2011/10/21 23:51
#2 ルイーザ・アルパリョン「100人の食卓」展
♯2 Luísa Alpalhão Exhibition [Table for 100's]



「100人で一緒にごはんを食べられるテーブル」ってどんなテーブル?
食卓の風景は、文化や歴史、気候や風土、またそこに居合わせる人によっても大きく変わります。
また、イス座りか畳などの床座りか、鍋のように1つの料理を分け合うのか、などの様々な条件によってテーブルの形状も変化します。
このプロジェクトでは、ポルトガル人アーティスト ルイーザ・アルパリョンが「食」に関する様々なリサーチをここ福岡で行い、その結果や体験した「食」の場面、こどもたちとのワークショップを通じて、「100人の食卓」を創り出すことを試みます。


<アーティストプロフィール>
ルイーザ・アルパリョン Luísa Alpalhão
1984 年生まれ。リスボン出身。イースト・ロンドン大学、ロイヤル・カレッジ・オブアートや、muf、SCABALでの勤務などを経て、現在UCLバートレット 校博士課程。修士論文「Where shall we meet ?」はヘレン・ハムリン基金の 'Design for Our Future Selves'賞にノミネート。
現在はリスボンとロンドンを拠点に、建築家、インスタレーションアーティストとして活動する。デザイン・アート集団「アーバンノマド」設立メンバー。
都 市のパブリックスペースの利用のされ方に注目する彼女は、さまざまな年齢層、背景を持つ地域住民同士を結びつける、遊び心にあふれた参加型プロジェクトを 得意とする。これらのプロジェクトを通じ、デザインによって様々な境界をなくし真にパブリックな空間をつくり出す試みに取り組んでいる。