主催者挨拶 / NPO法人ヴィンテージ・エージング・クラブ
こんにちは。はじめまして。
「古きよきものに価値を!」テーマに人生に彩りを与える文化的支援を行うNPO法人ヴィンテージ・エイジング・クラブと申します。いままで被災地東北への旅行やスポーツイベントなどさまざまな文化的催しを企画しております。
今回は、中村キース・ヘリング美術館と連携し、世界エイズデイの翌日、12月2日(日)にイベントを開催します。ポップアートのヴィンテージシンボル、キース・ヘリングの生涯を通し、来場者とともにアートと人生の関わりを再現、アートが社会にどう寄与しているかを考える美術館共催イベントとなります。少しでも多くの人とキース・へリングの遺志を共有できたらと思い、初めてクラウドファンディングを利用させていただきます。また、新宿から小淵沢の美術館まで専用のバスも準備いたしました。みなさまのご参加をお待ちします。ご支援よろしくお願い致します。
All Keith Haring Artwork ©Keith Haring Foundation
共催者挨拶 / 中村キース・ヘリング美術館
World AIDS Day 2018
2018年世界エイズデー
キース・ヘリングのアートとヴィンテージ・エイジング・クラブが送るメッセージ「HIV/AIDS を知るために」
12月1日は世界エイズデー。
世界規模でのエイズ蔓延の防止、エイズ患者やHIV感染者に対する差別・偏見の解消を目的とし、1988年に世界保健機関により定められ今年で30周年を記念します。世界中で知られているレッドリボンは今もシンボルとなっています。
今年のテーマは感染の有無を知ることの必要性も含めて「Know your status(ステイタスを知ろう)」。
中村キース・ヘリング美術館では、キース・ヘリングの遺志を継いで、開館以来エイズ予防啓発のためにイベントやワークショップを開催してきました。2007年にはTOKYO FM 主催Tree of Love ポエトリー・リーディング〜Think About AIDS への参加をはじめ、クラブキャンペーンや小淵沢エイズウォークなども開催。今年は「言葉とダンスのフェスティバル」と題して、ヴィンテージ・エイジング・クラブによるヘリングの日記の朗読と、ヘリングへのオマージュとしてダンスのパフォーマンスが開催されます。この八ヶ岳の大自然のなかに建てられた非日常的な建築空間のなかで、若くしてエイズでこの世を去ったヘリングの生命力に溢れるアートの力とそのスピリットを体感していただけることを願っています。
キースの作品を通じて遺志を伝えたい
Photo by Akira Kishida
キース・ヘリングは20世紀を代表する有名なアーティスト。いま生きていれば60歳の還暦ですが、エイズ感染と診断されて、たった31歳という若さで亡くなってしまいました。しかし、キースの遺志は、残された作品とともに今も生き続けています。
今回のフェスティバルでは、キースの作品に囲まれた会場でキースの遺志を共有できるフェスティバルを開催します。
キースの遺志とは?
キース・ヘリングはドローイングを通して
いろいろな問題を投げかけるアクティビストでもありました。
ひとつは「エイズ予防」について。
ほかにも身の回りで起きている社会問題を投げかけています。
「LGBTの認知」だったり、「核放棄」「反アパルトヘイト」まで
彼が描く一見愛らしいキャラクターや線からは想像できないほど、無関心にもなれる社会問題の闇をストレートに警鐘メッセージを鳴らしているのです。そんな大衆とのコミュニケーションを模索したアーティストでもありました。
そのメッセージ性の強いアート表現に対して、キースは語っています。
「人生を愛し、人に感謝していれば生命を傷つけるものは許せないはずだ。間違ったことには反対しないとね。間違いを見つけてなにか行動を起こそうと思うのは義務でもあるけど、当然の反応だとも思うよ」
そんな視点からキース・ヘリングの作品を観るとおもしろいんじゃないか、
できれば、みなさんと一緒にそんな時間を共有できたらなぁと考え企画しました。
●フェスティバル概要
1、キース・ヘリング美術館ギャラリーツアー
2、世界エイスデーとキースの活動について講演
3、キースの言葉とコンテンポラリーダンス公演
4、アフター・パーティー
●キースの最後の作品が見れる
小淵沢の中村キース・ヘリング美術館に新しく収蔵作品に加わった亡くなる数週間前に完成した最後の作品《オルターピース:キリストの生涯》を初公開。教会の祭壇のためのオルターピースとして現在世界の教会や美術館9箇所に収蔵されていますが、死を目前にしたヘリングの平和への願いと希望、そして生命の力が刻まれた永遠の作品です。
●キースの言葉とコンテンポラリー・ダンスのコラボレーション
キースの周りの友人やお母さんから本人の証言を俳優の辻しのぶさんと田辺日太さんによってリーディング。と、元Kバレエカンパニーでファーストアーティストだった長島裕輔さんによるコンテンポラリーダンスのコラボレーションは必見です。また、音楽演出で歌手の中村萌子さんも参加します。
●アフター・パーティー
(ホテル・キーフォレスト)
イベントの後は、美術館に隣接するホテルキーフォレストのバーラウンジにて、ドリンクをご用意しております。キースについて語り合いましょう!(人数などの都合上、キースヘリング美術館内 のカフェに変更になる場合がございます。)
今回は1917年(大正6年)創業の山梨の老舗ワイナリー(株)サドヤ様からおいしいワインのご協賛をいただきました。
●新宿から小淵沢の中村キース・ヘリング美術館まで専用バスを準備!
また、行くのが面倒という方に気軽に行けるように、東京近郊の方限定になりますが、新宿発の大型バスもご用意いたしました。もちろん、マイカーや電車で来ていただくのも大歓迎です。駐車場も完備しております。みなさまのご参加をお待ちしております。
スケジュール A
アフター・パーティに参加しない
2018年12月2日(日)
09:00 新宿出発
11:00 小淵沢到着予定
リゾナーレ八ヶ岳にて各自昼食と休憩
13:00 中村キース・ヘリング美術館にて
フェスティバル開演
15:00 終演 美術館出発
17:00 新宿到着予定
スケジュール B
アフター・パーティに参加する
2018年12月2日(日)
09:00 新宿出発
11:00 小淵沢到着予定
リゾナーレ八ヶ岳にて各自昼食と休憩
13:00 中村キース・ヘリング美術館にて
フェスティバル開演
15:00 アフターパーティー
17:00 終演 美術館出発
19:00 新宿到着予定
※新宿の集合場所は、お申込みされた方にメールにてご連絡します。
※新宿~小淵沢間のバスの移動時間は、渋滞状況で変わりますので
ご了承ください
●フェスティバルに参加できない方
あと、小淵沢のフェスティバルに行けないけど支援したいという方に
中村キース・ヘリング美術館オフィシャル、STOP AIDS Tシャツと缶バッジ
ポストカードをご用意いたしました。
1980年初頭、ニューヨークの地下鉄の広告板に貼られた黒い紙に絵を描く、「サブウェイドローイング」で一躍有名になったキース・ヘリング。しかし、彼の名前が世に知れ渡るやいなや、ヘリングの思いとは裏腹に、サブウェイドローイングは次々に地下鉄から不当に持ち去られ、転売されるようになります。ヘリングは1986年にサブウェイドローイングを中止し、新しいコミュニケーションのためのアートプロジェクトをスタートしました。それが「ポップショップ」です。缶バッヂやポストカード、Tシャツ、小型ラジオなど自らデザインしたグッズには、天井から床までヘリングのドローイングが施されたショップに並べられました。アンディ・ウォーホルがアメリカの消費文化を崇高な芸術にのし上げたことに習い、彼はインターネットもアイポッドもない時代に、1億円のアートを1人のコレクターに売るのではなく、1ドルのアートを1億人に流通させることを考えたのです。
●キース・へリングデザインのポストカード5枚組
●これまでの活動 2017年イベント紹介
キース・ヘリングのNYスタイル・ポエトリーリーディング
パトリシア・フィールドのコレクションツアー
●資金の用途
1、リターンアイテムの制作費一式
2、フェスティバルの制作費一式
3、送料、交通費一式
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