▼はじめにご挨拶
はじめまして、WOW relay (APP) 発案者の野口亮太と申します。
この『世界を一つにつなぐ』という構想ですが、2009年秋には、すでに生まれていました。
その翌年「夢アワード」というプレゼンテーションで(現 WOW relay の元になった)「お悩み相談リレー ひとつな」とその夢を発表する機会がありました。以下の動画はその時のプレゼンテーションの記録です。良かったら是非ご覧ください。
▼お悩み相談(ひとつな)リレーとは何か?
動画中でも説明がありますが、誰かの Q(クエスチョン・お悩み相談)に対して、次の人が A(アンサー・答え)と Q を投稿、また次の人が A と Q を投稿していくリレー方式で『世界中を一つにつなぐ』というアイディアです。
……[A/Q]→[A/Q]→[A/Q]→[A/Q]……
動画にすると以下のような感じです。
▼上記プレゼン後の活動と、アプリ化実現までの流れ
プレゼン後、2年ほどで資金面、アイディア面の問題が限界に達し、その後活動は停滞してしまいました。
やがて時が経ち、2016年8月のある日、自室の椅子に座り、何気なくスマートフォンを手に取った瞬間、身体中に凄まじい衝撃が走りました。
「スマートフォンのアプリを使えば、一瞬にして世界中をリレーでつなぐことが出来るんじゃないか!?」
僕は、この瞬間の、まるで雷に打たれたかのような感覚を未だ覚えています。
プレゼンを行った2010年当時は、まだスマホやアプリが一般的ではありませんでした。一枚一枚の写真をカメラで撮影し、パソコンに取り込み編集、アップロードという作業を、一人で繰り返し行っていました。
しかしスマートフォンが全世界に普及した現在では、撮影も編集もアップロードも、一人ひとりの手元で行うことができます。
同9月、この「リレーのアプリ化」アイディアをまとめ、たまたま知り合った投資家の方へプレゼンを行うと、資金調達に成功、アプリ開発とプロモーションの為「株式会社ひとつな」を設立し、2018年1月に WOW relay (APP) の iOS バージョンをリリースするまでに至りました。
▼この『世界を一つにつなぐ』プロジェクトで実現したいこと
「むかし地球では、国と国が戦争してた時代があったんだって!」
「えっ!? 同じ地球人同士なのに信じられないね!!」
100年後の地球上で、こんな会話を交わす子どもたちの姿が見られること。それがこのプロジェクトの達成によって描く未来です。
時代を過去に遡ってみれば、たった150年ほど前の日本でも、国内で戦争が行われていました。当時は薩摩人/長州人/会津人など「○○藩に属する人間」といった、より小さな単位で人を隔て、争っていたのです。
時が経ち現在、日本人の多くは、“同じ日本人同士” という意識で繋がり合っています。この歴史が示すように(今はまだ大げさにも聞こえる)“同じ地球人同士” という感覚が自然と受け入れられることは、十分にあり得るのではないでしょうか?
▼『世界を一つにつなぐ』その想い
2017年に資金調達の為、幾つかのベンチャーキャピタルを回りました。その際、ある会社の担当者の方に言われた言葉があります。
「世界が平和になったとして、誰が得をしますか? それに誰が平和の為にお金を払いますか? 世界平和の為にお金を払う人は誰も居ませんよ?」
もちろん調達は失敗に終わりました。それはベンチャーキャピタルという立場上の言葉だったろうと思いますが、僕たちは「誰も居ない」とは考えていません。一人ひとりの応援のお金で、新しい時代を創っていくことは可能だと信じています。
この世界にはまだ、戦争に代表されるような、人と人との争いが絶えません。その根底にあるのは、お互いの違いを受け入れられないことにあると、僕は考えています。
ひとつな の描く未来には、人種の違い、思想の違い、文化の違い、そういった、あらゆる違いを超えた所で、人と人がつながる、という壮大な可能性を秘めています。
ひとりひとり、違うけど、みんな、どこかでつながっている。
この想いを元に、WOW relay (APP) を作り上げました。
▼ WOW relay は、どんなアプリなのか?
WOW relay は、メンバーで協力し合って『WA』を作っていくゲームです。
この『WA』には3つの意味が含まれています。
① WOW relay は SNR(ソーシャル・ネットワーキング・リレー)です。一つ一つの投稿が、全ての投稿と “リレー形式” で繋がり合い、全体で一つの 輪(WA)を作り上げます。
② WOW relay は for ME ではなく for YOU の気持ちを元に、投稿が連なります。国も年代も肩書も、時には時代をも超えて巡り合う 環(WA)によって、人と人が繋がります。
③ WOW relay は、日本発、世界へのアプリです。日本が世界に誇れる調和の精神、和(WA)を持った、あなたの投稿を、世界へ届くことによって、調和のきっかけが生まれます。
▼これまでの活動
2016.08
野口、リレーをアプリ化するアイディアを閃く
プレゼン資料としてまとめ、資金調達に成功
2016.11
株式会社ひとつな設立
アプリ開発に着手
2018.01
「WOW relay (APP)」iOS Ver.1.0 を App Store にて公開
itunes.apple.com/jp/app/wow-relay/id1315934459
▼資金の使い道(この資金で達成出来ること)
現在本件は、コアメンバー2名と、業務委託エンジニア1名で活動しています。
野口 亮太(CEO)・・・デザイン制作、ウェブサイト製作、SNSプロモーション、他
中野 翔(CTO)・・・サーバーサイドエンジニア、ウェブ版 WOW relay 開発、他
宮崎 貴次(業務委託)・・・フロントエンド(iOS, Android アプリ)エンジニア、他
野口・中野ににつきましては、株式会社ひとつなからの報酬は受けていない状態です(別途個人事業にて多少の収入確保をしている為、なんとか生活はできております)。
宮崎につきましては、本件一本で作業に集中してもらっている為、株式会社ひとつなからの業務委託という形で、契約している状態です。
資金の主な用途は『世界を一つにつなぐ』ための
①アプリ開発費用
②毎月のサーバー費
です。
本プロジェクトにて設定した「200万円」という金額で、どこまでの実装が進められるかという点ですが、具体的には
① iOS 版アプリの「通知機能」実装
② iOS 版アプリの「ホーム画面」大規模リニューアル
が行え、その後、アプリのプロモーションに進んで行く予定です。
つまり、本プロジェクトの達成によって
iOS 版アプリ(第一段階としての)完成が見込まれます。
また、今秋には 中野が制作を担当した WOW relay の WEB 版をリリース予定です。
▼リターンについて
次アップデートにて「クラウドファンディング メンバー バッジ」をアプリ内プロフィールページにて付与いたします。
※ Android 版については、現在まだ未リリースです。メールアドレスにてメンバーの認証を行いますので、リリース前でもバッジ付与を予約できる形となります。
▼いただいたご質問に対する返答
Q1:LINE や Twitte との違いは何?
現在広まっている多くの SNS 、例えば Facebook や Instagram などもそうですが、基本的な特徴としましては
①すでに知っている人と繋がる
②共通の趣味や話題などを通して繋がる
という点がございます。
それは逆に「知らない人や、全く関係の無い人とは繋がる必要が無い」と考えれますし、また「遠く離れた国の人とは繋がる術自体が無い」と言えるかもしれません。インターネット自体は世界中に繋がっているので、実際は可能なのですが、「出会い系」と称されるものを除けば、個人同士が交友的なきっかけを元に繋がるのは困難なのが現状です。
私たちが考えたことは「国も年代も肩書きも異なる人と、どうやったらコミュニケーションを楽しめるだろう」という点です。そこで今回の「WOW relay」という仕組みを形にしました。
例えば「今日のランチ、何を食べようか迷ってる。オススメってある?」と友人・知人に尋ねれば、的確なオススメを教えてくれるだろうと思います。しかしその回答を、遠く離れた国の人が「私の街では○○が流行ってるよ!」と写真や動画付きで教えてくれたら(それは疑問の解決にはなっていないのですが)、Q&Aをきかっけとしたあたたかな交流になると考えています。
アメリカのビジネスマンの悩み相談に、日本の小学生が面白おかしく答えてみるなど、国・年代・肩書きにギャップがあればあるほど、Q&Aはあたたかでユーモアのあるものになっていくと、私たちはイメージしています。
もちろん、そうなるためには、各国にこのアプリが広まる必要があるのですが。
Q2:このアプリは何のためにあるの?
現行 SNS についてもう一つ挙げるとすると
③自己欲求を満たすための投稿が多い
という特徴が挙げられます。
基本的には「私の投稿を、みんなに見て欲しい」というモチベーションが、多数になると思います。
WOW relay は、見ず知らずの相手のクエスチョンに、アンサーをする、というアクションから始まるため、モチベーションは「他者貢献」で広まっていくものと、私たちは考えています(リレーは継続して行われます)。
誰もが誰かのことを思って投稿が繰り返されるサービスが、世界中で広まっていくと、文化や価値観の異なる人同士でも、お互いを尊重し合う土壌ができるのではないかとイメージしています。
また、リレーというルールを設けており、全てのユーザーが、アンサーとクエスチョンの投稿を交互に繰り返す必要があります(例えばヤフー知恵袋のように、クエスチョンだけや、アンサーだけを繰り返すことはできません)。
この仕組の為、どの投稿を表示しても、全ての投稿に辿っていける仕組みになっており、形式上も、全ユーザーが一つに繋がることになります。
Q3:ビジネスモデルとしての収入源はあるの?
現時点ではまだ未実装ですが、順調にユーザー増加に至った場合、ビジネスモデルの一つとしては、広告収入を見込んでいます。
ただし、こちらも他の SNS とは異なる点があります。
唐突に広告の画像や動画が表示されるのではなく、広告主(企業側)もリレーに参加し、ユーザーにアンサーしたり、クエスチョンしたりを行って、その投稿自体が広告になる仕組みを設計しています。
例えば、前述のような質問「今日のランチ、何を食べようか迷ってる。オススメってある?」と投稿した時に、マクドナルドのスタッフがたくさん並んだ写真で「スマイルと共にお待ちしておりますよ♪」みたいなアンサーの投稿があったとしたら、それを見ている人にとってもサプライズになると考えています。
また企業側としても、従来の広告のように、ユーザーに広告をスルーされる心配がありません。リレーという仕組み上、自然と流れの中でそれを見てもらえるからです。
Q4:それは広告モデルなの?
B to C から P to P ということを意識しております。
広告の基本は、企業から消費者の B to C で成り立つことが多いですが、WOW relay では広告も、あくまでリレーに参加する「人」にフォーカスを当て、P(Person, Personal)同士の繋がりで、なされることを意図しています。
「この企業の中の○○さんからの投稿」というように、広告の投稿であっても、人と人との繋がりがなされるような土台を、こちらで設計し整えていく計画がございます。
▼最後に
構想については、大きな可能性を秘めていると、僕を含めたメンバーは皆、確信を持っています。
ただ現状は、手にとって見られるアプリにまだまだ課題が多いのが、紛れもない事実です。
「ここがまだ使いにくい」
「もっとここがこうなったら良いんじゃないか?」
そういったことが、多々あるだろうと思います。
お伝えしてきた夢や構想は、まだ形になってはいませんが、どうかこのプロジェクトを応援していただけませんか?
僕たちは『世界を一つにつなぐ』この強い想いの元、必ずや世界に良きものを創り上げます。
『世界を一つにつなぐ』
なんて大それたことと思われる方も多いかもしれません。
しかしこの活動をやめることは決してありません。
是非この夢を、共に叶えてみませんか?
よろしくお願いいたします。
野口 亮太
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