沖縄子供の頃から何度も訪れた沖縄。 優しい時間の流れ、 亜熱帯特有の少しむっとする空気、 透き通る海、 へんてこな生物群、 その全てが私を魅了します。 沖縄に移住して10年。 住んでみると、沖縄に山積する問題がたくさん見えてきた。 米軍のヘリコプターが鳴らす轟音、 深夜までお母さんが帰らないシングルマザーの家庭、 朝夕の如何しようも無い渋滞問題、 グローバル化が進んでいないのに増え続ける海外観光客、 賃金と労働が見合わずただ毎日を疲弊する人たち… 中でも、私の心が痛んだのは”環境問題” 海岸線のテトラポットは漂着ごみとポイ捨てゴミの墓場。 海水温の上昇や海洋酸性化の影響で死にゆくサンゴ。 梅雨の時期になれば、街で捨てられたタバコの吸い殻が川に流されて砂浜は吸い殻だらけ。 白い砂浜をよーく見ると大量に混じっているカラフルなマイクロプラスチック。 海に潜れば大量のプラスチックが分解されずに魚達の住処となっている。 「青い空・青い海・白い砂浜」 いつまでこう言えるのだろうか。 30年後、 「沖縄の海は美しかったんだけどね…」 なんて言いたくない。 じゃあ、私のできることってなんだろう? そんな想いから、 2017年Litterati Japan 設立 "ゴミ拾いを、オシャレに." "データ×アートで環境問題を解決する” Litterati とはlitter(ゴミ)+art(芸術)の造語である。 至る所に落ちているポイ捨てゴミを写真に撮り、 撮ったゴミは拾って捨てる。 撮った写真はSNSに投稿する。 という、クリーンアクション。 "ゴミ拾い"でポイ捨て問題は解決しない。 "ゴミ拾い"でゴミの現状・ゴミ拾いをしている人がいること・こんなに世界は美しいんだということを発信すること。 ポイ捨てに対する意識を変えることがポイ捨て問題解決の近道だと思う。 私は諦めない。 今、できることを、今、やり続けるだけ。
【アート展 ”Seeker”を開催したい】沖縄って美しい場所だと思うでしょ?そんなことない。目を背けているだけ。たくさんの問題に。沖縄県内在住アーティスト達の、...
”ゴミ拾いを、オシャレに” SNS(Instagramなど)を活用した新しいゴミ拾い団体。 世界各国で取り組まれているLitteratiを日本でも広め、...