写真家・早見紀章が魅せられた、西表島の美しい一瞬を集めた写真展開催を実現します。
▼はじめに
初めまして!写真家の早見紀章です。私は日本の景色を心から愛する風景写真家です。普段はカメラ専門誌の執筆や企業カレンダー作成などを手がけております。2012年にはキヤノンマーケティングジャパンのカレンダーを担当いたしました。多くのプロジェクトがあるにもかかわらず、私のプロジェクトをご覧頂いた事をまず感謝します。
▼これまでの活動の紹介とプロジェクトをやろうと思った背景
西表島という島を皆さんご存知でしょうか。東京から南西に約2000km以上離れており、沖縄本島からも400km程離れております。八重山諸島の竹富町に属しており、周囲はおよそ130kmあり、沖縄県では本島に次いで第二位の面積を誇っております。更に、島の90パーセントが亜熱帯性の木々で覆われているため、現在でも道路が島の半分程しか整備されておりません。そんな野性的な島と言えます。
私がこの島を初めて訪れたのは、2012年版キヤノンカレンダーの取材地として選んだ為でした。そのときに驚いたのは、海水と淡水が混ざり合った汽水域に点在するヤエヤマヒルギの姿でした。水の上に悠然と佇む姿には、驚きと共に感動すら覚えました。植物にとって、塩害は致命的であり、塩分濃度が高い海に木が生えること自体想像したことがなかったからです。過酷な環境下でも何食わぬ顔で私を迎えてくれたマングローブに恋をした瞬間だったといえます。
西表島はダイビングスポットとしても、非常に魅力的な海域といえます。特に人気が高いスポットとして、仲ノ御神島という無人島周辺海域が挙げられます。ここは透明度が格段に高く、まるで透明なガラスの海の中を泳いでいる様な錯覚を覚えるくらいです。
また、ユツン川中流では国内屈指ともいえるほどの美しい渓谷が広がっており、初夏の頃には森のあちらこちらで、サガリバナが匂いと視覚で私たちを楽しませてくれます。
サガリバナの撮影ではカヌーを利用しました。アメンボと同じ様に低い視線になり、まるで水面をすべっている様な感覚になります。
こういった素晴らしい西表島の景色を撮影していく過程でひとつの頃に気がつきました。それは、サンゴ礁を守るには多くの費用が必要になるということです。また、マングローブの研究を進める事により、塩害に強い森林をつくることも研究されている事実を知りました。私たちは、自然を傷め続けてきましたが、自然は時に優しく、時に厳しく、私たちを育んできました。そんな自然とそれに気づかせてくれた、西表島になにか写真家としてできることはないのかと、考えた末、写真展の開催をプロジェクトとして立ち上げる決意に至りました。
そして、写真展を通して、西表島の神秘的な景色を多くの方と共有して、サンゴ礁保全やマングローブ研究、西表島の生態系の保全活動などの認知や写真集を販売した収入の一部をそういった活動に寄付する事により、大好きな西表島の為に役立てて頂きたいと考えております。
▼具体的になぜ資金が必要なのか?その資金がどう使われるのか?
目標金額の資金は全て写真展の写真出力や額装の代金として利用させていただきます。プロジェクトの目標金額は50万円ですが、今回展示させていただく写真を写真集として出版するために、目標を越えた、更なる支援が必要です。出版された写真集は芸術書として登録され、大手書店や八重山諸島のショップなどで販売されます。また、写真集に関する売上の一部はサンゴ礁保全の為に利用されます。なぜなら、サンゴ保全活動の一環として、写真集の制作にとりかかっているためです(売上の一部をサンゴ保全活動に寄付致します)。写真展の開催費用とあわせて250万円集めることができれば、写真集の発行部数を大幅に増刷することができます。増刷することによって、売上が増え、より多くの寄付を行う事が出来るからです。写真をご覧になって、西表島を守る活動にご共感していただけましたら、是非ご支援下さい。
写真集の出版費用として約200万必要になります。本の仕様は下記のとおりです。
寸法:変形A4
部数:1000部(予算に応じて増刷予定)
ページ数:全80P(4色64P・1色16P)
用紙:サテン金藤
印刷所:東京印書館
出版社:日本写真企画
言語:日本語(一部英語とのバイリンガル仕様)
寄付先:竹富町役場(環境保全に対する寄付として)
▼支援のお願いとイメージ付きでリターンの説明
今回発行する予定の写真集の表紙案です。3,000円以上のリターンに設定させていただきました。
前回出版した水をテーマにした写真集になります。私が、写真家として世に発表した処女作となります。6,000円以上のリターンに設定させていただきました。
▼最後にプロジェクトにかける思いやページを見てくれたひとへのお礼のコメント
最後までご覧頂き、本当に感謝致します。この記事を読まれた方で、西表島に興味がでてきた方は是非、今年の夏は訪れてみてください。きっと、素晴らしい自然が、あなたを出迎えてくれることでしょう。そして、島が好きになった方は、私のプロジェクトに御協賛下さい。大好きな島を守る活動を一緒に行いましょう。
また、わたしのホームページには上記以外の写真も多数ございます。写真を気に入られた方は是非遊びに来てください。
http://www.kishohayami.com/
コメント
もっと見る