1956年10月17日 64歳 私は元々フレンチの料理人としてスタートし、京都・名古屋・東京と経験を積み高山へ帰郷後28歳の時独立。カウンター席8席の小さなすし店の後を借り、お金がなっかったため改装にはあまりお金が掛けられない状態でのスタートでした。当初は高山にはフレンチの店もなくお客様も少なく悪戦苦闘しながら軌道に乗せるのに大変苦労をしました。それでも少しずつお客様が増え3年後には店舗を移転本格的な店構えが出来るようになりました。私が会社を設立するきっかけとなったのは、ある食品会社の社長から商品の開発をしてくれないかと依頼され、店舗を運営しながら商品開発をしていました。たまたま開発した商品がヒットし店舗運営に手が回らない状況となり店舗を閉店。そして現在の「株式会社エプラスフーズ」を設立。これが会社設立の始まりです。会社設立から30年が過ぎ、その間に「有限会社ケン・コーポレーション」を立ち上げ外食事業にも力を入れるようにしてきました。色々な形態の店舗を運営してきましたが、その都度壁となったのがサービス業の人手不足でした。人手不足で閉店した店も何店舗かありその都度心が折れそうになりましたがスタッフに元気づけられここまで来る事が出来ました。そして昨年弊社店舗「和菜蔵 椿屋」が2019’ミシュラン東海版に「ミシュランプレート」として掲載され真剣に店舗に向かってきた事が認めて頂けたとスタッフ一同大感激し新たに進もうとしていた矢先、今回の「新型コロナウイルス感染症」が世界中に広がり、観光地高山も今までに見たことのない淋しい状態となり高山市の観光に携わる多くのの事業が危機的状況となりました。そこで少しでも観光地高山市にお客様が来ていただけないかと考え、このプロジェクトを立ち上げました。
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