【大阪・梅田】社会を変える鍵となる「ホームレス」向けの住居を提供します!

集まった支援総額
¥1,385,000
パトロン数
104人
募集終了まで残り
終了

現在138%/ 目標金額1,000,000円

このプロジェクトは、2016/10/04に募集を開始し、104人の支援により1,385,000円の資金を集め、2016/11/10 23:59に募集を終了しました

今の日本は本当に些細なきっかけで路上生活に陥ってしまいます。ギリギリの生活を送る人たちは少しでも安全な場所で寝ようとファーストフード店などで夜を明かしますが、お金が底を尽きると路上へ行かざるを得ません。路上で寝なくてもいいように大阪市内にアパートを借り、住まいを提供します。

「まさか自分が路上生活を送ることになるとは、思ってもみなかった…」

はじめまして。大阪でホームレス状態の方や生活困窮状態の方の生活・就労支援をしているNPO法人Homedoorです。多くの人はそもそもホームレス状態の人と関わったことがないと思いますが、みなさんは彼らが、なぜその生活をしているのかを考えたことはありますか?

『ホームレス』というと「汚い」「働いていない」「恐い」などと否定的なイメージを持つ人が多いようです。実際は失業や倒産をきっかけに生活が暗転したという人がほとんどです。とはいえ、失業というひとつの要因だけで『ホームレス』になるわけではありません

失業や倒産をきっかけに、家族、住居、健康、貯金などをだんだんと失っていった結果、居場所を失い『ホームレス』になるのです。また、失業の理由も倒産や仕事の減少、病気やけがなどさまざまで、誰にでも起こりうる理由ばかりです。多くの人は、自分が『ホームレス』になるとは思ってもいなかったと言います。

「もう一度やりなおしたかった。でも無理やってん。」

一度『ホームレス』になると、ひとりで路上から抜け出すことは非常に困難です。住居を借りるにしても仕事を探すにしても、今の日本社会は「現在、住んでいる場所があること」を前提として成り立っています。そのため、住まいのない人たちが「もう一度やりなおしたい…」と思っても自分の力だけではどうしようもできないというケースがあとを絶たないのです。

さらに、なかには障害を抱えている人、過酷な路上生活により障害を抱えるようになった人や障害者手帳を取得できるか・できないかのボーダーラインにいる人も多いという現実があります。

2008年、2009年ごろに精神科医の森川すいめいさんが東京都内で行った調査によると6割近くの方が精神疾患を患っていることがわかっています。

そんななか、ホームレス状態の人が藁にもすがる思いで行政に相談へ行っても、これまでは本人の希望に関係なく施設や病院などに入れられるケースが大半でした。野宿生活をしているというだけで、アパートでの生活を一人で送れないと判断されてしまっていたのです。

今は随分と水際作戦(審査をせずに保護申請の受理を拒否すること)は減りましたが、いまだに「あなたは住所がないから生活保護は受けられない、施設に入ってください」と福祉事務所に言われることがあります。

また大阪にある施設は個室ではありません。精神疾患を持っている人や人付き合いが苦手な人のなかには、共同生活をするくらいなら路上で寝ることを選択する人もいます。

「一回落ちたら、もう這い上がられへん。アパートに入ることはあの時諦めた。」

不動産屋で私たちは何度も絶望を感じました。
身分証明できるものがないとアパートは貸せないね」
「え?いま住所がないの?それはちょっと困るなあ〜」
携帯電話がないと審査の連絡ができないから、契約は諦めて」
保証人つけれないの?緊急連絡先もいない?保証会社はつけれる?飛ばしてる(家賃を滞納したまま出て行き返済していない)の?それじゃあ保証会社つけるのもちょっと無理だね」

親の介護や自身の病気などちょっとしたきっかけで、離職せざるを得ない人は大勢います。貯金が底をつき家賃を滞納してしまったけれど、収入の見込みがなく頼れる人もいない。そんな状況に陥るとアパートを出ざるを得ません。こうして住所を喪失してしまうのです。

そんな人たちに対応できる柔軟な社会であればいいのですが、残念ながら今の日本社会はとても冷酷です。そもそも住所がないという概念が存在していないのです。住所があることを前提として、次の家を借りることができるしくみになっています。

やっとの思いで初期費用を貯めてアパートにもう一度入ろうと奮起しても、身分証や携帯電話を持っていなかったり保証人になってくれる人がいなかったりと、分厚く高い壁があり一人では到底乗り越えられません。 慣れない野宿生活でもともと折れそうになっていた心は、こうした挫折を繰り返す中でボロボロになってしまうのです。

「順風満帆だったはずなのにね、人生ってどうなるかわからないもんだよ」

 20代から70代と幅広い世代からさまざまな背景を持った方が、これまで相談に来られました。かつて年収が2000万以上あった人、誰もが名前を知っている会社の初期メンバーだった人、みんなを笑顔にできる料理の腕を持つ人…。

 

彼らは口を揃えて「こんな風になると思わなかった」と言います。その言葉を聞くたびに、ホームレス問題は一部の人にだけ関係する小さな問題ではないのだと気付かされます。さまざまな社会問題が絡まりあった結果、ホームレス状態の人が生まれるのです。

家を失う可能性はすべての人にあります。このプロジェクトを行うことによって、あなたの身近にもホームレス問題が見え隠れしていることを知ってもらえたなら幸いです。

 

Homedoorでは150名を超える方に就労機会の提供を行ってきました。私たちはただ単に仕事場を提供するだけではなく、就労支援と生活支援を同時並行で行う一気通貫型の支援を大事にしています。

生業(なりわい)という言葉は仕事という意味ですが、漢字を見ていただければ分かるとおり「生きる業(=行為)」と書きます。つまり就労は生活に直結しているのです。

役割や居場所を得ることは人間にとって非常に重要なことです。特に血縁や地縁を失った人にとって職場は数少ない居場所であるケースは少なくありません。

「ここにいていいんだと思える場所がある」「とりあえず顔を出せるところが存在する」ということは、家族や友人を失った人にとって大きな意味を持つと思っています。

これまで季節性のあるイベント(お花見や餅つきなど)を通じた居場所づくり、物件探しなどの居宅移行支援を生活支援として行ってきましたが、要(かなめ)となる住居提供ができていませんでした。今回のプロジェクトをきっかけに支援メニューを増やし、「ホームレス状態になりたくない」と望む人が早期にその状況から抜け出せるよう支援をしていきます。

 

>>物件の様子

 今回用意する物件はHomedoor事務所から歩いて15分、最寄りの駅からも歩いて6分と非常に便利な立地です。間取りは3DKで、3人が入居予定です。この施設は、Homedoorで現在就労しており次のステップを考えている人に提供します。

現在西成区の簡易宿所に宿泊中の入居予定者に部屋を見てもらったところ、「自分には贅沢すぎる。キッチンが大きくて、コンロで自炊できるのが何よりも嬉しい」との感想をもらいました。そう話すその人の横顔はいつもよりも明るくて、この場所は住む人にとって人生の大きな転機になり得る場所なのだと改めて感じさせられました。

・アパート初期費用
25万=敷金、仲介手数料、火災保険など

・アパート内設備費
30万=各部屋の設備(テレビ、ベッド、収納棚など=10万×3部屋)
35万=共用部分の設備(冷蔵庫、洗濯機、共用テーブルなど)

・報告書作成費用
5万円=印刷費

・事務局雑費
5万=報告書作成に関する事務用品の購入、交通費、燃料費など

※冷蔵庫などの現物寄付者が発生した場合などには使途を変更する可能性があります

今回のクラウドファンディングを行うにあたって、国内大手アウトドアブランドの株式会社モンベルさまにご協力いただき、コラボグッズを作成させていただくことが可能となりました!こちらの商品は本プロジェクトでの限定商品となっています。

Tシャツは「家があるからこそ、アウトドアは楽しめる!」をコンセプトにしています。アウトドアが好きな人はテントを張って野宿をしますが、ほとんどの人は毎日外で寝ているわけではありません。帰る家があるからこそ、自然を感じながら外で生活をすることに「非日常感」を感じられるのではないでしょうか。

 

すべての家財道具を持ち歩いて、毎日生活をすることはとても大変です。休憩したいと思った時にゆっくり休めない上に、水道や電気、ガスなどのライフラインも整っていないため何をするにも移動が必要です。コラボグッズを通じて、家があることの尊さを知っていただければ幸いです。

 

●トークイベントにスペシャルゲスト「ホームレス小谷」さんの登壇が決定!!●

元お笑い芸人で現在は「世界一ハッピーなホームレス」として活動されている、今とても話題の小谷さんをお呼びしてトークイベントを開催することになりました!

トークイベントにて本プロジェクトで住居を得た元ホームレスの入居者とホームレス小谷さんとの対談が実現します!(10,000円以上のご支援でトークイベントに参加できます)

[小谷さんプロフィール]
ほーむれす・こたに/世界一ハッピーなホームレス、日本の神様(八福神)
1983年兵庫県生まれ。 大阪でお笑い芸人として活動、2013年解散を機に上京。 上京後キングコング西野亮廣氏の家に居候。4万円の家賃を2カ月連続で滞納し、家を追い出されホームレスになったのがきっかけ。 地球が家!世界の人が家族!を掲げ、ネットショップBASEにて『(株)住所不定』を立ち上げ、自分の1日を50円で売り、何でも屋さんとして地球を駆け巡る!!

 

 

3,000円
・当事者のコメント入りお礼状
・Homedoor特製ポストカード・ステッカー

5,000円
・当事者のコメント入りお礼状
・Homedoor特製ポストカード・ステッカー
・本プロジェクトの報告書

10,000円
・当事者のコメント入りお礼状
・Homedoor特製ポストカード・ステッカー
・本プロジェクトの報告書
・大阪市内で実施される入居者とHomedoor職員によるトークイベントへご招待
・モンベル×Homedoor限定コラボグッズ(Tシャツ)

30,000円
・当事者のコメント入りお礼状
・Homedoor特製ポストカード・ステッカー
・本プロジェクトの報告書
・大阪市内で実施される入居者とHomedoor職員によるトークイベントへご招待
・モンベル×Homedoor限定コラボグッズ(Tシャツ・マグ)
・Homedoor主催の西成区街歩きへご招待

50,000円
・当事者のコメント入りお礼状
・Homedoor特製ポストカード・ステッカー
・本プロジェクトの報告書
・大阪市内で実施される入居者とHomedoor職員によるトークイベントへご招待
・HUBchariスタッフお手製キーホルダー
・Homedoor主催の西成区街歩きへご招待
・アパート見学
・アパートのオープニングパーティーご招待
・モンベル×Homedoor限定コラボグッズ(Tシャツ・マグ)

100,000円
・当事者のコメント入りお礼状
・Homedoor特製ポストカード・ステッカー
・本プロジェクトの報告書
・大阪市内で実施される入居者とHomedoor職員によるトークイベントへご招待
・Homedoor主催の西成区街歩きへご招待
・アパート見学
・アパートのオープニングパーティーご招待
・モンベル×Homedoor限定コラボグッズ(Tシャツ・マグ)
・アパート内部にご支援いただいた方のネームプレートを展示
・Homedoor代表川口による講演(交通費は応相談)

私たちは願っています。
「やりなおしたい」と思ったら何度でもやりなおせる社会を。

Homedoorという団体名は、駅のホームにある転落防止柵(ホームドア)のように『人生というホームから転落しない防止策になれるように』、そして『その人にとってただいまと帰れる居場所(=ホーム)の入り口になれるように』とふたつの思いを込めて2010年の設立時につけました。

>>過去に居宅生活へ移行した人のお家で鍋パーティーをした時の様子

設立から6年目を迎え、ようやく当事者へ住まいを提供できる状態になりました。長年の夢であった住居提供の第一歩なだけに、今回のプロジェクトには強い思い入れがあります。住まいと仕事を同時に提供することが、一度ドロップアウトしてしまった人たちにどのような効果をもたらすのかをしっかり検証していきます。

そして住まいの提供は、今回で終わりではありません。今回はHomedoorで就労している人限定ですが、この事例をもとに緊急の相談者のシェルターなどにも着手していこうと考えています。このプロジェクトはHomedoorの支援を加速させる重要なものでもあり、今後Homedoorがどのような支援を行っていくのかの手がかりでもあります。入居者ひとりひとりに渡す鍵は、「ホームレス状態になりたくないと望んだらならずに済む社会づくり」という扉をひらくための鍵です。

どうかこのプロジェクトを他人事だとは思わず、自分の未来への投資だと思って協力していただければ幸いです。皆さまからのあたたかいご協力を、心よりお待ちしております。