開発者の篠田は唐揚屋を経営しながら、趣味(一応、プロ志望)で作家活動をしており、いい作品ができないのを環境のせいにしている人物です。アームレストもいい作品ができない理由にされている犠牲者(物)でありました。 篠田は長時間の文章作成の為にいろんなアームレスト(リストレスト、パームレスト)を自分のお金で買い、試してきました。ある物は高価な割に可動領域が狭くて不便だったり、ある物は車輪式のキャスターだったので動かしたい方向に素直に動いてくれず、動かし始めに車輪がまずその方向を向くためにグニっと動き、腕の動きに違和感をおぼえたりと、どれも満足できるものではありませんでした。 何年にもわたって悶々とした末に、とうとう、「自分で創ろう。」と決断しました。 実現したい機能は2点。 行きたい方向に直線的に、素直に動いてくれること。 持ち運びが楽であること。お洒落なカフェで、これ見よがしにやれること。 試行錯誤の末、ボールキャスター(別称、自在キャスター)を付けた『ダイナミックアームレスト』にたどりつきました。動的という意味でダイナミックという単語を使うことにしました。
もう腕を浮かさなくていいんです!こする必要もないんです!従来のアームレストはキーボードマウス間でそうする必要があり、そんな些細なストレスがチリ積となり、人はとう...