私たちは、徳地いづもWAKUWAKUラボと申します。地域の伝統文化と、こども達の未来をつなぐ活動を行っています。
子ども達の体験機会の創出が求められる昨今、徳地地域には高齢者向けのイベントは多数ありましたが、子ども達にフォーカスを当てたイベントやお祭りが少ないという現状がありました。
そこで、私たちは、子ども達がWAKUWAKUするような体験を核として活動を開始しました。
今年は、地元事業者の協力のもと『こども食堂』の開設、地域交流フェスタの開催、夏には子ども向け映画フェスタなど、子ども達を中心としながらも、地域で繋がり合い、楽しめる企画を実施してきました。

そんな私たちの企画の1つが、徳地祈願花火です。
昭和の終わりから30年以上続き、最盛期には1万人以上が訪れた「とくぢ夏祭り花火大会」。しかし2018年を最後に大規模開催ができなくなり、2025年3月には打ち上げ場所だった学校も閉校となってしまいました。

昭和30年頃に2万人以上いた徳地の人口は、2026年には4,500人ほどにまで減っています。このままでは、徳地の花火も、子どもたちの「ふるさとの思い出」も消えてしまう——そんな危機感から、このプロジェクトを立ち上げました。
山口県山口市徳地で、真冬の星空に輝く花火大会を開催します。
この花火大会は、地元の小学校・中学校のこども達を中心に、徳地和紙に書いた願い事を花火玉に貼り付け、空に打ち上げる祈願花火です。
昨年は小規模での開催でしたが、今年は来場者数1,000名規模を目指し、より多くの学校の参加、より大きな花火での演出、会場施設の充実など、スケールアップに向けた準備を進めています。
また、徳地は街の光から離れた星空が美しい地域です。そんな、星のきれいな徳地の冬空に花火の花を咲かせたいです!
そのために必要な資金を、このクラウドファンディングでご支援をいただきたいです。

徳地和紙の歴史は鎌倉時代初期にまで遡ります。800年以上にわたって受け継がれ、「得地紙(とくぢし)」として名を馳せ、高品質な紙として重宝された記録も残っています。現在は山口市の指定無形文化財として、この手漉きの技が守られています。
その技を受け継いでいるのが、千々松和紙工房の千々松友之さんと、徳地和紙ワークスの船瀬春香さんです。
今回の花火では、徳地和紙に願い事を書き、花火玉に貼り付けて空へ打ち上げます。800年受け継がれてきた和紙が、こども達の願いを乗せて夜空に届く——そんな新しい役割を担う瞬間が、この花火の核の1つです。
山口県内には、花火を製造する工場が2カ所あり、そのうちの1つが徳地にあります。そしてこの花火大会で打ち上げる花火は、すべて徳地の工場で作られたものです。

地元の職人が、一つひとつ手作業で仕込んだ花火を、地元の空に打ち上げる。徳地の子どもたちが和紙に書いた願いを、徳地で作られた花火が空へ届ける。この花火は、徳地の地域資源の結晶のような花火なのです。
少子高齢化が進み、人口も減り続ける徳地地域。地域の灯火を消したくない。この花火大会を通じて、「花火の町・徳地」として未来へ受け継いでいきたいというのも、徳地で花火を上げ続けたい理由の1つです。
昨年、有志が集まり小規模ながら「徳地冬空の祈願花火」を実施しました。

「やっぱり徳地の花火はすごい」「徳地の光る夜空が戻ってきた」——そんな声を、たくさんいただきました。
その一方で、見えてきた課題もあります。
準備できる人手が数名しかおらず、設営・片付けが一部のメンバーに集中したこと。寄付や協賛がなかなか集まらなかったこと。交通整理など、安全のための人員確保に多くの経費が必要だったこと。広報が十分にできず、地域外まで周知が届かなかったこと。そして資金面の制約から、花火玉の数を今以上に増やすことができず、声をかけられる学校の数にも限りがありました。
来場者からは「もっとゆっくり見られる場所がほしい」「来年も続けてほしい」という声を多くいただき、継続のための体制づくりの必要性を痛感しました。
実現したい未来
子どもたちに、冬の徳地でしか味わえない特別な体験を届けること。1人でも多くの人に、徳地で打ち上がる花火を見上げ、「徳地に来てよかった」と思える瞬間を届けたい。徳地和紙の技術が次世代へと伝承され、花火職人たちの活動が継続される。そして何より、子どもたちが地域の人や伝統と関わる場所を、1つでも多くつくっていきたいです。

資金の使い道
・花火師(打ち上げ費用):64万円
・警備員:10万円
・仮設トイレ:3万円
・その他運営費(保険・音響など):8万円
・CAMPFIRE手数料(想定):15万円
合計:100万円
100万円を超えたご支援は、花火の打ち上げ本数を増やすことと、当日の警備員の増員に使わせていただきます。
スケジュール
・2026年9月3日:クラウドファンディング公開
・2026年10月31日:募集終了
・2026年12月19日:徳地祈願花火2026 開催
※荒天の場合は12月20日に順延。20日も荒天の場合は2027年1月に延期しますが、中止はしません。
代表の野村新一郎は、2018年に徳地花火大会の実行委員長を務めましたが、この年を最後に大規模な開催が難しくなりました。

人口減少や担い手不足に加え、その後のコロナ禍も重なり、なかなか元の規模を取り戻せない時期が続きました。その悔しさは今も忘れられません。その後、地区ごとの分散開催に移り、徳地出雲地区では3年間、地元のグラウンドで花火を打ち上げてきましたが、2025年3月、そのグラウンドがあった学校が廃校となり、打ち上げ場所を失いました。「ここで止まったら、もう上げられないんじゃないか」——そんな危機感から有志が集まり、徳地いづもWAKUWAKUラボとして、小規模ながら花火を上げ続ける道を選びました。
2018年に途絶えた大きな花火。2025年に失った打ち上げ場所。それでも「ここで止まったら、もう上げられないんじゃないか」と去年あげた小さな花火。
今年は、地元の花火師が作った花火を、地元の子どもたちが徳地和紙に書いた願いと一緒に、もっと大きく打ち上げたい。
そして今年は、まだスタートラインだと思っています。ここから毎年、規模も中身も少しずつブラッシュアップしながら、いつか「山口市の花火といえば徳地」「山口県の花火といえば徳地」と言ってもらえるところまで、この花火大会を育てていきたいです。
もし共感いただけたら、ご支援とシェアをよろしくお願いします。











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