游魚(ゆうぎょ) ギターと声と言葉と身体で表現するアーティスト。 長野県佐久市で生まれ、幼少期を愛媛県松山市で過ごす。 その後、地元の県立高校を16歳で中退して上京。 ロックバンドでライブ活動をおこないつつ、俳優としての活動をはじめる。 1996年、俳優としてシアターカンパニー『ロマンチカ』に参加。数多くの演劇作品に出演する。 ロマンチカを退団した後は、演劇、舞踏、パフォーマンスなどの作品に出演しながら、舞踏やコンテンポラリーダンスの技法を学び、ダンサーとして活動を開始。 その後、ボリビア、フランスなど海外でも作品を発表する。 2007年から関西に拠点を移し、現在は即興性を重視し、多様性を音で表現するバンド『彗星ミトコンドリア』を中心に、ソロやユニットなどさまざまな形態で活動を展開している。 その一方で生業として、2006年ごろからライターとして文筆活動をはじめる。 並行して、高齢者デイサービスや障がい者の福祉施設での勤務、訪問活動などを経験し、社会的に「マイノリティ」と呼ばれる人々や、こうした人々が暮らしやすい社会のあり方について考えはじめる。 また2019年には約12年ぶりに、女形として俳優(女優?)業を再開した。
女装パフォーマーである游魚(ゆうぎょ)が、LGBTQなど性的マイノリティへの理解が広まることを目指し、国内外の性的マイノリティをめぐる状況を取材するプロジェクト...