このプロジェクトについて
学校に行けない子どもたちが、もう一度【大丈夫】と思える居場所をつくりたい。その想いから、このプロジェクトを立ち上げました。フリースクール(小中高生対象)と発達支援学習塾(小中学生対象)を中心に、一人ひとりに合わせた学びの場を提供します。

20年の教員経験から見えたもの
私は学校の中での教育に限界を感じました。学校の教育が悪いというわけではなく、学校という集団の枠の中で活動をすることができない子どもが苦しんでいる姿をたくさん見てきました。勉強は待ったなしで教科書の内容が進んでいく。教室移動には静かに列を乱さず歩く。授業中は先生の話を聞きながら、集中してノートを取る。テストの予習や復習。運動会や学習発表会での集団練習やグループ練習。発達段階に応じた人間関係の構築。
まだまだたくさんあると思います。そこで、私は一大決心をしました。教員を退職して、このような苦しんでいる子どもたちやそこに悩む保護者の味方にもっと身近になろうと。
小学校の教員として20年間、子どもたちと向き合ってきました。その中で気づいたのは、学力や集団活動だけではなく、自信や安心感、人とのつながりが子どもにとってどれほど大切かということです。
特に不登校の子どもたちを見ていると、勉強以前に心のエネルギーが不足していたり、社会との接点を失っていたりすることに気づきました。だからこそ、ただ教科を教えるのではなく、その子の得意なことや興味を見つけ、自己肯定感を育てることが何より大切なのです。
私が今まで見てきた子どもたちの実例をご覧ください。
実例1:別教室での1年間
10年ほど前、教室に入れなくなった5年生3人のために、別教室をつくり、1年間その子たちと過ごしました。
最初は、登校すること自体が大変でした。保護者に連れられてきて、駐車場で泣いてしまう子。教室に入っても、ふさぎ込んだまま動けない子。毎日が手探りでした。そこで私は決めました。【まずはこの子の好きなこと、得意なことから始めよう】と。
一人にはプログラミングを教えました。一人は茶道で心を落ち着ける時間を持ちました。もう一人は、とにかくいろいろな遊びをしました。勉強はあとまわしで構わない、と割り切ったのです。
しばらくして、少しずつみんなで体を動かしたり、人生ゲームをしたりする時間を取り入れていきました。心がほぐれてくると、【自分で何かやってみようかな】という気持ちが、子どもたちの中に自然と芽生えてきました。
半年が経つ頃には、自分から勉強を始めるようになっていました。疲れたら好きなことをして、また戻ってくる。その繰り返しの中で、自分の得意なことがはっきりしてきて、それが自信に変わっていきました。行けそうな時間だけ、教室にも顔を出すようになりました。
そして5年生の終わり。3人が口をそろえて、こう言ったのです。【6年生になったら、教室に戻ります!】胸を張って、自信に満ちた顔で。あの表情を、私は今でも忘れられません。
実例2:3年間の伴走
7年ほど前に受け持った、ある1年生の子の話です。その子は、大勢の中にいることや、みんなで揃って行動することが苦手でした。教室からすぐに飛び出してしまい、図書室など一人で落ち着ける場所に行ってしまいました。時間の流れが見えるようにホワイトボードで時間割をつくったり、できたことにごほうびシールを貼ったり。教室にいられるように、いろいろな工夫をしました。少しずつ、いられる時間は延びました。けれど、根本的な解決には至りませんでした。
【自分たちだけでは足りない】。そう判断して、保護者の方に相談し、専門機関に一度診ていただくことにしました。専門家からの助言を受けながら関わり方を変えていくと、その子は少しずつ落ち着きを取り戻していきました。
ただ、1年間では時間が足りませんでした。そこで校長に直談判し、翌年、私がその子の担任を務めることにしました。2年生、3年生と続けて受け持ちました。支援員の配置、ごほうびの工夫、その子の特性に合わせた【個別支援計画】。一つひとつ組み立てていくうちに、落ち着いて学習に向かい、集団の活動にも参加できるようになりました。周りの子たちも自然とその子を受け入れるようになり、友達が増えていきました。保護者の方も、安心して学校の活動に送り出せるようになりました。
3年生の終わりには、自分からリーダーになって、みんなを引っ張る姿を見せてくれました。元気に毎日登校して、明るく元気に活動へと積極的に取り組んでいました。その年に離任することになっていましたが、
「先生がいなくてももう頑張れる!」
その言葉に胸が熱くなりました。
子どもは変われるきっかけを与えた瞬間でもありました。
子どもは、たくさんの可能性を持っています
子どもは、たくさんの可能性を持っています。ただ、それが開くにはきっかけが必要です。そのきっかけは【頑張れ】という言葉ではなく、好きなことに没頭できる時間と、それを認めてくれる大人の存在なのだと、私はあの経験から学びました。
不登校でも学びの場はたくさんありますが、MIRAI塾は、そのきっかけを用意する場所です。学校に戻ることを目的にはしません。ここで自信をつけた子が、自分の足で次の一歩を選べるようになる。そういう場所にしたいと思っています。
MIRAI塾が大切にしていること
1. 一人ひとりに合わせた居場所づくり
【みんなと同じ】を前提にしません。何が得意で、何がつらいのか。どんな環境なら力を出せるのか。お子さんごとに考え、ご家庭と共有しながら進めます。
2. 時間をかけます
すぐに変わる子はいません。数か月では見えなかったものが、1年、2年と過ごす中で見えてきます。焦らず、その子のペースを守ります。
3. 抱え込みません
必要があれば、専門機関や学校と連携します。MIRAI塾だけで完結させようとせず、お子さんにとって一番いい形を、保護者の方と一緒に探します。出席扱いのサポートのプランもありますので、ご相談いただければと思います。
個別最適化された学びの環境
フリースクール(小中高生)と発達支援学習塾(小中学生)では、パソコンを活用した学習ソフトやプログラミング教材を導入します。自分に合った学習形態や進度で、一人ひとりが【自分のペース】で学べる場所です。プランによっては、高校生に将来の職業に見据えた認定資格取得の練習やEC業務の初歩的な作業の指導なども取り入れていきます。卒業生はここのサポートスタッフとしても雇用も考えております。
学校に行けなくても、この塾を自分の居場所としてのみも選ぶことができます。気の合う仲間と談笑したり、ゲームをしたり、静かに本を読みふけったりいろいろなことに取り組んで心にエネルギーを蓄えましょう。
プランによっては、この居場所だけのプランもあります。慣れてきてから別のプランに変えることも可能ですので、まずは、体験に来てみましょう。もちろん自宅での学習にも対応し、出席扱いのサポートも行います。
さらに、一人ひとりの「好きな活動」をみんなで共有する「体験活動」の機会を設けます。これは、一人ひとりが好きな活動を通して、みんなに喜んでもらう体験をすることで自己肯定感や自己有用感が増し、エネルギーが蓄えられていくようにしていきます。料理教室、折り紙、人生ゲーム、公園でおにごっこやバドミントン、サッカーなど得意なこと興味あることに取り組んでいきましょう。
発達支援・学習支援サポート
私たちが目指すのは、フリースクールだけではありません。学校に通うことができているが、教科書の内容についていけない、学校の授業になかなか集中して取り組めない、など学習や学習環境に悩む児童・生徒や保護者の皆さまもサポートしていきます。フリースクールは16:00までですが(フリースクールは延長可能)、その後、16:30~より、学習支援ソフトを使ったパソコン学習で、無学年オンライン学習プランもご用意しております。自分のペースでつまずいているところから、学習支援ソフトで丁寧に学ぶことができます。さらに、もちろんその子に合った未来を一緒に選べる場所をつくることも大切です。体験活動やICT、プログラミングも曜日に応じて学習することもできます。お子様にあったプランを一緒に考えていきたいと思いますので、ご相談いただければと思います。
保護者の方への伝言
保護者の皆様が一人で抱え込まないでほしい。【一人じゃない】【大丈夫】と思っていただけるよう、信頼できる伴走者でありたいと考えています。
個別相談会を随時設けており、月1回はセミナーとして保護者同士の交流会を開催いたします。学校には言えない悩みや抱えている問題を分かち合い、【一人じゃないんだ】という気持ちを実感していただきたいです。
開校前のご相談も可能です。全国からのオンライン学習の相談や保護者の悩み相談、セミナー講師も承ります。こちらの詳細はHPにてお知らせいたします。
実現に向けた準備
現在、施設整備と教育プログラムの開発を進めています。この資金は、教材購入、施設改装、スタッフ育成に充てさせていただきます。集まれば集まるほど、保護者の月謝も安くなって通いやすくなります。
2026年11月、仙台市宮城野区銀杏町(仙石線原ノ町駅から徒歩2分)での開校が決定しております。具体的な場所と時期が決まっていることで、ご支援いただいた皆様にも安心してご参加いただけるようにしてまいります。11月・12月はまだ手探りな状況のため、保護者や児童生徒のみなさんと一緒に塾を作っていく形になると思います。一緒に塾作りをしてみませんか?
一緒に活動に参加してくれるボランティアの方も募集します!子どもが大好きな方大歓迎です!
ご支援いただいた方への感謝
この事業を継続させていくためには、企業の方のスポンサーや個人様のご支援が不可欠です。ご支援いただいた企業様には、HPに企業名を掲載させていただき、協賛企業として様々な宣伝に大きく掲載させていただきます。
個人様はフルネーム・イニシャルなど、ご希望の掲載方法で掲載させていただきます。子どもたちと保護者の皆様が【ここにいていいんだ】と感じられる場所をつくるために、皆様のご支援とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
最後に
子どもたちと保護者の皆様が【ここにいていいんだ】と感じられる場所。それがこのプロジェクトの本当の価値です。皆様のご支援により、その想いを形にしたいと願っています。しかし、事業を続けるには幅広く支援をいただけないと継続が難しい事業となっております。多くの企業や個人様とつながって支援をいただきながら、子どもたちの支援へとつなげていきたいと考えておりますので、どうぞご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。




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