

このたび公益財団法人日本サッカー協会(JFA)は、次世代にサッカーができる環境を未来へ残すための新たな取り組みに向けたパイロットプロジェクトを実施します。
それが、「(仮)グリーンマッチ 〜未来にむけたスタジアム〜」です。
©JFA
これまでJFAは「アスパス!」を通じて、より多くの人がサッカーを楽しめる社会を目指してきました。その活動の中で、子どもたちや現場からはこんな切実な声が届いています。
「暑すぎてたおれそうになります」 「炎天下も熱中症であぶないし、夕方も雷で危ない」
近年の気温上昇や地球温暖化の進行は、私たちの予想を上回る勢いで進んでいます。気候変動による猛暑の影響などにより、スポーツを楽しめる時間や場所が制限されるケースは世界中で増加しています。
「未来の子どもたちに、気兼ねなくサッカーを楽しめる環境を残していけるのか?」
これは、今を生きる私たち大人が向き合うべき重要な課題です。誰もが安心してサッカーを楽しめる環境を当たり前に残していくため、JFAはサステナビリティ戦略の重要課題の一つに「環境」を掲げています。そして、私たちは環境負荷を減らす具体的なアクションを起こすことに決めました。
日本代表戦のピッチやスタジアム。子どもも大人も目をキラキラと輝かせ、憧れの選手から勇気をもらい、スタジアム全体で声を張り上げるあの瞬間——。 夢に向かって突き進む大きな力を与えてくれるこの素晴らしい景色を、未来へずっと繋いでいきたい。
その強い想いとともに、本プロジェクトを始動します。
プロジェクトの仕組み:バーチャルPPAの活用
地球温暖化の緩和に向けて、再生可能エネルギー(温室効果ガスを排出せず、太陽光、水力、風力、地熱、バイオマス※などの、枯渇せずに繰り返して永続的に利用できるエネルギーのこと)を活用した日本代表戦等の試合を開催したいと考えています。その実現に向けて今回活用するのが「バーチャルPPA(PPA:Power Purchase Agreement=電力購入契約)」という、近年国内でも活用が広がっている仕組みです。
※バイオマス発電の燃焼時に排出されるCO2は、成長過程で吸収したCO2と相殺されるものとして扱われます
【バーチャルPPAとは?】
「バーチャル(仮想)」という名の通り、実際の「電気そのもの」を届けるのではなく、再生可能エネルギーの持つ環境価値のみを取引する仕組みです。
スタジアムで使用する電力に再生可能エネルギー由来の環境価値を提供し、柔軟に環境貢献に取り組めるアプローチの一つです。
今回ご支援いただいた資金で、太陽光発電所「JFA発電所(仮称)」から生み出される環境価値を調達をし、実質CO2排出量ゼロで試合を行うことを目指します。そしてより再生可能エネルギー環境に貢献できる環境を整え、未来の子どもたちのサッカー環境づくりに寄与します。
なお、本プロジェクトにおいて発電所から生み出される再生可能エネルギー由来の環境価値はJFAパートナーである株式会社JERA Crossより提供いただきます。

■ 取り組み内容
代表戦におけるスタジアム使用電力を再生可能エネルギー由来の環境価値を活用してCO2排出量を実質ゼロを目指すパイロットプロジェクトです。サッカーファミリーの皆さまと共に、気候変動緩和対策へ貢献するための挑戦となります。
対象試合(予定)
MIZUHO BLUE CHALLENGE NADESHIKO 2026 青さで、挑め。
2026/12/5(土)vsブラジル女子代表
岡山/JFE晴れの国スタジアム
【資金の使い道】
皆さまからいただいた支援金は、非化石証書の取得・登録手続き費用、対象試合の電力の環境価値相当費、本取り組みの普及広報費、CAMPFIRE手数料等に充当いたします。 ※目標金額を超えて集まった支援金につきましては、JFAサステナビリティ活動全般の資金として大切に活用させていただきます。

本プロジェクト限定の特別なリターンも多数ご用意しております。ぜひご支援をご検討ください。
また、リターンのうち、ビジョンへの応援メッセージならびにお名前掲載については、支援期限は11月9日(月)23:59までとさせていただきます。


JFA会長 宮本恒靖
JFAは、2050年までにワールドカップで優勝するという目標を掲げています。その2050年、そしてその先も、子どもたちが安心してサッカーやスポーツを楽しめる環境を、次の世代へつないでいきたいと考えています。
そのために、気候変動に向き合い、できることから行動していく。今回、その一歩として、スタジアムで使用する電力を実質的に再生可能エネルギーへ切り替える取り組みに挑戦します。
世代を超えて、子どもたちが思いきりスポーツを楽しめる未来を、サッカーファミリーの皆さんと一緒につくっていきたいと思います。
(宮本会長が気候変動に関する「2050年の天気予報」によせたメッセージはこちらから)

公益財団法人日本サッカー協会(JFA)は、「サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。」という理念のもと、サステナビリティ活動を展開しています。 2009年にはスポーツ統括団体として世界で初めて国連グローバル・コンパクトに登録。SDGs(持続可能な開発目標)の達成を目指し、スポーツの力で社会課題の解決に取り組んでいます。
JFAは2026年5月にサステナビリティ活動「アスパス!」の戦略を発表し、「環境、人権、健康、教育、地域」の重点領域として取り組むことを公表しています。今回のプロジェクトは環境に該当し、気候変動緩和対策や熱中症・落雷事故防止など、これから一層注力していく分野です。詳細はこちらをご覧ください。
https://www.jfa.jp/social_action_programme/

次世代を担う子どもたちが、安心して大好きなサッカーに打ち込める未来を目指して。 皆さまの温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。
※試合当日にスタジアムで使用する電力量に相当する、本件太陽光発電所由来の非化石証書を割り当てることで、CO2排出量を実質ゼロとみなすものです。スタジアムに供給される電気そのものが再生可能エネルギーに切り替わるものではありません。



