▼はじめにご挨拶
"構想、保温期間5年"
5年前の旅行中にパノラマ撮影をした事がきっかけでこの手法を構想しました。当時タイムラプス動画が盛り上がりを見せていて、自分自身もYouTube等で区切りの無い動画鑑賞を続けていました。地球の息吹や人々の活動風景が数分の映像作品としてアップされていて静止画→動画と言うのは止められない流れなのかなと考えていました。しかしこのパノラマ撮影により従来の写真の延長上で時間変化を包含する事ができるのではないか?そういった表現を探っていきたいと思っとります。
▼このプロジェクトで実現したいこと
・撮影手法、機材の確立(例、回転雲台に頼っちゃダメだった/被写体との距離感が近すぎた/設定高度が低すぎた等)
・複数ロケ地での撮影、技法と被写体のマッチング(例、品川/箱根/内房でそれぞれ都市の空とネオン/水と山の稜線/湾と工場灯りをテーマに)
・適正印刷の見極め(例、意外と和紙がしっくりくる/全紙サイズだと粗が目立つ/アクリルフレーム最高等)
(次回以降の検討課題)・手法を共有し一般化、最適化した機材の設計生産、コミュニティ形成(例、タイムラプス/360°cam)
▼プロジェクトをやろうと思った理由
・新しい表現方法を発見しちゃって/自分が見たいし他人に見せたいし/写真の可能性が拡がりそう/映像とは違う時間軸の持たせ方が出来る/同じ場所の違う表情が一度に見せられる/タイムラプスは素敵だけど時間を規定される/360°camは丸ごと観れるけど見方を提示できてない/写真の延長上にあり見方は写真と同じ。
▼これまでの活動
・自動撮影装置のプロトタイプ製作、テスト撮影→失敗。
・手動によるテスト撮影(時間帯別/時間単位毎/動作チェック/動的被写体)
・ロケ地、構図、時間帯のシミュレーション
▼資金の使い道とスケジュール
・機材設備に掛かる費用(レンタル/購入)
〜12/29までに準備を完了
・撮影に掛かる費用(交通費/宿泊費/人件費)
〜1/26までに撮影から選定作業までを完了
・印刷や額装に掛かる費用(梱包輸送費含む)
〜3/2までに印刷 / 額装 / 宛名書き等の出荷準備を完了
▼リターンについて
・成果物の中からコンセプトに添った写真を印刷した物をリターンのベースとしようと考えています。(例、木製フレームを使用しラムダプリントで四つ切サイズ程度で額装/パノラマフォトにてプリントしアクリルフレームで額装/パノラマポストカードに印刷ハガキとして郵送など)
▼最後に
・実験的且つ挑戦的要素を含みますが、最終的に美しいと多くの人に感じてもらえる写真を撮り皆さんと共有したと考えております。どうぞご支援よろしくお願い申し上げます。
最新の活動報告
もっと見る立ち昇る夕日
2018/12/09 21:35本日の東京の日の入りは16:27でした。日の入り直前を右から左に向かって撮影しました。日没後の時間が長く、画面左手が暗くなりすぎた為半分近くカットしています。画面の暗さを考慮するとやはりネオンが多く入る場所が撮影ポイントとして適しているようです。少々分かりづらいですがスカイツリーの左側に夕焼けが見て取れます。夕焼けの赤味が時間の経過と共に空に向かって立ち昇る様な絵になっています。これはこの撮影法の特徴の一つかもしれません。 もっと見る高所撮影をトライ
2018/12/02 00:50高所からの撮影を試したいと思い、北区は王子にある北とぴあ展望ロビーにてスタディを行って参りました。この写真も時間の経過は右から左で時間帯は午後四時から五時の夕方に掛けて。人は少なかったものの、突如現れたおじいちゃんが駅前風景をじっくりと観賞。よほど興味深かったのか下方を20分近く眺めてらっしゃいました。短時間撮影のため左側が夜景になり切らず、またおじいちゃん効果もあり不思議な写真になりました。 もっと見るパノラマ スタディ
2018/12/02 00:19スタディ画像をアップします。この写真は右から左への時間の流れでおよそ午前五時から六時半に掛けての夜明けの風景です。右手マンションの共用部にはまだ灯りがあるのに対し、左手はすっかり夜が明けた景色が見て取れます。露出が固定されるため夜が明けた左手の空は白飛びが激しくなっています。地上から10m程の高度で撮影しており近接部に移動体や遮るものが無いため撮影自体は快調に行えます。しかし被写体に華がないですね。。 もっと見る
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