藤瀬 雄介(ふじせ ゆうすけ)1976 年 2 月生まれ 北九州市出身 福岡市在住 九州国際大 学卒業 現在、一般社団法人 全日本コンディショニングコーチ協会認定 フィジカルトレーニング コーチとして、一般の方の体づくり・アスリートの身体能力向上をサポートしている。 高校からウエイトリフティング(重量挙げ)競技を開始、平成 6 年の高校 3 年時には栃木 インターハイで 3 位入賞を果たし、平成 9 年の大学 3 年時にはジャーク種目で日本ジュニ ア新記録を樹立、国体成年の部でも 2 位に入賞するなど学生時代に好成績を残す。 大学卒業後も順調に選手生活を続けていたものの、24 歳のとき突然、今までに味わったこ とのない激しい背中痛に襲われる。それまで 200kg 以上のバーベルを肩に担いで軽々とス クワットしていたのに、10kg のシャフトさえ持てない状態に。試合もまったく記録を残す ことができず完全に自信を喪失する。原因は自意識過剰がもたらした体のケア不足・筋力 トレーニング不足・フォームの雑さによるものだった。 そんなドン底状態を救ってくれたのが、高校時代からずっと支え続けてくれた恩師であっ た。「競技を始めた頃のことを思い出せ。基本的な体のケアを大切にし、筋力をしっかり 強化して体の力を抜く技術を覚えろ」。先生の言葉を胸に刻み、気が遠くなるほど基礎ト レーニングとフォーム練習を積み重ねる。さらに 1000 人以上のリフターのフォームを試 合や合宿・映像などで研究、100 人以上のトップリフターから秘訣や練習プログラムの内 容をヒアリングし、ようやく自身にとって究極となる「脱力動作」の技術を体得。平成 13 年、26 歳で全日本社会人選手権優勝、競技開始以来の念願であった日本タイトルを獲得す ることに成功する。 30 歳で現役引退。その後、「心技体」の真髄を感じることができたウエイトリフティング の技術を生かして、一般の方の「健康的な体づくり」・アスリートの「身体能力向上」に 貢献することを使命と認識、一般の方への健康や運動アドバイス・アスリートへの能力強 化指導を開始する。 今後は、より多くの一般の方々に健康の大切さや健康を維持するための方法を伝え、より 多くのアスリートの方々にも安全で効率的な身体能力の向上方法を伝えるため、志を共に してくれるトレーナーを育てるための育成事業に取り組むことを目指している。 【ウエイトリフティング競技公式記録】77 kg級、スナッチ 135 kg、クリーン&ジャーク 170 kg(補強記録:バックスクワット 235kg、パワークリーン 160kg など)
支援者になっているプロジェクトはまだありません。