
代表 伊藤英樹(いとう ひでき) 北海道釧路市出身、還暦過ぎの衰え知らず。 10歳の時札幌に移住、中学生から新聞配達の稼ぎでラーメン屋巡りを始めます。初期のすすきのラーメン横丁やその系統の流れを汲む店が好きでした。どこか全国で波及した戦後事情の雰囲気が消しきれず、旨いラーメンはもれなく活きていて、そして大将も女将さんもちょっと怖かったけれどあたたかだった。 サラリーマンを経て30歳でラーメン修行、札幌の老舗や旭川ラーメンほか屋台でも勉強した後、ラーメン屋プロデュースの仕事が舞い込みささやかな生業に、個人では薄野で小料理屋やBarを経営したりしました。 西暦2000年を迎える頃、飲食店を知人に明け渡しコンピューターにのめり込み、中古のMacを組み立てて、現在の伴侶とグラフィックデザイン事務所を構えます。子育てしながら5〜6年営みますがバブル崩壊の余波を受け楽器作家に転身。美唄市に引っ越し、オリジナルの世界観を持つ木製弦楽器を制作販売したのが延べ千台越え、奏法を学ぶ教室や演奏会を重ね12年間運営しました。デザインのキャリアは楽器屋でも現在でも育まれ私たちの必須の能力になっています。 6年前、閉館していた音威子府[おといねっぷ]村の“道の駅”を再開させるため家族で移住。私たち夫婦は食堂と売店を担当し、村の役人をこの為に辞めた人間と3人で再オープンさせました。時にコロナ禍を乗り切りながらも、食堂「天北龍」のメニュー開発や売店での商品開発を勤しみ、昨年より娘二人も従業員として働いてくれましたが、今年3月、村行政の意向で道の駅からの撤退を余儀なくされました。 いくつもの新天地候補を検討しやっと名寄市の店舗を押さえることができました。多くの方々の応援に包まれながら、この6年のノウハウを繋いでいく為にも、今までのキャリアをフルに活用して再出発できるよう、クラウドファンデイングに挑戦しております。
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