■ 追記2 追加リターンと発送日時について (20181129)
大変嬉しいことに当初用意したリターン分は売り切れとなりました。
昨日から本当にありがたいお問い合わせを多数いただきまして、今回追加のリターンを用意する運びとなりました。
追加リターンをご支援いただく方へ…
発送に関しては初回リターンにご支援いただいた方より遅れる可能性がございます、この点のみ予めご了承いただきたく思います。
・初回リターンご支援いただいた方 12月上旬~中旬から順次発送
・追加リターンご支援いただいた方 12月中旬から順次発送
mouSmooth本体の量産は順調ですが、パッケージの入荷がまだ読めないこともあり、このような表記とさせていただいております。
詳しい日時が判明次第、活動報告にてご連絡させていただきますので、何卒よろしくお願い致します。
■ 追記1 ご支援いただいた方へお礼 (20181129)
昨日2018年11月28日、目標金額の100%到達致しました。
ご支援いただいた方、本当に本当にありがとうございます!
■ mouSmoothはこんな悩みから生まれました
はじめまして、管製作所の管と申します。
私は現在独立していますが、長年機械設計職のサラリーマンをしておりました。
設計職はCAD(モデリング・製図ソフト)の操作をはじめとして、長時間に渡るPC作業が必要な場合が多々ありまして、長い間マウスだこと腱鞘炎に悩んでおりました。
自席でPC作業をするだけなら市販のリストレストで痛みを和らげることができるのですが、設計職は設計して終わりではなく製品の実験や評価も行います。その評価を行う環境はどのメーカーも概ねフリーアドレスで、その評価の種類によってそれぞれ違う場所に点在していることがほとんどです。
このような経緯から、持ち運ぶという概念を捨て、常に身につけていられるリストレストが欲しいと思うようになったのが、mouSmooth開発のきっかけです。
■ こんな方にオススメです!!
【このようなご職業や趣味をお持ちの方に…】
・CADやドラフターユーザーの技術者
・CGクリエイター、3Dモデラー
・SEやPG
・デザイナー
・イラストレーター
・PCゲーマー
・その他マウスやペンを酷使する方
【このようなお悩みをお持ちの方に…】
・長時間のマウス操作でマウスだこが痛い
・手首にできるペンだこをなんとかしたい
・腱鞘炎でマウス操作が辛い
・自席以外でもリストレストが欲しい
・マウスパッドのスペースがもったいない ※
・マウス動作範囲がマウスパッドより広い ※
※ 昨今発売されているマウスはセンサー及びトラッキング能力の向上により、どのような素材の机でもマウスパッドを使用せず正確に動作するものが大半なため
(余談ですが私自身も本製品を着用するようになり、マウスパッドの使用をやめました)
■ mouSmoothの構造と6つの特徴
1. 素材のベースとなる2wayフレンチパイルは、優れた耐摩耗性と肌触りの良さをあわせ持ち、様々な材質の机上で滑らかな動きを提供します。
2. 机上と手首の間には、緩衝性や浮揚性に優れたTC-1000ポリエチレンパッドを配置し、長時間のマウス操作からくる手首の疲労を未然に防ぎます。
3. ベルト部の3層構造は伸縮し、各ユーザーに合わせた力で締付けることができ、腱鞘炎で辛い手首の過度な動きを抑制することが可能です。
4. 手首の動きの妨げや痛みの原因となりやすい、長さ調整等で用いられるプラスチックアジャスターの類は一切使用しておりません。
5. 各素材はケア用サポーター等で既に使用実績のある安全性の高いものだけを厳選し、製造は全て日本国内で行っております。
6. 重量は約15gです。パッドを備えたサポーターとしては超軽量に仕上がり、1日中着けていてもその軽さからストレスを感じることはありません。
■ 寸法概略
■取り付け方
■ たくさんの方に試作のレビューをしていただきました!
試作を重ね、完成に近づく頃には「設計職だけに使ってもらうのはもったいない」と考えるようになり、普段から業務で手首を酷使しているであろう前述「こんな方におすすめ」の職業や趣味をお持ちの方に(各職n=3以上)レビューしていただきました。
…試していただいた結果「早く製品化して欲しい」や「一度使うと手放せない」等、多くの方からとても嬉しいご意見をいただきました。
ただ現状問題点が全くないわけではありません、その点に関しては次項で説明します。
■ 資金の使い道とクラウドファンデングを行う理由
本プロジェクトは既に量産を開始している都合、All-In形式となります。
今回クラウドファンディングを行う理由としては製品認知度のアップのためです。
また、前述の通りマウスだこやペンだこでお悩みの20名の方にご協力いただき試作をご使用いただきましたが、肯定的なご意見以外に下記問題点についてのご指摘もいただきましたので、資金はこの改善に使用する予定です。
【 既知の問題点とその改善予定 】
1. 手が小さいとベルトを折り返さないと着用が難しい
コストの都合から、まずは1サイズのみの展開とさせていただいております。大変申し訳ありませんが本版では周長が15cm以上ある方を推奨とさせていただき、次版以降でサイズ展開を目指し、本問題への対応を考えております。
(手の小さい方は次項の「その他」もお読みいただけると幸いです)
2. パッド厚がもう少し薄くても良いのでは?
主にマウスの俊敏な動きを必要とするPCゲーマー様からのご指摘です。厚みについては本版から派生したモデル展開が必要か、もしくは次版以降の全モデルを薄くするかを、より多くのユーザー様のご意見を取り入れた上で改善しようとしております。
3. 慣れれば全く問題ないが、パッドに反力があり最初は着用に時間がかかる
試作初期段階では楽に脱着できるようマジックテープを2か所に配置していたのですが、マジックテープの加工コストから今回は見送っております。前述1、2との兼ね合いもありますので、2と同じくユーザー様のご意見を伺った上での改善を考えております。
■ その他
本製品は右利き用に設計しておりますが、ロゴが逆向きになることをご許容いただければ、左利きの方でも使用できます。
本製品は手首の周長が15cm以上ある方の着用を推奨しておりますが、下の画像のようにベルトを折り返すことによって15cm未満の方でも着用できます。
マウスパッドとの段差に発生する摩擦にも十分な強度で対応できるよう、屈強な縫製を施しておりますので、マウスパッドユーザーも安心してご使用いただけます。
その他ご使用上の注意やお手入れ方法等、詳しくはmouSmooth製品ページをご覧ください。
■ 現在の状況について
本製品は既に量産を始めており現在はパッケージデザインの校正中です。
mouSmooth本体及びパッケージともに11月末頃の入荷を予定しておりまして、今回ご支援いただきましたリターンの全てを12月中にはお届けできる見込みです。
また、製造工程の写真やパッケージの完成等、随時こちらでご報告していきます。
■ mouSmooth製作にあたり、ご協力いただいた皆様へ
mouSmoothを作ろうと思いたってから今まで、多くの会社や個人の皆様にご協力いただきました。以下に挙げる全ての会社と人、製品及び技術がなければ本製品を完成させることができませんでした。この場をお借りしてお礼とさせていただきます。
本当にありがとうございます!!
生地、縫製:株式会社総和
マジックテープ:株式会社クラレ
TC-1000パッド:三和化工株式会社
製品タグ:株式会社松川レピヤン
製品パッケージ:パッケージアート株式会社
パッケージデザイン:ぬけさくさま (twitter)
パッケージイラスト:天路あやさま (twitter)
■ 最後に
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
本製品はこの単価から他のクラウドファンディング製品に比べ満足いただける割引率ではないかもしれませんが、一般販売後はバージョンアップによる在庫処分等、よほどのことがない限り割引はしない考えですので、マウスだこやペンだこ、腱鞘炎等で悩んでおられる方は是非ともこの機会にお試しいただければと思います。
最新の活動報告
もっと見る秋葉原のパソコンショップアークさまでお取扱いいただけることになりました!!
2019/01/30 12:261. BTOパソコンショップとして有名なアークさまでご購入いただけるようになりました!!■ 以下Ark Tech & Marketニュースよりマウスでの長時間作業に最適! 超軽量リストパッド「mouSmooth」の取り扱いを開始マウス操作や執筆作業で手首に痛みがある方や、長時間作業による疲労でお悩みの方に向けて製作されたリストパッド「mouSmooth」の取り扱いを開始した。 ニュースページ: https://www.ark-pc.co.jp/news/article?id=3002444販売ページ: https://www.ark-pc.co.jp/i/50292506/余談ですが、パソコンショップアークさまは私も普段から大変お世話になっておりまして、様々なパーツに精通する優秀な店員さんが多くいらっしゃいます。現在弊社のメインPCのHDDをm.2か、SATA接続のSSDのどちらに換装しようと迷っていた時、店員さんからPCの使用用途等を詳しく聞いていただき、業務の遂行に最適なスペックのSSDをご提案いただき購入しました。この活動報告をアップした際、最初にお読みいただくのはご支援いただいた方ですので当然既にmouSmoothはお手にされているかと思いますが、それ以外でもPCに関することで何かお悩みのことがあればアークさまを是非ご利用いただければと思います。私にとってはかかりつけのお医者さまのような存在でございます。2. amazonでも取り扱い開始しました!!mouSmoothhttps://www.amazon.co.jp/gp/product/B07LGXHK2R190129現在まだ販売して間もないのですが、マウスパッドの新着ランキングで3位を獲得しておりました!どういう算出方法かわからないので、今ひとつ喜んで良いのかわかりませんが、次は売れ筋ランキングに入るようにがんばります!!まだレビューが空欄ですので、どなたかレビューを書いていただけるととてもありがたいです…(無論、ご使用いただいた感触そのままをお書きいただければ幸いです)3. 弊社Online Store (Base) でも取り扱い開始しました!!mouSmoothhttps://sugaworks.thebase.in/items/15709554以上3点、SNSで逐一報告しておりますので、既にご存知のかたもいらっしゃると思いますが、念の為こちらでもご報告とさせていただきます。今後とも何卒よろしくお願い致します。 もっと見る
【残り3時間】mouSmoothができるまで-2
2018/12/07 20:53こんばんは、管でございます。本日は前回の続きで「mouSmoothのできるまで-2」ということで、前回は開発する上での苦労話等がメインでしたが、今回は製作をお願いしております株式会社総和のご担当者様、及び製作いただく皆様にご協力いただいて撮影した画像を使用して、実際の製作工程を抜粋してご紹介できたらと思います。まずベルト部の3層の生地を切断する金型からです。抜き型なので形状はシンプルです!同系色で見にくくて恐縮ですが、この抜き型を用いて設計した形の通り生地を抜きます。打ち抜かれたベルト部の輪郭を工業用ミシンで縫っていきます。凄腕の縫製マスターがひたすら縫います。。。パッドの抜き画像が用意できなくて申し訳ないのですが、打ち抜かれたTC-1000ポリエチレンパッドも、同じように輪郭をしっかりと縫っていきます!輪郭が補強されたパッド達です。自分の出番を今か今かと待ち続けています。おまんじゅうみたいです。マジックテープとタグの縫製を省いてしまいましたが、ベルトにパッドを縫製して終了です。いかがでしょうか。(全ての工程ではございませんが)縫製の難易度から設計変更を余儀なくされたり、実際にミシンを扱う方に、より縫製がしやすかったり良い歩留まりを得られるようにと設計的に考えた箇所もありました。逆に、ここは難しそうかな?と私が思っていた場所を、その卓越した縫製技術でやすやすとクリアしていただいた場所もありました。うまく言えませんが、設計的要因であったり、作業(縫製)的な要因で設計当初からの形状を徐々に変えつつありましたが、最終的に「ユーザーさんにより良いものを提供したい」という一番大切な思いを製作会社の皆様と私とで共有できたのが、今回mouSmoothを完成させることができた一番大きな要因ではないかと思います。メインで縫製を担当してくださった株式会社総和 の皆様、本当にありがとうございます!!というわけで今回の活動報告を終わりたいと思います。(今回も補足あります)■ 補足1 (活動報告)前回活動報告は今回で最後と申し上げましたが、誤りです。ご支援いただいた方全ての発送完了までは継続的に行います。大変失礼しました。■ 補足2 (出荷に関して)本日製造ロットシールが納期遅延の見込みと連絡を受けました。その都合で最初の出荷を来週中とさせていただきます。前回威勢よく10日から出荷開始と書き込んでおいてお恥ずかしい限りですが、何卒ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。 もっと見る
mouSmoothができるまで-1
2018/12/06 12:40みなさまこんにちは管製作所の管でございます。本日は今週前半にアップすると申し上げておりました、mouSmoothのここまでの歩みをご紹介したいと思います。週の前半体調を崩しており、アップが遅くなってしまったことをお詫び申し上げます。さて歩みと申し上げましたがここに至るまで様々なドラマがありまして、全てを書くにはなかなか難しいので、かいつまんでご紹介できればと思います。まずこのなんの変哲もないCADの絵ですが、これが当初デザイン案でした。パッドを上下面の生地で挟み込み、パッドが入っていることを極力意識させないようなものができたら良いと考えておりました。しかし上がってきたものはこんな感じのものでした。良く言えば機能は満たしております。しかし特にサイズも伝えずまずはどんなものができるかのテストだったので、これはこれで良い思い出になっております。使用感はご想像の通りかと思いますが、まず大きすぎで手のひら、手首にパッド縁取りがあたり、それが気になって仕方がありませんでした。また手首に触れる部分が蒸れて長時間の使用には耐えられない、という代物でした。パッドを挟み込むという案は縫製上の観点から難しいとのことで、この時点で違う道を模索し始めました。そこでまずは当たり前ですが正確な寸法で試作ができるよう図面を引き、パッド部にはベルト部に使用しいている2wayフレンチパイルでカバーするように設計変更しました。2wayフレンチパイルは肌触りも良く、かつ耐摩耗性にも優れる素材で私の希望とも合致しました。この素材はケア用サポーター等でも用いられる事の多い、非常に安全性の高い素材なので、こうした化学繊維へのアレルギーを持つ多くの方にも安心に着用できる素材となっております。また画像ではわかりにくいですが、この時点ではマジックテープを2ヶ所に配置しておりました。現物が届けば皆さまご理解いただけると思いますが、片一方のベルトを巻いてそのベルトが動かないようにもう一方のベルト巻くという本製品の仕様から、最初着用にコツが必要となります。試作段階ではそこに煩わしさを感じたので、マジックテープを2個使いにして、仮止め用と本固定用にしたら良いのでは?という考えで、実際この考えは合っておりました。あくまで主観となってしまいますが、着用のストレスは大幅に軽減された以外にもより良いフィット感が得られました。しかし、資金という体力のない弊社には、1型分(1種類分)の量産資金しか捻出できず、もしこの2個使いとしてしまった場合、私より手の大きい人にはまず使っていただけない(仮固定用のマジックテープの凸が直接肌に触れる人もいたため)ことと、製造コストの観点から今回は泣く泣く断念し、本製品は1個使いとする仕様決定に至りました。また、マウスの俊敏性や追随性がその全てと言っても過言ではないPCゲームプレイヤーのテスター様からはパッドが厚いとのご指摘も受けました。この辺りは好みの問題となると思うのですが、設計当初はとにかく長時間のPC作業時の手首の疲れの低減及びマウスだこ予防、あるいは既にできている方が安心してマウスをまた触れるように、という設計思考から比較的厚めにしておりました。(画像は本製品のパッド仕様ですが、当初はもっと分厚いものでした)が、私自身気がついたことですが、集中力を高めていくとその厚みが気になりだすこともあり、PCゲーマーさんたちの言うことが理解できました。ではパッドを薄くすれば良い、と考えたまでは良かったのですが、ここから難航します。何に苦労したのかというと、パッドを薄くするとその硬さが変わるということでした。説明で書こうとするとこの1行で済んでしまうのですが、これが本当に厄介でして、ある程度の硬さを持たせていないと、していないのと同じ(机と擦れている感じをまた味わうことになる)ように感じてしまうのです。パッド厚の違うものを何種類も用意し、熟考とトライを重ねひとまずこの厚さ(6mm)であれば、長時間使用する方にも集中力を要す方にも違和感なく装着してただけるのであろう、という結論に達しました。mouSmoothをご支援いただいた方の半数程度の方はおそらく装着当初硬いと感じると思いますが、しばらく装着を続けることによりパッドが手の形に沿って変形し馴染んできますので、できれば2~3週間は連続でご使用いただければ嬉しく思います。かいつまんで説明と申し上げ軽く書いたつもりでしたが、なかなかのボリュームとなってしまいました… 今回はこの辺で失礼致します。毎回ですが、ご支援いただいた皆様も今後ご支援頂く皆様も本当にありがとうございます!!■ 補足1 (活動報告)活動報告は次回(明日を予定)で最後にするつもりです。次回は製造工程の写真がメインとなります。■ 補足2 (出荷に関して)製造ロットシールも順調ですので、初回リターンご支援いただきました皆さまから、早ければ12月10日から順次出荷を開始する予定です。 もっと見る
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