私は以前、スーパーでバイヤーの仕事をしていたが、人よりも仕事の能力が低いためなかなか仕事がうまくいかない。それでも家族のため会社のためと自分なりに頑張って、毎晩のように自宅で夜中まで仕事をしていました。 すると52歳の時にがんを宣告された。 今まで家族のため会社のためと自分なりに頑張ってきたことが、結局家族に心配をかけ、会社には迷惑をかけて何にもならなかったととても後悔をしました。 手術をして療養中のある日、睡眠セミナーにを見つけて何気なく参加してみた。 するとそこで衝撃の事実を聞いた。「イビキをかくとがんの発症リスクが最大4.8倍になる。」その内容が私ががんになった状況にドンピシャだったのです。 当時の私は年中、睡眠不足で、自分のイビキで目が覚めるよどの大きなイビキをかいていて、体温は35.2℃、そして宣告されたがんが前立腺がん。 この事実を知って、その日に睡眠栄養指導士の認定講座の受講を申し込みました。 今、セミナーや研修で睡眠の大切さを伝えています。 もしその内容を当時の自分が知っていたなら、がんにはならなかったと思っています。 しかし、日本では正しい睡眠のことを学ぶ機会がほとんどない。むしろ間違った常識もたくさんある。正しい睡眠を知らないだけで、私のような辛い思いをする人がまだまだ増え続けています。 そんな人をひとりでも少なくしたい。 その想いで、34年勤めた会社を定年3年前に退職し、現在は一般の方、行政や企業、学校などで睡眠の大切さを伝えています。 そして私のように睡眠の大切さを伝えてくれる睡眠のアドバイザーの養成に進めています。
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