2016/09/22 13:49
【ご支援ありがとうございます】記号を纏う強さについて

 プロジェクト開始から、4名の方にご支援をいただくことができました。

ご支援くださった皆さまありがとうございました。

 


イベントに向けた準備も着々と整っております。

お面の図案が完成したり。

 

 

 

 

(上記3つになりました。印刷が完了したらまた着用の上ご報告します。)

 会場内のVJ制作が着々と進んでいたり。

 

 (こちらは日を改めてご報告致します。)

 また、ZAKZAKの記事にも取り上げていただくことができました。ありがとうございます。

 http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20160915/enn1609151140002-n1.htm


この記事で使われていた写真が、私が紫野レイと言う芸名で芸能活動をしていた時の写真であり、

昔のことを思い出すに至りました。

 


当時私はグラビアアイドルでした。

と言ってもグラビアアイドルも正直自称というところで、実際はただの大学院生でしかありませんでした。

私はただ普通にアルバイトに行き、修士論文を書き、大学に通っていました。有名になったわけでもなく、街で誰かに気づかれたこともありませんでした。

 


ですが、「グラビアアイドル」という一つの記号を纏うことは、私の行動を全く変えました。

 


真冬で水着で人前に立つようなこと(寒い)を「まあ、そんなものだろう」と受け入れていましたし、ブログに載せるために毎日自撮りをしていました。ただの大学院生がすれば異常であることを、それが仕事だからと当たり前にこなしていました。引退した今では考えられないことです。

 


記号を纏うことはそれほどまでに強く、人を変えます。

 


私がこの百鬼夜行NIGHT(https://camp-fire.jp/projects/view/10561)のプロジェクトで達成したかったことは、勿論ハロウィンに妖怪を用いて仮装することを一般化し、新しい文化を創造することです。

 


しかし、もう一つ裏に隠れた目的として、仮面を被ることで自己を解放した参加者を見てみたいという欲求があります。

 


皆が同じお面を被ることで、「妖怪」という記号を纏うことで、普段の自分とは全く違うものに変わると考えています。

 


面を被った貴方を、誰が貴方であると認識できるでしょうか。鬼の面の下で、普段営業マンである、SEである、看護師である・・・貴方を誰が想像できるでしょうか。

 


その時人は、普段の自分から解放されるのではないでしょうか。

 


いつもは臆病でも、妖怪になり切ることで弾けることができるかもしれません。

私は、普段ハロウィンパーティーに参加したくても、怖くてできないような方こそ、百鬼夜行NIGHTで自分を解放して欲しいと思います。

 


「妖怪」という記号を纏って、普段の自分とは違う自分になりませんか。

 

 

※トップ画像はZAK the Queen2013の際の写真
出所:http://www.zakzak.co.jp/gravure/queen/photos/20131025/qen1310251530000-p7.htm