サンプル本をカラーで作る事は諦め、ダミー本(白黒)でコピー紙に印刷した物で
レイアウトを確認させてくれと提案した。量産に入る前、不安を残して進めない為に頼み込んだ。前回の敗因も明確になり、彼らの信頼を取り戻し、気持ちよく仕事を進めてもらえるようにとつとめた。インドのジャッキーチェンと言われてる人の物まねをしたり、ヒンディーで単語を言ってみたり、帰る前には毎回3回社長の長ーーーい名前を唱えてみたり、笑いの絶えない現場のムードが出来上がって来た。
ダミー本の修正にこれまた時間が取られる。「できました!」と持ってこられるが、違うデータを貼付けられていたりする。。。。
すぐに修正すると言うので着いて行くと、彼らの失態が明らかになった。
この印刷会社にはPCマスターと呼ばれているデザイン関連のアプリケーションに地検の深いグラフィックデザイナーだ。
彼は私の修正データを、正確にあるべきページに貼付けてくれてることが判明した。問題は製本過程にあった。。。「Sorry sorry my fault」を何ページ分聞いた事か。
いくら正確なデータを渡しても永遠に出来上がらなかった原因が判明。
しかしこれで量産に進める〜18日も費やしてしまった。。。
量産も製本時には目を光らせて見張ります。