6月28日(土)におこなわれることになりましたグループ展 『 Line Cross 』において、print tarotの一部作品を展示いたします。 初めてのみなさんのお目にかかる機会です。 ぜひ実際の作品をご覧いただき、版の魅力を感じていただければ嬉しいです。 【展示情報】 Line Cross -東京造形大学版表現有志展- 2014年6月28日(土)10:00~18:00 東京造形大学 CS PLAZA内 CSギャラリー・吹き抜けにて 〒192-0992 東京都八王子市宇津貫町1556 JR横浜線相原駅からスクールバスにて5分 (大学ウェブページ http://www.zokei.ac.jp/) 版画集の展示は吹き抜けにて行われています。 少し暗くなりますが、吹き抜けへは20時頃まで入ることができます。 私たちの普段の作品や、大学院生から学部生まで、幅広い作品が展示されています。 東京造形大学の版表現の学生は多様な版作品を制作していますので、お楽しみいただけると思います。 ただ今準備の真っ最中です。 同時開催で、同じく大学内ZOKEIギャラリーにで他大学の学生との交流展 『Cross Line-武蔵野美術大学・多摩美術大学・女子美術大学・東京造 形大学 交流展-』 も開催中です。あわせてご覧ください。 こちらには宮川千明が選抜され、力作を出品しています。 遠方ではございますが、足をお運びいただけると幸いです。 東京造形大学 版表現三年
期日も残り僅かとなって参りましたので、作家紹介をもう3名加えたいと思います。 松波、村崎、森島のご紹介です。 松波 由香 シルクスクリーン 普段は銅版を用いて制作しています。 この作品では写真を用いて版を作り、色を変えて刷ることで時間の移ろいを表現しています。 村崎 健汰 『 積む 』木版、コラージュ 主に木版を用いて制作しています。 木版で刷った複雑な表情を細かく裁断し、石を積み上げるようにコラージュして再構築していきます。 森島 花 『 face 』手漉き和紙、銅版、シルクスクリーン 自作の手漉き和紙を用いて平面や立体を制作しています。 ランダムに刷った版を組み合わせ、イメージを表していきます。 今までの作家紹介はこちらです! その1 その2 その3 その4 その5 残りの5名、片岡、鈴木、松田、安河内、山口も次の活動報告でご紹介します! 東京造形大学 版表現三年
今回紹介するのは、表現方法が独特な堀口、宮川、町田の3名です。 堀口紗穂里 リトグラフ、手彩色、マスキングテープ この作品に出てくる少女たちは、作者の描くマンガの登場人物です。 各々に物語を背負った彼女らを大きな画面で描きます。 宮川 千明 『 脱皮 』アルコール転写 紙を使って実際にシャツを縫い上げ、ぬけがらを表現しています。 版の表現と、縫製の立体物を組み合わせて制作しています。 町田 万奈 『 群れ 』エッチング 銅版を用いて制作しています。 縦糸と緯糸で布を織るように、まっすぐの線を集合させることで世界を表現します。 半分以上の作家を紹介しました。 幅広い「版」を感じていただけていますでしょうか? 東京造形大学 版表現三年
本日ご紹介するのは、味のある色を使う島澤、清水、高野倉の3名です。 島澤幸 『 Difference 』リトグラフ、シルクスクリーン、シンナープリント、色鉛筆、インク リトグラフや写真を利用したPS版を用いて制作しています。 女性像を独自の視点で捉えて表現します。 清水 瑠実 『 どっち? 』リトグラフ リトグラフや銅版を用いて制作しています。 愛猫「ももちゃん」をモチーフに、猫への愛を描きます。 高野倉里枝 『 花ゆうれい 』リトグラフ 主にリトグラフで制作しています。 記憶のピースをひとつひとつ、記録に残していきます。 リトグラフは水と油の反発作用を利用した版種です。アロイス・ゼネフェルダーという劇作家が発見した技法で、19世紀にヨーロッパで広まりました。 この3人は同じ技法を用いていても、それぞれの表現をもっています。 版の可能性を感じていただけたでしょうか? 東京造形大学 版表現三年
本日の紹介は小黒、尾山、金丸の三名です! 小黒 実咲 『 なにがしに たよりを 』水性木版 木版や銅版を用いて制作しています。 ものの形やすきまの形に注目した絵作りをおこなっています。 尾山 香 リトグラフ 主にリトグラフや木版を用いて制作しています。 死をテーマにモチーフを繊細に描写します。 金丸 千紘 『 心情刑場 』銅版 この作品はソフトエッチングという技法を用いています。独特のマチエルをもつ技法です。 物語性の強い作品を制作します。 先日ご報告した、プロモーションのリーフレットをいくつかの場所に置いて頂きました。 まとめてお知らせしたいと思います! 東京造形大学 版表現三年