▼プロジェクトをやろうと思った理由
はじめまして。橋本小百里と申します。
2年前に出産をし、現在愛媛県で子育て中です。
妊娠時に、フィンランドでは妊婦さんが国から無料でプレゼントされる育児パッケージがあることを知りました。その中には赤ちゃんのお世話に必要なグッズが一式入っています。育児パッケージと現金どちらかの選択肢がありますが、ほとんどの家庭が育児パッケージを選ぶそうです。日本には現在そのような制度はありません。
[参考]フィンランド大使館_フィンランドの子育て
HuffPost_フィンランドのイクメンたちが世界に伝えたい育児パッケージの効果
※フィンランドの育児パッケージの中身
妊娠中に、産後必要なものを全て調べて揃えるのは時間と労力が必要ですし、心配性な私は生まれるまで不安で、なかなか準備ができませんでした。最近は結婚、出産後も働く女性も増え、産休ギリギリまで働いている方も少なくないと思います。母子手帳をもらうときに自治体から配布される冊子や、雑誌、店頭にあるチラシなど、「出産準備グッズ一覧」と書かれた情報が山ほど入ってきます。
※これは実際に私が自治体から受け取った冊子のリスト。でもほんの一部で、雑誌や店頭でもらうリストにはもっとズラっと書かれた大量の項目が。。
初めての妊娠だとなおさら何を揃えたらいいかも分からず、本当に困りました。
フィンランドの育児パッケージを知った時、もっと早く知っていれば、日本にあれば欲しかったのに...と思ったことがボックスを作りたいと思ったきっかけです。
▼このプロジェクトで実現したいこと
日々忙しく出産準備がなかなかできない、初めての妊娠で何が必要か分からず不安だという妊婦さんへ、made in Japanブランドの育児パッケージを作り、”とりあえずこれがあれば大丈夫”という安心を届けたいと思っています。
出産準備には時間もお金もかかります。出産前の負担を少しでも減らし、安心して育児のスタートをきれるようにしたいです。
ゆくゆくは、自治体の子育て支援サービスや、企業の社員の方への出産祝い(福利厚生?)として導入してもらい、妊婦さんへは無料で手元に渡るようにしたいのです。なので企業や自治体に営業に行きます!
出産後最初の1ヶ月の"これがあれば大丈夫"。
産後1ヶ月経ち、1ヶ月検診が過ぎれば少しずつ外出もでき、買い物にも行けるようにるようになります。
WelcomeBabyBoxは、買い物に行けるようになるまでの赤ちゃんとの生活を支えるものです。
ただ既製品を集めた育児パッケージではなく、育児への"ワクワク感"にこだわりたいため、オリジナル商品をつくりたいと思っています。昨今の北欧ブームに負けない、日本らしいオシャレにこだわります。
すでに、フィンランドのボックスが日本からも購入できたり、amazonなどではベビーボックをを購入することができるようになっています。独自に導入している自治体もあります。
そんな中で、他のとどう違うの?やる意味は?というような声もいただきました。
それで思ったのは、ベビーボックスがたくさんあってもいいんじゃないかっていうことです。ベビー用品やベビー服にたくさんの種類があるように、ベビーボックスにもたくさんの種類があってもいい、選択肢が増えたほうが選ぶ楽しさがあると思うんです。
"安心感"とオシャレな育児パッケージで、"ワクワク"して子育てのスタートを迎えてほしい。
▼ママたちと考える
0〜2歳の子育て中のママたちにアンケートを取り、何が必要だったのか、
こんなものがあったら便利だった、という声をあつめ商品の選定をしました。
その中で、出産準備には結局お金がかかるものだから、こういったパッケージがあれば手間も省けるし欲しかったという声、実際にフィンランドから買おうと思っていたという声があがりました。
自分で好きなものを選びたいというママもいましたが、もちろん好きなものを選ぶ時間と心の余裕があればそれに越したことはないと思います!
ただ、育児パッケージがあることで”安心感”が生まれるかなと思っていて、選択肢のひとつとして日本製の育児パッケージもあるよ、という環境を用意したいと思いました。
▼ボックスの中身
フィンランドの育児パッケージは箱自体がベッドとして赤ちゃんを寝かせることができるようになっていますが、今回考えるボックスは、ベッドとしてではなくおもちゃ箱を想定しています。
ママたちに意見を聞く中で、床に置いた箱の中に赤ちゃんを寝かせるというのは日本の子育てにはちょっと合っていないかなということで、ずっと使えるおもちゃ箱です。
中身は以下の内容を考えています。
短肌着・長肌着・コンビ肌着・ツーウェイオール・おくるみ、ブランケット、紙おむつ、おしりふき、授乳クッション、哺乳瓶、哺乳瓶洗浄グッズ、粉ミルク、母乳パッド、ベビーバス、ベビーソープ、ガーゼ大、ガーゼ小、沐浴剤、ベビー綿棒、爪切り、アルコール消毒、清浄綿、ベビーローション、体温計、鼻吸い器、スタイ、靴下、ミトン、帽子、など
もう少しママたちの声をあつめて中身は詰めていきます!
▼資金の使い道
・HP製作費用
・デザイナーさんへのデザイン費用
・オリジナル商品化にかかる費用
・箱の製作費用
・在庫保管場所の費用
※ロゴやデザインなどはまだまだこれからです。
愛媛は、世界に誇る今治タオルがあり、日本一の紙の生産地です。
タオルやスタイなど大切な赤ちゃんに触れるものは今治タオルのメーカーさんに依頼します。箱も、愛媛の会社さんにお願いをします。
赤ちゃんのデリケートな肌に触れるもの。安心安全にもこだわります!
▼リターンについて
ベビーボックスの価格は5万円前後になるかなとと思っています。
50,000円以上のご支援からベビーボックスをお贈りします。
ベビーボックスはいらないよ、という方には私が実際に手にとって見てチョイスした愛媛の贈り物セットをお贈りします。
▼最後に
いつか日本も、国の制度としてこのパッケージが導入されることを夢見ています。
企業の福利厚生としてベビーボックスを導入できないのかなと考えているのですが、
なにか一緒にできそうだという企業様がいらっしゃったらご連絡いただけるとうれしいです。
最新の活動報告
もっと見るプレゼント企画
2020/07/03 14:16これから育児をスタートされる方へプレゼント企画を始めました!連日コロナウイルスの話題ばかりで妊婦さんは特に不安な日々を過ごしていることと思います。育児準備グッズにしても外でゆっくりみて買う事もできずにいる方もいらっしゃるかと思います。1名さまになりますが、最初に必要なグッズが揃ったパッケージをプレゼントしたいと思っています。周りに始めての出産を控えた妊婦さんや、これから赤ちゃんをはじめておうちに迎えるというご家族の方がいらしたらぜひ教えてあげてくださいませ!▼詳細はTwitterへhttps://twitter.com/sayurice_/status/1278561518393544704 もっと見る
プロジェクトのその後
2019/02/28 11:41ご支援いただいたみなさま。活動報告時間があいてしまってごめんなさい。https://www.welcomebabybox.com/こちらにwebサイトを公開しています。パッケージの中身には、愛媛が誇る今治タオルを使ったもの、肌着には創業100年以上のベビー肌着専門の会社さんの肌着など、すべてMade in Japanのものにこだわりました。肌着は、マジックテープのものを採用しました。また、愛媛に本社のあるオムツメーカーさん2社に、おむつのサンプルを提供いただいて、たっぷりサンプルも入ります。当初ボックスの予定でしたが、オリジナルのバッグを作成しました。数人に使っていただいていますが、バッグは入院の際やプチ旅行に使えるサイズで好評です。いつまで続けられるか分からないですが、ご支援いただいた分のお金が残っている限りは、初めて出産される妊婦さん、いろんなカタチではじめての育児をスタートされる方の、育児をスタートさせる際の準備のお手伝いができるといいなと思っています。ご支援いただいたみなさん。プロジェクトに共感していただけた今治タオルの白雲さん、大王製紙さん、ユニ・チャームさん。感謝申し上げます。 もっと見る
アンケートのお願い
2016/10/28 15:50みなさまご支援ありがとうございます。 早いものであと3日となりました。 出産準備、何が必要だったか?のアンケートを作成しました。 お子様がいらっしゃる方はぜひ、答えていただければ嬉しいです。よろしくお願いします。 ▼ウェルカムベビーボックスプロジェクトアンケートhttps://goo.gl/forms/JIVIkZDwtVuswj6O2 必要なもの全部入れると、きっともっとあるのですが(たとえばベビーカーとかチャイルドシートとか)、最小限のもので最初に必要そうなものをアンケートに入れました。 が、それだけでもかなりの項目! 改めて出産準備って大変。。 ぜひこのアンケートはパパたちにも見て欲しいと思いました。 アンケートに全部答えられるパパはどのくらいいるのでしょうか。 今回プロジェクトをはじめてから、 もっと夫に出産準備に協力してほしかった!とか、こういうプロジェクトをもっと夫に働きかけていってほしい!という声を結構もらいました。 そうか、出産準備はママに多くの負担がかかっているんだなということが分かりました。 働きながら時間も限られるなかで、はじめての妊娠出産で不安ななかで、これだけのものを調べて検討して用意する大変さ。(もちろん楽しんで揃えられるひとはそれでいいんですが^^) 私みたいに、出産準備が億劫になってしまったり、あとはつい買いすぎちゃって使わないものがあってもったいなかったってことがないように、ベビーボックスが、出産準備をサポートしてくれる選択肢として存在したらいいなあと思いました。 もっと見る
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