さいね。

 

▼このプロジェクトで実現したいこと

 上図のように、ぶどうたちを栽培し販売して行く上での悩みの種、自然の中のふとどきからぶどうたちを守るために建設途中のハウスを完成させて、「逆動物園」になっちゃいますが、ぶどうたちがハウスの中に入って奴らから逃れて安心して大きく育つようにすることです。

 そして今回のプロジェクトが成功して、早期にビニールハウスを完成させる事で、今は出来ていない夏(7月末~8月)の時期にもお届け出来る様になり、お中元時期の対応が出来るようになって、売上増も見込めるようになります。現在は秋(9~11月)の収穫販売ですべての仕事が集中して大変しんどいんですよ。それらの時期をずらす事で仕事も分散出来、労力軽減に繋げ、年間通じてコンスタントに仕事をする事が出来るようになります。時期に余裕が出来てくると、ぶどうたち一つ一つを丁寧に見てあげる事が出来るようになって、彼らも気持ちよくなっていい物になりますよ。そして、お客様にしあわせにっこりになって喜んでもらえるようになるという事は、私たちもにっこりになれるというわけです。

 将来的には、ファームうえぐしを「フルーツ大国」にして、いろいろな人たちに働いてもらい、地元高梁を盛り上げていける農園になりたいのです。

                                                                               

▼プロジェクトをやろうと思った理由とこれまでの活動

↓↓↓↓↓ある朝畑に行ってみると

何だこりゃ~!!!!」↓↓↓↓↓

 

』の仕業です。

袋はバラバラに、ぶどうは一粒残らずごちそうさま状態に。そして事な大事なぶどうがなる『木』を折ってしまい、引きづりまわす!これは本当にまいります。せっかく枝が伸びて大きくなり、来年からぶどうたちがやっと収穫出来るようになるところなのに、また一から枝を伸ばさなくてはならないんです。

それがその一本だけじゃなく、なんと⁉他の木々も合わせ6本もの木が被害にあってしまい、かなりショックをうけてしましまいた。

 この光景を見て、これではまずい!?建設途中になっているハウスを早く作り、猿をはじめ、カラス、イノシシなどのから、ぶどうたちを守り育ててやりたいと強く思いました。そうする事でお客様に「しあわせにっこり」になっていただける、ぶどうたちをきちんとお届け出来るようにしたいと思ったからです。せっかく一生懸命やっても、獣の奴らに取られてしまっては元も子もありませんから。

 

 ここで、私がなぜ今仕事として、ぶどう作りをしているのかをお伝えしときます。それは家族で力を合わせていつも一緒に仕事をする事が出来るからです。私の家庭は、父が家族の為に一生懸命働いていたサラリーマン家庭でした。そんな事もあり、家族で一つの目標に向かってやる仕事っていうのがよく思えるんです。せっかく一緒にいるのならそれが一番いいと思っています。けどうまくやっていくためには、簡単な事ではないですけどね。

 あらたにぶどう農家として、2000年春に新規就農をして、2016年には法人化して頑張っています。将来はぶどうだけでなく、いちごやキウイフルーツなど他の物も作り加工品生産も出来たらと考えています。そしてその他のフルーツとして「南国フルーツ」に挑戦したい!!と思っています。そう欲張りです!

 それは、一昨年の冬にハウスの中に育っている南国のフルーツを見た時の事です。

なんじゃこりゃ~!すげ~!バナナがある~!」と、久しぶりに夫婦2人してワクワクしました。特に妻が珍しく「これはやりたーい!」と言いました。こんな事は滅多に、いや今まで無く、いつか必ずそれを実現したいと強く思っています。その為にも今までやって来たぶどうの栽培をしっかり行っていこうと、改めて心に誓っている所です。

 そして今回挑戦するプロジェクトですが、ハウスを完成させてぶどう作りで基盤を整え、我が農園を「フルーツ王国」にする新たな第一歩を踏み出したいと考えています。

 最初と後にも記していますが、私がケガをして計画が途中になってしまっています。それを何とか前に進めて行きたいのです。そして現在は秋にしか収穫出来ていないぶどうを、夏にもお届け出来るようにします。

 さらにさらに、昼・夜関係がない、猿をはじめカラス・イノシシなど、ぶどうを狙うふとどき者の獣は自然には沢山います。その野生の動物達からぶどうたちを守ってあげるようにしないと、全部を見回り警戒する事は残念ながら困難です。ぶどうや私達が施設(ハウス)の中に入るしかないのです。まさに「逆動物園」⁉自然豊かな山里の中でぶどうたちを作っているのに変な感じでしょ。

 私達も安心して仕事が出来、いつもいつも私達のぶどうを待って下さっているお客様に安定してお届け出来るよう、このチャレンジを実現したいと考えています。

*私たちは目標に向かって進みますので、もし!?今回のプロジェクトで目標金額に届かなくても逆動物園のハウスは作っていきます。

▼資金の使い道

ぶどう生産の為の、ビニールハウス資材の購入、経費に使います。

 ・材料  パイプ、ビニール、ネット ←約60%

 ・経費  暖房の為の油代や送料など ←約40%

工事は自分達で行いますので、材料だけでOKです。

これでぶどうを夏に出荷できるようになり、なおかつ動物達から守ることが出来るようになって、安心して生産出来るようになります。

▼最後に

 「きっと、私にはまだする事があり、生かさせてもらうことが出来た。」

 最初に触れましたが、2015年3月に私がケガ(頚椎損傷)をしてしまい、一時首から下が動かなくなってしまいました。すごい絶望感にみまわれ、人生の終わりも考えました。けど少しずつ良くなり、妻に車いすがいるねって話をしていたら、妻の友人が「あんた何をようるん、歩いて帰るんで!」って強いを頂き、「わかった、歩いて帰る!」と目が覚めました。そしてぶどうの花が咲くその年の6月までに帰るためにリハビリの日々が始まりました。一人で歩けるようになるまでは、少し時間がかかりました。始めは自分で起き上がる所からなので、大きな赤ちゃんのようでした。人はこうして起き上がり、自分の足で歩くようになってゆくのを、今一度経験しました。ちょっと大げさでしょうか(笑)少しの後遺症はありますが、本当に運よく約3ヶ月で退院し、生活と仕事に復帰しました。妻を始め家族、友人や先生、看護師さんに支えられて今があります。

 『もう一つ思ったことは、車いすでの生活は大変だと言う事。街に出でると段差はあるし、車に乗るのも一苦労。ケガをするまではそんな事はわかりませんでした。その後はそんな事も全部受け入れて生きて行かなければなりません。仕事も今までのようにはいかないと聞きました。私の経験からで、どこまで出来るかわかりませんが、車いす・障害のある方々と一緒に仕事が出来るような環境を作りたいと思っています。まだ少し時間がかかりますが必ず実現したいと考えています。』


 いまの私たちは、その前より計画していた事が一時ストップしてしまいました。本当ならハウスも完成し、畑一杯にぶどうも実っていた事でしょう。私の不注意でそれもまだ途中になっています。その思っていた事が少しでも出来たらと、夫婦でも話をしていました。そして今、新たに挑戦したい事も出来て、それも実現したいと話しています。その為にも今回のプロジェクトを成功させて、一歩でも前に進んで行きたいと思っています。いつもお客様にも喜んでいただいています。今まで自分達がやって来た事は、間違いはなかったと考えています。

 いまは創業当初のように2人ですが、ここ高梁市に住み一緒に汗を流してくれる仲間を増やしていきたいと思っています。その為にもいま出来る事をやってみたいと思っています。

 大きなアクシデントを乗り越えてこれたのも、家族、仲間、そしてお客様の支えがあってこそだと思っています。ただただ「感謝、感謝」です。

 

    

 そして思うことは、

『夫婦2人で始めたぶどう作りがこの地域で、ずっと息づいていって、いつまでもみんなをしあわせにしてもらえたらと願っている。』

  • 2019/01/23 10:05

    皆様本当にありがとうございました。 本日募集最終日となりました。お陰様で多くのご支援を頂き、嬉しいのとその期待に応えて「旨いぶどう」を育てるように、彼らぶどう達とがんばらないといけないと強く思います。そう何があろうが、前を向いて前進あるのみです。 あと少しとなりましたが、見守っていて下さい。

  • 2019/01/15 10:50

    100%到達しました。 皆様大変ありがとうございます。じわじわとですが、多くのご支援をいただき、本当にありがとうございます。TOP画面では「90%」となっていますので、早急に変更します。 暖かいメッセージもいただき、益々「やる気・元気」がわいてきます。これから準備の方も少しずつですが、スピード...

  • 2019/01/11 17:07

    95%になりました!先日90%とお知らせしましたが、あれよあれよと95%へ。もうすぐゴール(このクラウドファンディング)をむかえます。そしてその後は新たなスタートラインに立って、そう僕はレースの途中のランナーなんで、どんどん前に向かって進むだけです。今日の最大のミッション!  この前雪をかぶっ...

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