いつもプロジェクトを応援してくださりありがとうございます。
今回私達が製作したパルクールウェアは実はある特徴があります。
それはこだわりのある縫製にて作られているということです。
鹿児島の山に囲まれた縫製工場
今作の女性向けパルクールウェアの縫製は鹿児島市街地から車で40分ほど離れた姶良市にある船津ソーイングさんにお願いしました。
Kait Sithメンバーがアメリカと名古屋に点在してるため、打ち合わせはすべてFacebook Messangerで行いました。
また、今回は発案が1ヶ月半前という非常識なスケジュールのなか、時差関係無しに夜中の3時にチャットをしながら話し合いを重ねることもありました。
アメリカからメンバーが鹿児島に来た時には最終サンプルが出来上がっており、初顔合わせはまるで戦友との再会のような気分という不思議なチームです。
難航する形作り
今回私達が作成した洋服は既存のサンプルなどにプリントしたものではありません。
畠中社長に私達が作り上げたい理想のデザインをすべて伝えて、何回もサンプルを作成していただき、0から今回の形を作り上げました。
船津ソーイングはもともとスポーツ関係のウェアを製作する工房なので、普段着で着れる生地でありながらもスポーツする人のことを考えた技術を応用することで快適な着心地を実現しました。
畠中社長によって提供されたサンプルは数知れず。修正に修正を重ね現在の形を作り上げることが可能になりました。
こだわり
今作のウェアでは船津ソーイングならではのこだわりが沢山詰まっています。
袖
腕を上げた時に脇が見えることがコンプレックスな女性の為に、専用の設計により袖を改良し腕を上げても脇が覗かないようにしました。
また、パルクールウェアということで動きやすいを実現するために、幅などを細かく調節することで、動きやすさも実現しました。
燕尾型の裾
前かがみになる時に下着や肌が露出することを防ぐために、プロ用のスポーツウェアでも使用されるカーブ技術を採用しました。
前は普通のTシャツのような長さにし、後ろは弧を描いているすこし長めのデザインにするよって、お尻が気になる女性の悩みにアプローチしました。
生地
生地へのこだわりは沢山あります。まず、他のスポーツウェアはと違う質感を目指しました。パルクールは街中で実践されるスポーツです。なので、スポーツウェアに使用されるような生地よりも、もっと生活に溶け込むことができる優しい生地を選びました。
また、女性の多くが気にする下着が透けることを防ぐために少し厚めの生地を選びました。メンバーが実際に着て、パフォーマンスなどを行うなかで雨や汗にさらされましたが下着は透けませんでした。
また、UVカット機能のある生地なので、屋外での活動にも最適です。
※一部の形状及び色は若干透ける場合があります。
鹿児島の田舎からこだわりのある縫製を
今回のプロジェクトは船津ソーイングさんの協力なしには決してスタートできませんでした。
鹿児島という地方都市、そしてその中でも田舎に分類される姶良市の縫製所と、アメリカと首都圏を拠点にする私達のプロジェクトをどうぞよろしくお願いします!!