
こんにちは、斎藤暁子(kokokaku)です。
「完成した本をお届けします」のリターンが含まれる方への書籍のお届け、書籍制作にご協力いただいた方々、安心材料のひとつとして掲載させていただいた団体や企業などへの献本のすべてが完了しました。
7月7日には、「書籍制作プロジェクトチーム」数名で、本を手にした喜びを共有しようと、Zoom(Web会議システム)でつながりました。完成を喜び、努力を労うだけでなく、この本の存在意義についても話し合われました。
そして、書籍「HSCを守りたい」はとうとう、全国の書店に配本され、店頭で見かけることもできるようになりました。
Amazonでも販売が開始されています。
SNSやブログなどでも、たくさんのみなさまが、届いたり、読まれたりの報告を発信してくださいました。ありがとうございました。
これだけたくさんの方に支えられて「HSCを守りたい」を世の中に送り出せた心強さにはものすごいものがあります。
心からの感謝の気持ちが届きますように。
そして、「学校がつらい」「学校に行きたくない」、そう感じているHSCと、その親御さん、周りの大人の方々が対象となるこの本が、本当に必要な子や人へ届き、「この本で救われた」という方にたくさん出会えることを願っています。
不登校新聞連載
不登校新聞7月1日号に続き、7月15日号にも連載第2回目を掲載していただきました。
HSC(Highly Sensitive Child=ひといちばい敏感な子)と「安心基地」をテーマに、息子が4~5歳だった当時の、幼稚園をめぐる家族の物語を、イラストと共に描いていく予定です。
連載のお話をいただいたのは5月。ご提案いただいたテーマに、私が何よりも大事にしたい、作りたい、増やしたい、と強く思う「安心基地」が含まれていたことで、体中から喜びが湧きだしました。そして、本を書くのと同じくらい、真剣に取り組みたい!と思いました。
今でこそ「HSC」という概念を知って、この気質を生まれ持つ子のことを理解し、肯定し、納得して関わることができるわけですが、息子の幼稚園入園当時はまだ、HSC概念には出会っていませんでした。
集団生活への移行、ママ離れ、幼稚園への慣れにチャレンジさせなければと、ミッションのように受け止めて息子に合った方法を模索していた頃のお話です。
決まった年齢になったら入園するものと思っていた幼稚園、その先の小学校。
そんな、“普通で当たり前で、それしかない”と思い込んでいた道が、どうしてそれだけではないと思えたのか。
わが子にとっての「安心基地」とはどのようなものか。
「安心基地」をどのようにしてつくったのか。
迷い、悩み、家族で話合ってわかっていったことをお伝えしていけたらと思います。
こちらもぜひ、応援していただけたら嬉しいです。
よろしくおねがいいたします。
不登校新聞7月15日号 → https://futoko.publishers.fm/article/20690/