2018/05/15 21:07

残すところあと1日になろうとしています。
これでプロジェクト期間中の最後の投稿になります。

今回は、ユーザ目線での本技術のメリットを紹介いたします。
メリットは、以下の2点です。

1.年間約170円の電気代の節約
私が初めて購入したチャージコントローラは、自己消費電流が60mAでした。
このチャージコントローラの場合、1日の消費電流量は1.44Ahとなります。
これは1日で17Whに相当し、年間で6.3KWhとなり、年間電気代170円に相当します。
当方のチャージコントローラでは、自己消費電流は120uAなので、
1日で2.88mAh、34mWh、年間で12Wh、年間電気代は0.34円となります。
そのため、年間電気代170円相当の節約ができます。

2.バッテリーを過放電から保護
一般的に、大半のチャージコントローラには過放電防止回路があるので、
電力の使用による過放電からは保護されます。
しかし、悪天候が続き、太陽電池等からの電力供給が長期間途絶えると、
チャージコントローラ自体の自己消費電流により過放電となってしまうことがあります。
当方のチャージコントローラであれば、相当長い期間悪天候が続かない限り、過放電とはなりません。
33Ahのバッテリーの場合、チャージコントローラの自己消費電流だけでは10000日もつ計算になります。
実際には、バッテリーの自己放電があるので、1000日程度もつことになります。
バッテリーの自己放電は、従来のチャージコントローラの場合にも存在します。

電子書籍では、高校までの数学と物理の知識のみを前提に、
わかりやすく本技術を解説する予定です。
是非ご支援くださるよう、最後のお願いをいたします。
また、既にパトロンになられている方には厚く御礼申し上げます。