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  • 在住国:日本
  • 現在地:東京都
  • 出身国:日本
  • 出身地:埼玉県

松岡智子は神経科学の修士をを東京大学で取得し、スタートアップを経てアーティストに転身した。人間が感じる「本質的な美」について研究、作品発表を行う。日本の庭園文化や引き算の美しさである侘び寂びを作品に取り入れている。 起業家としてはアプリ開発の試みを経て、「人間を形作る意志」に対する深い洞察を追求する道を選んだ。その探求は、日常の一瞬を超えた普遍的な人間性の表現に繋がっている。彼女の作品は、国際的な美術展やパフォーマンス、チャリティ活動を通じ、社会的意義を帯びた強烈なメッセージを放つ。 歴史的に見て、「意志」をテーマに扱った作家は少なくない。例えば、19世紀に活躍したドイツの哲学者アルトゥル・ショーペンハウアーは「意志」を宇宙の根源と捉え、絵画ではロマン主義の画家たちが人間の情熱や内的葛藤を描いた。西洋の伝統において、「意志」は個人の感情や宗教的信念と結びついて描かれ、特に人間の無力さや超越的な力に対する闘いとして表現されることが多かった。日本の美術では、「意志」はより静的な形で表現され、自然と調和する個人の在り方を象徴することが多かった。例えば、禅の精神が表す無為自然は、意志を静かに見つめるアプローチといえる。 2024年の現代において、「意志」を再び描く価値は、その存在そのものが揺らぎやすい時代背景にある。AIやデジタル技術の急速な進展により、人間の意志や主体性は再定義を迫られている。松岡はこの文脈において、個人の意志がいかにして外部の力に影響されつつも自己を保持し、具現化するかを作品を通して問いかける。その作品は、静かな力強さを持ち、人間の内なる声が時代の喧騒を越えて響く様を表現している。 彼女の「意志」の具象化は、単なる感情の表現を超え、現代社会における個人の存在意義や自己実現の可能性を深く掘り下げるものである。日本と西洋の美術において、「意志」は異なるアプローチをとるが、松岡の作品はそれらを超越し、普遍的な人間の内面の探求に根ざしている。

32歳からの挑戦!ルーブル美術館の展示をきっかけに海外での活動をスタートさせたい

クラウドファンディングにご協力いただいた皆様に向け、フランスでの活動を一冊のアートブックとしてまとめました。 ---- クラウドファンディングをご支援くださった皆様へ この度はクラウ