古町7番町の一角。旧大和新潟店跡地の再開発が進み、解体工事が始まろうとするタイミングにあわせ、新潟市民参加型の展覧会を開催します。団体展や一般公募展などのような、ただ観るだけの鑑賞型の展覧会と違って、市民自らがアート作品の制作に加わることのできる展覧会を開催し、多くの市民の共感によって5,000人の集客をめざします。 昔の古町は“堀”という水に囲まれた魅力と賑わいの溢れる街でした。世代を超えて、多くの市民がそれぞれの想い出をここに持っていることでしょう。失われつつある街(中心市街地や商店街)を前にして、想い出に浸るだけではなく、これまでの市民の生活の舞台であった“場”を見つめ直し、生きてきた痕跡を確認し、そこから街の再生に向けて、次に繋げる新たな空間の創生を提案します。 かつての“古町”へのお別れから新たな誕生までを可視化し、新潟の街の新たな始まりへの希望を共に分かち合う企画展を開催します。
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