全ては友人の何気ない一言「この豚肉、美味しい。また食べたい!」からみやじ豚ははじまりました。 学生の頃、たまたま親父が育てた肉で、友人とバーベキューをしていた時のことでした。 みやじ家の豚肉には人を感動させる力があることを知り、親父のことを誇らしく思ったのを覚えている。 そんな親父は、跡継ぎは求めていないと言う。 農家は「きつい、きたない、カッコ悪い」からだそうだ。 そのとき僕は強烈な違和感を感じた。 人を感動させる、本当に良いモノを作っている人がなぜ報われないのか。 構造上の理由で”本物”が失われていくのは絶対におかしい。 私は、親父の後を継ぎ、みやじ豚を通して人々に感動を届け、ひいては一次産業全体を盛り上げることで、”本物に溢れる国”を創っていこうと決心しました。 みやじ豚は、生産からお客さんの口に届くまで一連の流れを全て担う。 お客さんの感動の声をダイレクトに体感できて、 ファンの方々に応援頂いているおかげで稼げる。 こんなにやりがいがあって良い仕事他にないだろう。 みやじ豚は、効率重視の大量の生産方式は採用しません。 “良いモノを作れる分だけ作る”ことにこだわっている。 効率性や利益を重視したときに、何か大事なモノを失ってしまう気がしているから。 (出荷量が少ないため、人気部位は希望頂く方全員に届けることができないという悩みもあるが...) おかげ様で飲食店の方々からは「店の売りとなる豚肉」として、多方からお引き合いを頂いたり、 多くのメディアに取り上げて頂いたりもした。 でもまだまだ序章に過ぎない。 今後もみやじ豚は人々に感動を与え続ける存在でありたい。 加えて、みやじ豚以外の一次産業をはじめとして、あらゆる産業を巻き込んで、”本物に溢れる国”を実現するための仕掛けをどんどん施していきたい。 そんな想いで、クラウドファンディングに挑戦します。 信念に共感頂けた方、何かを一緒にやりましょう。 <プロフィール> 株式会社みやじ豚 代表取締役社長 NPO法人農家のこせがれネットワーク 代表理事 家業イノベーション・ラボ 実行委員 1978年6月5日、湘南地域の小さな養豚農家の長男としてこの世に生を受ける。 2001年慶應義塾大学総合政策学部卒業後、株式会社パソナに入社。 営業・企画・新規プロジェクトの立ち上げ、大阪勤務などを経て2005年6月に退職。 実家の養豚業を継ぎ、2006年9月に株式会社みやじ豚を設立し、代表取締役に就任。 生産は弟、自身はプロデュースを担当し、独自のバーベキューマーケティングにより2年で神奈川県のトップブランドに押し上げる。 みやじ豚は2008年農林水産大臣賞受賞。 みやじ豚は順調に推移するも規模拡大をよしとせず、日本の農業の現状に強い危機意識を持ち、都心で働く農家のこせがれの帰農支援を目的に、2009年にNPO法人農家のこせがれネットワークを設立。 2010年、地域づくり総務大臣表彰個人表彰を受賞。 2015年より丸2年間、農業の事業承継を研究する、農家のファミリービジネス研究会を主宰。JA全農と『事業承継ブック』を制作し、全国のJAを通じて1万3千部を配布。事業承継の研究と実践を推進するべく、2017年より家業イノベーション・ラボを立ち上げる。現在は、事業承継をテーマに、農業界限らず中小企業の経営者及び後継者向けに講演及びセミナーを行う。全国47都道府県で農業経営及び地方創生における数百回の講演実績あり。 DIAMOND・ハーバード・ビジネス・レビュー「未来を創るU-40経営者20名」 著書に『湘南の風に吹かれて豚を売る』
湘南藤沢に住んでいる僕らは、育てた豚に自分の名前を付けて、通販を中心に直接販売しています。僕たちのこだわりに溢れた「みやじ豚」は旨みたっぷりでキメが細かく柔らか...