キモノタンゴの高橋千鶴子と申します。 富山出身です。私の時代は嫁入りに着物の箪笥一本持たせる習慣がまだのこっており、母が少しずつけものを買い足していくのを不思議な思いでみていました。 大学時代はフランス文学を専攻し、その頃流行りのポスト構造主義というのを勉強しました。なんのことやら今でもさっぱりわかりませんが、西洋への憧れはありました。 卒業してホテルニューオータニに5年ほど勤めましたが、バブル世代の常で海外へ放浪の旅に出かけました。といってもロンドンに1年間、その間に3か月のヨーロッパバックパッカーの生活をおくっただけですかが。。。 でもこの経験は日本文化に目を向ける大転換点になりました。 美術館巡りをしたことを活かし、帰ってからはギャラリーに勤めました。 そして結婚、出産、子育てと一応経験して、ふと思い返すと、母から受け継いだ着物への愛とヨーロッパで感じた日本文化への敬畏でした。 とはいえ毎日着物で過ごすのも私のライフスタイルに合いません。 そこで、着物帯という伝統工芸を今の生活に私スタイルで取り入れることを考えて、今に至ります。
美しく豪奢な帯の柄を活かしたクロスボディバッグは、洗礼された日本の伝統美と現代生活に適した実用的で快適な使い心地が融合した見せるためのバッグです。新しい視点から...
プロジェクトはSUCCESSせずに
2024-01-31に終了しました