2015/08/25 20:38

 

いつも映画『マイカット』

応援誠にありがとうございます!!

 


ついに土曜日MOOSIC LAB 2015開催!!

映画『マイカット』初日を満員御礼にて迎えることができました!!!

これも皆様の応援のおかげです!!

ありがとうございます!!!

 

知っていたらさらに「マイカット」が面白くなる、

出演者紹介第三弾です!

 


今回は作品の軸となる人格達を演ずる女優陣をご紹介いたします!!

それぞれの人格の裏設定も解るかも!?

 

 


ミエコ役・前彩子(マエアヤコ)

【プロフィール】

詰将棋が好きな一人っ子長女。

4才よりクラシックバレエを踊り続ける日々を送る中、中学生の頃から映画の持つ力に惹かれ、やがて役者の道を志すことに。

現在は映画・舞台と勢力的に活動中。

小根山監督作品への出演は『紫陽花の喰べ方』に続き二作目。

twitter:@maeayaco

所属劇団3.14ch:http://www.314ch.com

  

 

【監督からの紹介文】

ミエコ役の前彩子さん。

母親と父親からの暴力から自分を守るために“心の家”に閉じこもり、そしてその家には4つの人格達が住み始めてしまった主人公・ミエコ。

前さんはちょうど2年前の夏に撮影していた卒業制作『紫陽花の喰べ方』に続いて二作目の出演。

前回は主人公にとある特別な気持ちで想われている従姉妹のお姉ちゃん、

今回は自分の中に住む人格達に想われている多重人格の女性。

“想われている”存在というのは「ヒロイン」とも言えるポジションなのだと思うのですが、前さんの魅力はそのヒロイン性が“想わざるを得ない”儚さというか、危うさみたいなものを秘めていて、それでいて一人の女性として“何処かに居そう”なリアリティをきちんと持っているところ。

 

撮影中、前さんはいつも作品に対して、役に対して、一緒に闘ってくれます。

拙いわたしの言葉をいつもじっと待って、吸収して、正しく吐き出してくれます。

この人が居れば大丈夫だ。と安心させてくれます。

「ヒロイン」というより「ヒーロー」的存在。

人格達はミエコを守る為に居るけれど、本当はミエコに守られている。

人格達にとってのミエコも、「ヒロイン」であり「ヒーロー」なのかもしれません。

 

 

 

 


サキコ役・廣田朋菜(ヒロタトモナ)

 

【プロフィール】

1987年生まれ、東京出身。15歳からモデルを始め、2004年に「問題のない私たち」で映画デビュー。それから、2005年「オペレッタ狸御殿」と映画やドラマ、小劇場等で芝居を続ける。初主演作品は天野千尋監督「チョッキン堪忍袋」

twitter:@HIROTAgaTAIHEN

 

 

【監督からの紹介文】

サキコ役の廣田朋菜さん。

人格達の中のリーダー的人格であるサキコ。

リーダータイプの人って基本的に本当の自分を隠して責務を全うしている人が多いので、サキコの人間臭さがなかなか見えず、今回の登城人物の中で一番悩んだのがサキコという人物でした。

サキコはミエコを母親の暴力から守ってきた人格で、ミエコはサキコの存在を医者から聞いて知っているものの認知していません。それほどミエコの深いところ、無意識の領域にいる人格なんです。そんなサキコって一体本当はどんな人なのか、それをどう表現するのか。

 

その答えを身を以て提示してくれたのは廣田さんでした。

廣田さんは凛とした姿勢とうらはらに時々無垢な少女のように見える瞬間が在るんです。

それが初めはサキコっぽくないなと思っていたのですが、実は違う。

サキコは母親の望む「いい子」で居るために居たけれど、本当はその母親に褒められたかったんじゃないか。頭を撫でて欲しかったんじゃないか。

廣田さんの“少女性”がサキコの本当の部分を表しているんだと、廣田さんと通したサキコを目の前にした時、私はようやく、サキコという人格そのものを見た気がしました。

 

 

 

 


チカ役・秋澤弥里(アキサワミサト)

【プロフィール】

1977年神奈川県生まれ。

明治大学在学中にサークルで演劇を始め、東京オレンジ、シベリア少女鉄道を経て現在はフリー。

小劇場を中心にゆるゆると活動したりしなかったり。

小根山監督作品への出演は『紫陽花の喰べ方』に続き二作目。

Twitter: @misabobo

ブログ: そらまめ日記 ameblo.jp/mimicom77/

 


【監督からの紹介文】

チカ役の秋澤弥里さん。

チカは父親の暴力からミエコを守るために生まれた人格。

サキコ同様、ミエコが認知できない無意識の領域に居る人格です。

秋澤さんの魅力は女性ならではの“弱い部分”の魅せ方。

秋澤さんと知り合ったのは高校生の時で、初めて舞台で秋澤さんを見た時、その舞台らしからぬあまりに繊細でビビッドな心の動き方に心震えた衝撃は未だに覚えています。

当時演劇少女だった私の「観劇ノート」には、

“秋澤さんの役としての笑顔が本当に本当に幸せそうで、私も泣きそうなくらい幸せな気持ちになった。こんなに人の心を動かせるなんて、役者ってすごい。”

と書いてありました(恥)。

 

一見派手で強そうなチカですが、実は一番繊細で怖がりで寂しがりや。

それを隠そうとしても隠しきれずに見えてしまってる。

それはチカの人間臭い部分であり、私が今回秋澤さんの一番撮りたかったところでもありました。

いつも舞台で吸収しきれなかった心の揺れを、どうしても映像に残したかった。

きちんと残せたかなぁ。高校生の頃の自分が見たら、どう言うだろう。

 

 

 

(写真・飯田えりか)

 

 

人格達編、いかがでしたでしょうか??

これを読んでもう一度観ると、また違った見方ができそうです!

何度も観る度新しい発見や気づきのある映画「マイカット」、

ぜひ、劇場でお待ちしております!!

 

 

 

 


映画『マイカット』製作スタッフ