Kenjiro Nakai

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  • 在住国:日本
  • 現在地:大阪府
  • 出身国:日本
  • 出身地:大阪府

ひっこみじあんな自分、夢破れた自分、ゼロにもならないマイナスに陥って自分に向き合った。 20歳の頃、父親が突然倒れた。その後自分も手術をし、父の仕事の介助と自らのロスタイムを取り戻す生活が始まる。 自分は内気で人が苦手、でも、今ここで奮い立たなければならない。その時自分に出来たのは才能など関係なく、自分が得意なことを仕事にすること。 人の気持ちに寄り添い、人の役に立ちたい、その思いだけで始まった。 父の介助の傍ら、人の想いをコネクトする仕事を始める。 名はLettmelodia(レタメロディア)、手紙に想いを込めて風のメロディーで誰かの元へ届けたい。そんな想いをもって。 それがめぐり巡って、父の生まれ故郷の和歌山で出会う。様々な人と交わるうち、辿りついた山の自然の悲惨な現実。衰退する山の力。そして山村の疲弊。 山仕事に携わる友人がキッカケで、鳥獣害の被害と関わる人たちの話をたくさん聞き、目の当たりにし、「これが一番和歌山県で困っていることだよ。」と話した友人に私が答えたのは「なんとかしてみるよ」でした。 まずは町役場でジビエの販売を伺い、勉強し、そして地元猟師と出会いました。 酒を飲み、話をすると、一つの生命をとても大切にしていること、そして改めて山は宝であることを知ることになります。 そして、出会ったのです。棄てられるひとつの生きた生命の証である皮を。 猟師さんは言いました。「これも生命の一部、大切に使えたら良いのに。」その言葉は私の心に響きました。 それからひと月も経たないうちに、ご紹介で重金属を使わない、自然のものだけで革をなめしているエコレザーの会社の社長とお話していました。 これを出来たらナァで終わらせない、天然の獣が生きた証を、ナチュラルでとても安全で安心な優しい革に仕上げ、そして、多くの人に使って頂き、山村のありさまを知ってもらうこと、そしてそれが山と生きる人たちの例え小さくとも産業となることを実現しよう!と。 私は立ち上げからこれまで、一切の国や県、またはどこの公共団体からも支援を受けたことはありません。すべて自己資金のみで、活動してきました。 個人に支援はなかなかいただけないことと、税金をまだ上手くいくかも分からないことに公費は充てて貰えないからです。 ですが、それも個人の限界があり、形がようやく出来てきたところで潰える訳にはいきません。いま1歩を歩むために、私は地元地域とともに頑張っています。

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