今回のプロジェクトで、一番やりたいこと
今回のクラウドファンディングで一番実現したいこと。
それは、「水洗バイオトイレ たまき」を、どこへでも運べる移動式にして、トイレから始まる循環型の暮らしを多くの人に届けることです。
「たまき」は、普通の水洗トイレのように快適に使いながら、排泄物をただ「捨てる」のではなく、微生物の力で分解・発酵させ、その発酵液を土や植物へとつないでいく仕組みです。
トイレ → 発酵 → 土 → 植物 → 食 → 暮らし
毎日使うトイレを入り口に、これまで「捨てるもの」だった排泄物を資源として循環させていく。
そんな環境にやさしい循環型の暮らしを、もっと身近な選択肢にしたいと思っています。
でも、どれだけ良い仕組みのトイレでも、知らなければ選択肢にはなりません。
だから、待っているのではなく、私の方から地域へ届けて、実際に見て、使って、知ってもらう機会を増やしたいと思っています。
地域のお祭りや環境イベント、体験会、防災訓練などへ「移動式たまき」を持っていき、
「普通の水洗トイレとほとんど変わらず、清潔で快適に使える」
ということを、実際に体験してもらいたい。
そして、その使いやすさだけでなく、
「流して終わり」ではなく、その先に自然へつながる循環がある。
ということも、実際に知ってもらいたいと思っています。
普段は、たまきを知ってもらう移動式の体験場として。
地域のお祭りや環境イベント、体験会、防災訓練など、さまざまな場所へこちらから出向いていきます。
必要な方には、イベントなどへのレンタルとしても活用してもらいたい。
そして災害時には、必要とされる場所へ運び、においや虫が発生しにくく、できるだけ普段に近い感覚で快適に使えるトイレとして役立てたいと考えています。
普段から使い、知っているトイレが、いざという時にも役に立つ。
日常では、循環型の暮らしを知るきっかけに。そして災害時には、人の暮らしを支えるトイレに。
そんな「移動式たまき」を目指しています。
「待つ」のではなく、自分から地域へ届けに行く。
一人に使ってもらい、そこからまた一人へ。
実際に使ってもらうことで、**「こんなトイレの選択肢もあるんだ」**と知ってもらい、少しずつ循環の輪を広げていきたい。
そのための最初の一台を、皆さんからいただいた支援をもとにつくりたいと思っています。

なぜ「移動式」なのか
水洗バイオトイレのことを話すと、
「におわないの?」「本当に普通の水洗トイレみたいに使えるの?」
と聞かれることがあります。
でも実際に使ってもらい、便槽の中まで見てもらうと、「本当に臭くない!」と皆さん驚かれます。
用を足したものは、微生物の働きによってすぐに分解・発酵が始まります。
仮設トイレなのに臭くない。普通の水洗トイレのように快適に使える。
これは、説明するより体験してもらうのが一番です。
だから「移動式たまき」をつくり、こちらから地域へ出向いて、実際に見て、使って、感じてもらいたい。
その体験を、「こんなトイレも選べる」という地域の新しい選択肢につなげていきたいと考えています。
「水洗バイオトイレ たまき」って、どんなトイレ?
難しいものではありません。
普段使っている水洗トイレに近い感覚で使えるトイレです。
便器は一般的な水洗便器。
用を足したら水で流す。
トイレットペーパーも流せます。
おがくずを入れる必要もありません。
大きく違うのは、
水を流した、その先です。

普通に使える。でも、その先に「循環」がある
私が「たまき」で大切にしたいのは、快適さだけではありません。
人が暮らしていれば、排泄物は必ず生まれます。
これまで私は、それを水で流して、どこかで処理してもらう「捨てるもの」だと思っていました。
でも、水洗バイオトイレと出会い、微生物や発酵について知っていく中で、その見方が変わりました。
暮らしから生まれたものを、ただ「捨てる」で終わらせない。
微生物などの力を借りながら発酵につなげ、そこから生まれた発酵液を適切に扱い、自分の敷地や田畑、果樹などへ活用していく。
土から植物が育ち、その恵みがまた私たちの暮らしへ戻ってくる。
トイレ → 発酵 → 土 → 植物 → 食 → 人
人も自然から切り離された存在ではなく、大きな循環の中で生きています。
「いらないもの」として捨てていたものも、見方や仕組みを変えれば、次の命へつながるものになるかもしれない。
私は、そんな小さな循環を暮らしの中に取り戻していきたいと思っています。

EM菌とフミンゲンの力を活かす「たまき」
「水洗バイオトイレ たまき」は、微生物の働きを活かして、排泄物の分解・発酵を促していく仕組みです。
使用を始めるスタートアップ時に、EM菌とフミンゲンを便槽へ投入します。
EM菌には乳酸菌・酵母・光合成細菌などさまざまな微生物が含まれ、
フミンゲンは、地元・高知県四万十市で製造されている、フルボ酸やミネラルを含む天然由来の抽出液。
身近な地域でつくられている素材を、たまきの仕組みに活用しています。
便槽内ではエアーポンプによる曝気を行い、微生物が働きやすい環境を整えながら、排泄物を分解・発酵へとつなげていきます。
そして、そこから生まれた発酵液は、そのまま外へ流すのではなく、自分で汲み取り、適切に希釈するなどして、敷地内の植物や田畑、果樹などへ活用していくことを基本としています。
トイレで生まれたものを、ただ「捨てるもの」で終わらせない。
微生物とフミンゲンの力を借りて発酵へつなぎ、その先の土や植物へ還していく。
トイレ → 発酵 → 土 → 植物 → 暮らし
そこまでをひとつの循環として考えるのが、「水洗バイオトイレ たまき」です。
私と水洗バイオトイレとの出会い
はじめまして。高知県で大工をしながら、水洗バイオトイレの施工・普及に取り組んでいる中世古真吾です。
約12年前に埼玉から高知へ移住し、木工や林業を経て、現在は大工として仕事をしています。
水洗バイオトイレとの出会いは、知人から「バイオトイレをつくってほしい」と頼まれたことがきっかけでした。
その時、屋久島で素晴らしい活動をされている「アペルイ」さんから送っていただいた一枚の設計図と、
仕組みのヒントになるyoutube動画をもとに、見よう見まねで初めての一台をつくりました。
そこから住宅や農園、民宿などで施工を重ね、実際に使われる様子を見る中で、
「これは、もっと多くの人に実際に体験してもらいたい」
と思うようになりました。







現在もほとんどメンテナンスフリーでご使用いただいております。
「待つ」のではなく、自分から動いて広めたい
これまでは、相談をいただいた場所へ行って施工することが中心でした。
でも、それだけでは、この仕組みを知ってもらえる人は限られています。
だったら、
こちらから出ていけばいい。
移動式にして、地域のお祭りへ。
イベントへ。
防災訓練へ。
環境について考える場所へ。
実際に使ってもらいながら、
「普通に使えるんだ」
「こういうトイレもあるんだ」
「排泄物から循環を考えることもできるんだ」
と感じてもらいたい。
一台の移動式たまきが各地を動き回ることで、少しずつ人と人がつながり、循環の考え方も広がっていく。
そんな一台にしたいと思っています。

そして、災害時にも役立つトイレに
災害が起きた時にも、トイレは必要です。
だから「移動式たまき」は、普段からイベントや体験会などで活用しながら、災害時には必要とされる場所へ運べる形にしたいと考えています。
普段から使い、知っているものが、非常時にも役に立つ。
防災だけのために置いておくのではなく、
日常と災害時をつなぐ快適な仮設トイレにしたい。
それも、このプロジェクトで実現したい大切なことです。

皆さんの支援で「最初の一台」をつくりたい
今回いただいたご支援は、「移動式 水洗バイオトイレ たまき」の製作と、
各地へ届けていく活動を中心に、大切に使わせていただきたいと思っています。
仮設トイレ本体、水洗バイオトイレへの改造、便槽・配管、
曝気設備、電源設備、運搬・積み下ろしのための設備などを整え、
実際に必要とされる場所へ持っていける一台を完成させたい。
そして、完成がゴールではありません。
そこから人のいる場所へ出向き、
見てもらう。使ってもらう。知ってもらう。
その一つひとつの体験を重ねながら、「水洗バイオトイレ」という新しい選択肢を、暮らしの中へ少しずつ広げていきたいと思っています。

皆さんからいただいた支援の使い道
今回のクラウドファンディングでは、まず100万円を最初の目標にします。
皆さんからいただいたご支援は、「移動式 水洗バイオトイレ たまき」の製作と、この活動を各地へ届けていくために大切に使わせていただきます。
目標金額 100万円
・移動式 水洗バイオトイレ「たまき」製作 約50万円
仮設トイレ本体、水洗バイオトイレへの改造、便槽・配管、曝気設備、電源設備、運搬・積み下ろし設備など
・CAMPFIRE手数料等 約19万円
・リターン製作・送料・梱包・広報・活動経費等 約31万円
合計 約100万円
※リターンにかかる費用などは、実際の支援内容や支援数によって変動します。
まずは、イベントやお祭り、体験会、防災訓練などへ実際に運び、皆さんに見て、使ってもらえる**「最初の一台」**を完成させたいと思っています。
NEXT GOAL 170万円
最初の目標100万円を達成することができたら、次は170万円をNEXT GOALとして目指します。
追加でいただく70万円のご支援をもとに、高知県土佐清水市・唐人駄馬の麓にある家の既存トイレを**「水洗バイオトイレ たまき」へ改装し、いつでも実際に体験してもらえる拠点**をつくりたいと思っています。
・唐人駄馬の麓「たまき」体験拠点トイレ改装 約50万円
便槽・貯留槽、配管、便器、電気・換気、既存トイレの解体・改修、建材など
・追加支援に伴うCAMPFIRE手数料・リターン・送料・活動経費等 約20万円
追加目標 約70万円
総目標金額 170万円
100万円で、こちらから届けに行く**「移動式たまき」**を。
170万円で、いつでも体験してもらえる**「唐人駄馬の麓の拠点」**を。
一台をつくって終わりではなく、実際に使ってもらい、知ってもらう。
そして、移動式たまきと唐人駄馬の拠点、その両方から少しずつ**「こんな水洗トイレもある」**という新しい選択肢を広げていきたいと思っています。
NEXT GOAL|唐人駄馬の麓に「たまき」の体験拠点をつくりたい
そして、このプロジェクトが最初の目標を超えることができたら、次に実現したいことがあります。
それが、
高知県土佐清水市・唐人駄馬の麓に「水洗バイオトイレ たまき」をいつでも体験できる場所をつくること。
これから私が暮らす一軒の家の既存トイレを「たまき」へ改装し、実際の暮らしの中で使い続けたいと思っています。
そして、そこから生まれる発酵液を田畑や果樹へ活用し、植物が育ち、食へとつながっていく。
さらに、この場所では発酵液を使用する畑と、使用しない畑を同じような条件で育て、どのような違いが生まれるのかを比較する実験にも取り組みたいと考えています。
植物の成長や収穫量、土の状態などを継続して観察・記録しながら、発酵液を農に活用することでどのような変化があるのかを、実際の畑で確かめていきたい。
そして、その過程や結果も皆さんと共有していきたいと思っています。
「トイレだけを体験する場所」ではなく、
トイレ → 発酵 → 土 → 植物 → 食 → 暮らし
という循環を、見て、触れて、体験し、確かめていける場所にしていきたい。
移動式たまきで、こちらから各地へ。
唐人駄馬の麓では、いつでも体験でき、循環を実証していく場所を。
この二つがつながることで、より多くの人に「循環のある暮らし」を知ってもらい、その可能性を一緒に見ていける拠点にしていきたいと思っています。

さいごに
私が目指しているのは、特別な人だけが使うトイレではありません。
普段の水洗トイレに近い感覚で、清潔に、快適に使える。
でも、その先には自然へつながる循環がある。
そんなトイレが、
「特別なもの」ではなく、暮らしの中にある普通の選択肢の一つになってほしい。
そのために、まず私自身が動きたいと思っています。
最初の一台をつくり、自分から届けにいく。
一人に使ってもらう。
そこから、また一人へ。
唐人駄馬の麓から、土佐清水へ。
そして高知へ。
人から人へ、少しずつ循環の輪を広げていきたい。
排泄物を「捨てる」から「循環する」へ。
暮らしの中で毎日使うトイレだからこそ、そこから変えられることがあると思っています。
私は、この水洗バイオトイレに出会って、これまで当たり前だと思っていたことの見え方が変わりました。
流して、捨てて、終わりではなく、
暮らしから生まれたものが、もう一度自然へ還り、土や植物を育て、私たちの暮らしへ戻ってくる。
そんな循環を、もっと身近なものにしていきたい。
ただ「良いものだ」と伝えるだけでは、何も変わりません。
だから私は、自分から動きます。
一台をつくって、いろいろな場所へ持っていく。
実際に見てもらい、使ってもらい、感じてもらう。
最初は、小さな一歩かもしれません。
でも、一台のトイレから始まった循環が、人から人へつながり、いつか暮らしの中の当たり前になっていく。
私は本気で、そんな未来をつくりたいと思っています。
今回のクラウドファンディングは、そのための最初の一台を送り出す挑戦です。
私一人の力ではなく、この想いに共感してくださる皆さんと一緒に、この一台を世の中へ送り出したい。
そしていつの日か、
「水洗バイオトイレという選択肢があって当たり前」
そんな景色を、ここからつくっていきたいです。
唐人駄馬の麓から、小さな循環を。一台のトイレから、人へ、暮らしへ、未来へ。
この最初の一歩を、一緒に踏み出していただけたら嬉しいです。
応援、どうぞよろしくお願いいたします。





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