「おおいたの野生植物を未来へつなぐプロジェクト」は、大分県の野生植物の貴重な記録を保存・普及することを目的としたプロジェクトです。 大分県には、大分の植生を支える様々な野生植物が生息していますが、それらがいま絶滅の危機にあることをご存知でしょうか? 子供たちに緑豊かな大分県を受け継いでいくためには、まず私たち自身がこの危機的状況を強く認識・共有し合うことが不可欠です。大分県の貴重な野生植物の記録は、大分県を代表する植物学者によって11万枚の膨大なスライドフィルムに残されています。 そして、この貴重な記録も、もはや経時劣化は避けられない状況です。「大分の野生植物の美しさ、豊かさを未来にちゃんと受け継いでいきたい!」、そんな想いから、私たちは11万枚に及ぶ膨大なスライドフィルムをデジタル・アーカイブ化することで、大分の野生植物の記録を次の世代へ繋ぐことを目指し、活動しています。
大分県には多くの野生植物が生息しており、その貴重な記録は植物学者・荒金正憲によって約11万枚のスライドフィルムに残されています。その中には絶滅危惧種も多く含まれ...