2017.03.19 奈良市青少年野外活動センタとのコラボ企画として、当基金が大柳生地区で進める自然再生事業を実際に体験頂ける機会を設けました奈良市環境教育フェスタ(2017.02.12)を受けてのアンコール企画です 小学校低学年×25名、学生を中心に大人×27名が参加。自然再生サイトに突如15mを超えるバケツリレーの列が出現しました泥を堀り、バケツをリレーし、堤を積み上げ、あぜを塗り、瞬く間に約6mのあぜが完成です 参加者は全員、これが生きものたちの棲処を創るための作業の一環であり科学的な理論に基づく手段である、というレクチャーを事前に受けていますその甲斐あってか、子供たちからは「これでカエルが卵産めるようになんねん」「ドジョウもでてきたらええのになぁ」といった発言が口々に聞かれ、生きものたちのためにという動機付け、目的と手段、或は、理論と実践の関係性についての意識付けが図られているようすが伺われます加えて、土に触れる・生きものたちのために何かをするというのは、大人たちにとってもなかなか経験できない体験だったそうです
自然再生サイト(奈良-奈良-大柳生(001~026))で実施中の自然再生プロジェクトについて、奈良市青少年野外活動センタにてパネル展(常設)中です 第1弾は、自然再生にあたり実施した文献調査・実地調査・再生計画立案の内容に関するもので、計12枚のペーパにまとめ、当基金の自然再生プロジェクトの概要(上記写真が目印)と合わせ計4枚のポスタパネルで展示しています26筆の棚田の自然再生についての展示ですが、地域特性を把握する上で自然科学のみならず地誌・民俗学・博物学といった領域を交え学際的なアプローチを行っていますので、わずかながらも大柳生の歴史や風土に触れることもできます場 所 奈良市青少年野外活動センタ 1~2階間のスロープ日 程 2017.01.06より常設 9:00~17:00観 覧 無料お申込 不要(お気軽にお立ち寄りください)
2017.02.12 奈良市野外活動センターにおいて開催されました奈良市環境教育フェスタにおいて、自然再生事業を実際に体験頂ける機会を設けました小学校低学年の9名が参加。池づくりのため、スコップで少しずつ土を運びました。雪が溶け残るドロドロのコンディションで、冷たい水が靴や手袋にしみていましたが、生きものたちの棲家を創る使命に燃え懸命に取り組んでいました小さな子供たちでも、プログラム次第で、立派な自然再生フィールドワーカーですプログラム後、小さなフィールドワーカーが作業した場所には、ルリビタキらしき鳥がさっそく評価をしにやってきていました 好評につき、リクエストにお応えして、2017.03.19 アンコール開催が決定!
奈良市環境教育フェスタ(2017.02.12・於奈良市青少年野外活動センタ)において、当基金が大柳生地区で進める自然再生事業を実際に体験頂ける機会を設けます環境教育カリキュラムを提供しています 使われなくなった耕作放棄地を活用して、野生生物たちの生息地(サンクチュアリ)へ再生し、自然保護区の設置を進めている当基金では、奈良市環境教育フェスタの場をお借りして、この事業の一部分を実際に体験頂ける機会を設けます場 所:奈良市青少年野外活動センタ日 程:2017.02.12 10:00~15:00 環境教育フェスタでは一般参加公募は行われないそうですが、当基金では、自然再生・二次的自然保全・サンクチュアリ・トラスト・退避&復帰の各プロジェクトへ投下するノウハウ、及び、これらの事業を通じ蓄積される知見・実績を元に環境教育カリキュラムを開発し、教育機関・公共機関・民間企業・NPO・NGO等へ提供していますので、別途お問合せ下さい(このページからWebでお問合せ頂けます)同活動センタでは、当基金が大柳生地区で進める自然再生事業を紹介したパネル展(常設)も開催中です
2017/01/22 再生計画(環境要因配置)に基づき、フィールドワーク-基盤整備を実施しました。本基盤整備は、谷の最上流部に位置する本サイトから26筆の棚田で構成される谷まるごと自然保護区の全体を灌漑する水がめを造る重要な作業です。 詳細はこちら