2012/09/05 14:26
こんにちは。原発絵本プロジェクトの代表・小野美由紀です。

前回のご連絡以降、本来ならば定期的にご報告するべき所でしたが、活動報告に間が空いてしまいました。

ご支援いただいている皆様の中に、ご不安ご心配をおかけしたこと、誠に申し訳ございませんでした。

この度は、現在の本プロジェクトの状況報告、および絵本の制作遅延についてお詫び申し上げたくご連絡差し上げました。

皆様のおかげで無事資金調達達成させていただき、3月以降、制作活動に
入っていた原発絵本プロジェクトですが、
立ち上げ当初は私代表の小野と、作画担当の絵本作家の二人で活動を
始めたものの、電子絵本の作成にあたり、デザインディレクターの倉橋が本格的に参入し、
またプロのアニメ脚本家である大場小ゆりや、
音楽担当のEAのボーカリスト・マイカルブテなどを加え、
また、紙媒体での出版の話などもあり、
プロジェクト自体が大きくなって参りました。
そのため、少しでもクオリティの高いものを作成したく、
また、絵本の要であるひだかの作画に時間をかけたく、当初の予定で会った7月完成の予定を遅らせ、
プロジェクトのスケジュールを一旦、練り直すこととしました。

電子絵本として読み応えのあるものを作成するべく、
最終的に良い物を作り、みなさまにお届けしたいとの思いから、
完成予定を来年の3月に改めさせていただきます。

また、私自身、ストーリー制作に悩む所が大きく、それがスケジュール進行に響いたのも事実です。
原発を巡る情勢は昨年3月より大きく変化しました。
反対運動が大勢の人数を集めて展開される、
また原発反対の音楽イベントが開催されるなど、
原発を巡る「表現」に大きな変化があったように感じる半年間でした。
そのため、昨年4月の立ち上げ時に思い描いていた「原発の歴史を伝えることで
未来を考える」というコンセプトだけでは世の中の皆様のニーズに
答えられないのではないか、という思いから、一度、大幅にストーリーを書き換え、
そのため作画の制作も一時、中断しておりました。
ストーリーの最終版を決定するまでに
迷いの期間が長く、結果、絵本の制作全体に遅れがでてしまいました。
脚本担当の大場と話し合いを重ねておりましたが、ようやく最終決定稿ができあがりましたので、
9月中旬より、実際の制作作業に入る予定です。

楽しみにしてくださっているみなさま、お待たせしてしまい申し訳ございません。

今後も製作過程については、facebookページ
http://www.facebook.com/genpatsuehon
または本サイト
http://teamepon.com/
電子絵本のティザーサイト
http://live.teamepon.com/にて
ご報告差し上げる予定です。
時間のかかるプロジェクトではありますが、一歩一歩、前に進めてゆきたいと思いますので、
ご支援いただいた皆様、今後共、当プロジェクトを何卒宜しくお願い申し上げます。

それでは失礼致します。
小野