1969年、福井県のとある田舎町の仕出し屋の次男として生まれる。 両親が働く様子を幼い頃からそばで見ており、どんな人でも笑顔に出来る「料理」に子供ながら興味を持つ。 魚を焼く手伝いを始めたのは小学2年生。食の知識や腕を実践しながら身に付けるようになる。 19歳の時に大阪で武者修行をし、バブル崩壊直後の23歳、地元福井県敦賀市にBAR「グランディール」をOPEN。 以降17年の間に「ダイニングバーディール」「アジアンダイニング嘉座」「満天アジアごはんKAZA」と、計3回の業態転換を図りながら不況期を乗り越え、2009年には新たな業態への挑戦として、同市郊外に「居酒屋ぶり八」を新規出店。 ぶり八では、持ち前の商品開発力を活かして独創的かつ味わい深いメニューを多数提供。わずか2年の間に年間2万人の来客数を誇る人気店へと成長させる。 その後2011年には、グループ店となる地魚丼専門店「どんと屋」を同市港町にオープン。 一度食べたら忘れられない本物志向の「海鮮丼」と「天丼」を武器に、閑散としていた港町に県内外から多くの人を呼び込み、TVにも取り上げられる店となる。 これまでの経験を通じて、幼い頃に感じた「料理はどんな人でも笑顔にできる」という考えに確信を持ち、2011 年「食を通じて人と社会を元気にする」が理念の株式会社 味蕾(みらい)を設立。 その後、「どんと屋」の姉妹店として2017年4月に「敦賀魚河岸 海鮮丼うお吟」をオープンさせる。 「日経レストラン」の『移転と業態転換で人気店に躍進』という特集記事にて取り上げられた実績あり。 また主な著作物に、著書「地元で愛される繁盛店をつくろう」、対談CDシリーズ「飲食業界での成功の秘訣」がある。