建築/デザイン事務所アトリエ・トオルワダの主宰、和田徹と申します。
横浜グランモール公園で公開されているストリートファニチャー「音のカケラ」を新たに制作し、お届けいたします。
汽笛の低い音、カモメの鳴声、波が防波堤を打つ音、木の葉が風に揺られる音、公園の人々の足音、噴水が吹く音、自転車の車輪が回る音、雀の鳴き声、カップルの会話、犬の遠吠え、子供の笑い声、催しの音楽など。横浜には沢山の音が共存しています。これらの音は環境を構築する要素の一つありながら、自然に流れ過ぎて行く為、音の感受性を高めるストリートファニチャーを設け、新しい体験を提案します。
アトリエ・トオルワダはスイスと日本を拠点とし、様々なジャンルと関わり建築の新しい可能性を生み出すことを志します。建築や空間デザイン、アート、グラフィック、プロダクト、編集、教育、観光など幅広くボーダーレスに活動中。
様々なスケールで発生する音を操作することにより、普段とは違う楽しい感覚を演出します。以下、3つの形態が新しい経験となり形になります。
-延長/拡張(左側): 遠い音を捉えること、遠くに音を拡げる事に特化する。
-収集/遮断(中側): 一部のエリアの音を集める、一部のエリア以外の音を防ぐ。
-接続/貫通(右側): 表と裏の音を繋ぎ、通り抜ける音は場所を共有する。
お好きなストリートファニチャー1つを40万円で制作し、お届け致します。
社会とテクノロジーの狭間で、建築家/デザイナーの役目が曖昧になり、活動範囲が広がっています。コミュニケーションツールの発展により、場所・時間・ジャンルを問わずクリエイティブな行動を起こすことができます。ネットワークとソーシャルメディアを駆使することで、働き方や共同の形が変化します。ローカルからグローバルスケールへ、グローバルからローカルスケールを横断することで生まれるデザインとは何か。
アトリエ・トオルワダはジャンルを超えた化学反応を求め、新しいストーリーを模索すします。そして、建築/デザインの新しい可能性に挑戦します。
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