
演奏家としての活動から転じ、現在は「アートの力で気候変動に向き合う」ことを中心に活動している気候アーティストの安田と申します。 海が持つ生命力と人間の創造性をつなぎ合わせ、気候変動の現実を“心で感じられる”新しい表現をつくることを目指しています。 音楽とアートの即興的な発想を取り入れながら、海藻やマングローブの音・色・形を使った作品を制作しています。こうした作品を通じて、沿岸生態系が自然のままに炭素を吸収し蓄える「ブルーカーボン」の価値と、その自然由来の気候変動対策としての重要性を伝えています。 現在は、アメリカのアーティスト向けリサーチ助成制度の支援を受けて中米の国ベリーズでフィールドワークを行っています。沿岸生態系が持つ音や風景、文化的な要素を記録し、それらを“ブルーカーボン・インスタレーション”という、科学と創造性をつなぐアート作品として形にしています。 プロフィール写真は、昨年9月に北米の地球変動研究湿地センターでの録音フィールドワークの様子です。自然の声に耳を澄ませながら、海と未来をつなぐ新しいアートのかたちを探求し続けています。 ウェッブサイトはこれまで海藻でブルーカーボンサウンド表現をしてきた作品を英語で紹介したものです。これまで海外の助成権に申請したり、海外で活動したすることが多かったため、すべて英語ですが、今後は皆様の支援を得て日本語のホームページも作成していきたいと思います。
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